青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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軽トラ

徐々に気温が上がり普通に戻った。午前中はブラインドと照明の取り付けに行った。サラリーマン時代にはよく取り付けたが最近は少なかった。外し方も忘れ時間もかかる。照明器具も上向きで作業はしんどい。 
 
午後から図面描きと作業場で明日の建て方の打ち合わせ。小さいとは言え刻みは時間がかかる。二日あれば余裕かと思ったらまだで来ていない。束石は結局私が運んで搬入することになった。 
 
メールと電話でアフターの連絡がきた。連休明けからもう10件以上来ている。ついでに追加工事で仕事になるからこまめにやらないとならない。ただ忙しいことは忙しい。 
 
電話も頻繁で業者との連絡も増えた。業者の話でも新築は減ったがリフォーム絡みが増えている。なんだかんだでなかなか来てもらえない。となると簡単なのは私が付けるハメになる。 
 
取り付けと言っても資材搬入から終わったゴミまでトラックでないと仕事にならない。だからピックアップを手放せない。代わりの車が見つからないので軽トラにするしかない。設計屋のイメージ崩れるから嫌なのだが。


早い安い

今日も寒く雨が降る。田植えの時期ってこんな天気が続くんだよね。事務所も我が家ももちろん薪ストーブ全開。リフォームの現場から出た残材を燃やす。塗装してあったり釘が付いているがおかまいなし。 
 
図面書きは今日も続く。作業場と司法書士のところへ顔を出したっきり。事務所前の現場は明日引っ越し予定。ブラインドとかロールの取り付けが終わった。 
 
仕切り用にロールスクリーンをつけるが角のところが空いてしまう。そこまでロールでやろうとするのが無理なのだ。些細なところにこだわる方が増えて難儀することが増えた。 
 
傷にうるさいのは今に始まった事ではないが細心の注意を払っても付く。完成したところに職人が作業するのだから当たり前なのだが…。そもそも手直しが多いのは最近の傾向だ。 
 
日本人は仕上げにうるさいとは昔から言われる。モノつくりに生かせば高品質となるのだが現場仕事はそうはいかない時がある。低価格と高品質は相容れない関係だ。 
 
デフレで早い安いのは当たり前になって手抜き寸前の工事がまかり通る。当社の大工がよそへ手伝いに行くと遅いと言われる。いつもの調子で丁寧にやると遅れてしまうのだ。で、結局行くところがなくなる。


エアコン

例年田植えの時期になると気温が下がることが多い。長く続くと冷害になるがすぐ気温が上がる。今週末には元に戻りそうだ。コロナですっかり忘れていたが温暖化は着実に進んでいる。 
 
昨年末に事務所を引っ越したが展示場にはエアコンがない。薪ストーブはなんとか付けたがエアコンはコンセントも無いし工事が必要だ。サッシには網戸も付いていない。 
 
私の自宅にはまだエアコンがない。特に温暖化とか考えた訳ではないがエアコンはあまり好きでない。なのだがこの歳ではないとやっていけない。安物のエアコンをつけようと思っている。 
 
自宅は来年まで頑張るか家内と相談する。今時エアコン無しなんてと思うかもしれない。先日12年くらい前に建てた方から電話がありエアコンをつけたいが穴はどこに開けても大丈夫かと。 
 
12年もエアコン無しで頑張った訳ですが今年は降参だと。私は二階で寝ているので暑くて寝られない。一階の座敷で畳に寝るとなんとか凌げる。ただし布団が固くて背骨が痛くなる。 
 
事務所が先か自宅につけるか目下思案中だ。金を稼ぐから事務所が一番で自宅は後だろうね。仕事がたくさんあれば全部解決なのだが厳しいだろうね。


移住

やませのような冷たい雨の一日。午前中は大工と薪小屋の打ち合わせで現場へ。午後は図面書きと昨日と一緒。有線テレビの工事とか建具の調整があっただけ。 
 
日銀の青森県内の金融経済概況が発表になり先月よりさらに悪化と出た。どこまで下がるやらこれからが恐ろしい。少なくとも年内は厳しい環境が続くと思われる。リーマン越えもあるのだろうか。 
 
飲食店とか宿泊は最も厳しそうだが建設は維持と言うことだ。これだけ社会情勢が悪いのに家が建つ訳は無いと思う。業者ごとに借り入れが多いとか条件によるだろう。 
 
地方の停滞に風穴を開けそうな現象が出ている。在宅ワークが増えて都心の会社に行かなくても仕事ができるようになるかもし得ない。そのことは地方でもできると言うことになる。 
 
移住とかUターンが増えて新しい活性化の芽が出てきた。いわゆる電話によるアンケートか企業に代わって客からの要望を伝える仕事が増えている。これがもっと進んでパソコンによる業務ができると都会に住まなくてもよくなる。 
 
時代の流れはそう言う方向に向かっている。インバウンドとか風のような動きではなくテレワーキングができると安定する。5Gによる環境は大きな力になる。仕事は会社に行かなくてもできる時代が来る。


設計

昨日は午前中契約があって午後からいつもの温泉へ。道の駅に買い物に行ったら盛況とは言えないまでもそこそこの客。もちろん皆マスク着用です。肝心の温泉の方がいつもより少ない。 
 
途中これからの予定現場の前を通る。道路側から見たイメージが確認できる。震災の高速道路のインター近くで距離の割にはすぐ行ける。岩手県寄りの現場が少なくて決まれば2回目になる。自宅からは近いのに。 
 
今日は図面作成でほぼ一日中事務所。下水道の検査があったくらいで何もなく設計に集中できる。私は短期間で一気に片付けるタイプでずっと考え続ける。途中邪魔が入らなければ2,3日でできる。 
 
もちろん概略の図面になるが描き込まないだけで細部もできている。ほとんの場合は面積が大きくて予算的に厳しい。小さくするのは簡単だが設備や機能を変えないとあまり意味がない。 
 
小さい家は思ったより単価が高くて予算が膨らむ。大きい家は単価は下がるが箱が大きいので大工とか木材が入る。工期も長く大工の比率が高くなる。小さい家は設備関係が高くなる。 
 
当社の強みは国産材の活用で木の家つくりにある。材木と大工の比率が高い家だ。大黒とか曲がり梁が入る。大きな家で広い空間を自由自在に大黒柱や曲がり梁を巡らすところがミソだ。