青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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回復基調

昨日は久しぶりに温泉へ行った。県境をまたぐので遠慮していたので一月ぶりだ。早めに行ったが結構混んでいる。こんな田舎はコロナも影響なしか。 
 
リフォームの現場は今日から左官が入る。塗装も残っているので業者が狭いところで混雑する。明日は足場も外れて外部のデッキとかの工事に入る。 
 
連休後は学校も始まり通常まではいかないがだいぶ戻った。朝のラッシュは増えたし道路工事もあってあちこち渋滞する。仕事関係はかなり回復基調だと思われる。 
 
コンビニに買い物に行くとマスク無しはまだ少数派でジロリと見られる。現場はマスク無しが当たり前でついそのまま入ってしまう。スーパーなどもまだマスクがないと行けない。 
 
仕事も心なしか連休後には増えてきた。クレームも含め引き合いも出てきた。客の方が気を使って事務所ではマスクが必要かなどと聞いてくる。なんとかこのまま回復してくれるとありがたいのだが。 
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自然淘汰

リフォームの現場は塗装が外部を塗る。完成すれば足場が外れる。デッキの工事があるので早めに外したい。内部の木工事も終了し左官が漆喰を塗る。 
  
リフォームは次々と業者が入ってくる。来ないと進めないのでどうやって呼ぶか頭を捻る。ただ脅してもダメで次の仕事をチラつかせたり色々手を使う。とにかく順序があるので遅れると困る。 
 
午後から新築の希望者が来社して打ち合わせ。転勤の都合もあって早めに決めたいと。他所の業者が進まず当社に来た。所謂地元の大工さんで見積もりも設計も何も無い。あるのは自分が欲しい金額のみと言う酷さだ。 
 
地元の工務店や大工に依頼するのが激減している。対応を聞いているととても仕事をいただくと言う感覚がない。図面はもちろん見積もりもいつまでも持ってこない。 
 
自社の提案とか得意分野も何もない。ただ総金額だけを決めたがる。地元の繋がりだけで仕事が来るほど甘くない。施主は知識もあるし夢も沢山ある。これらが全て否定的と言うか無視されるようではダメだ。 
 
昨日もデザインも大手には敵わない。大手のできない部分を攻めるしかないと思うがそれもない。自然淘汰も止むを得ない。真壁の表しとか梁を露出なんてのもできないとは。 
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焚付け

昨日よりは幾分暑くなり初夏の陽気に。現場は大工が最後の内装にかかる。明日にも内部は完成する。残るは外部のデッキの張替えになる。 
 
午前中お施主様と製材所へ。薪ストーブの焚き付け用に製材の際に出る引き直しの薄い板を買いに行った。軽トラ一台ぐらいはタダだと言うことでもらってきた。2年くらいは保ちそうだと喜んでいただいた。 
 
薪はナラとか割ってストックしてある。燃やす際に焚き付けがないと着火しない。広葉樹を割って使う方が多いが面倒だし燃えにくい。杉などは燃え易いし脂分も少ない。 
 
ヒバやサワラなどは脂分があって煙突に付く。つまりの原因になるので杉が適している。欲しいと言う方は多いがなかなか手に入らない。製材所なんて廃業が相次ぎ探せない。 
 
当社のような手刻みをやるところは残材が豊富にあるので不自由しない。建てた方にたまに持っていくと喜ばれる。昔だったら製材所も多かったので風呂の焚付けとか売っていたものだ。 
 


薪小屋

昨日と変わって少し肌寒い朝となった。薪ストーブに点火して準備する。リフォームの現場は大工と塗装とクロス屋、電気とゴチャゴチャ。明日も大工が内部仕上げに精を出す。 
 
午前中にフラットの適合証明の完了検査があった。ものの15分ほどで終了、その後旧知の担当者とよもやま噺。フラットの適合証明で30万円のエコポイントがもらえる。 
 
消費税上げの影響をこれでカバーする予定だった。よもやコロナ騒動が続くとは思わない。全く先の見通しが立たずどうしようかと按配している。消費税は5%に戻すとか色々あるようだ。 
 
10年ほど前に建てた方から薪小屋の見積もりをいただいた。何でも仕事が欲しい時だけに正直ホッとした。大した金額ではなくとも仕事が来るのは嬉しい。特に大工が仕事探しで苦労しそうだからだ。 
 
新築後も色々なリフォームを計画している。見逃さないように積極的にアフターしないとならない。建てた方からのクレーム絡みのアフターは次の仕事につながる。 
 
コロナの騒ぎが無くてもリフォームの時代は来ただろう。流れが少し早くなった気がする。リフォームとかアフターの時代に入った。更地に新築は減り続けるから生き残る方法はこれしかない。


底入れ

昨日に続き今日も現場。内装の工事に大工が腰板と天井に羽目板を貼る。柱型をつけて漆喰を塗る予定なので少し和風っぽくする。事務所だったところなので大壁になっているが真壁風に直す。 
 
やっとと言うか地方では収まりかけて来たのか学校なども再開する。少なくとも地方では少し過剰な気がしていた。全面的な解除はまだ先だろうが気分的にもホッとする部分もある。 
 
本格的な回復にはまだ時間がかかるが少なくとも底を打った気がする。問題はこれからどうやって会社を立て直すかだ。昨年の消費税上げ以来低調で少し回復基調かと思ったところにコロナ騒ぎだった。 
 
今年に入ってからめぼしい仕事の引き合いはない。と言うことはこれからお盆にかけて売り上げがなくなると言うことだ。当社のような請負は波があって完工時に一気に売り上げを立てる。 
 
だから3月以降のコロナだけでの低調ではないかもしれない。今後8月ごろにかけ受注がなくなればコロナとの関係も出てくる。コロナ大恐慌で厳しさは建設業は小さいと予測されている。 
 
建設業は大手のゼネコンから住宅の工務店まで範囲が広い。官公庁相手のゼネコンはあまり影響は無いかもしれない。しかし住宅のみの零細はもろに受けている。受注してから半年後に売り上げが立つので毎月の減少と言う言い方は当たらない。IMG_1328