青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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機能より仕上げ

今日は晴れて気持ちが良い一日。現場のゴミも片付き周囲が綺麗になりほぼ完成。内部は階段の作り直しと電気配線をやる。今週中でクロス張りが終了し来週から左官が来る。 
 
今回はいつもの漆喰ではなくビニールクロスだ。漆喰のようなクロスなのでいつもの木の家になった。階段と作り付け収納がナラの集成材でキッチンが杉の格子になる。 
 
まあこの辺が当社らしいと言えばそうなる。今までは大壁でクロス張りなんて考えたことがなかった。やってみるとなかなかの雰囲気になる。もっとも長く使うと匂いとか湿気がどうなるかだ。 
 
次はリフォームをやるのだが漆喰とクロスの両方の仕上げになっている。お施主様はタバコを吸うのもあってビニールクロスは汚れて気に入らない。不思議なことに漆喰の方が汚れが目立たない。 
 
漆喰は吸収作用があるからタバコには弱いと思っていた。黄ばむと思い込んでいた。自宅も漆喰とクロスの部屋がある。汚れ具合は漆喰の方が綺麗だ。 
 
だから今度は漆喰仕上げにとなった。当社が建てて21年経過し漆喰の良さがわかったと言うことだ。本当は真壁で漆喰と言うのが一番良いのだろうが金がかかる。仕上げよりも機能に重点を置く傾向があるがどんなもんだか。


大壁の家

昨夜は遅くなり朝書いている。新築の仕上げとリフォームが重なり忙しい。業者と打ち合わせが続き工期に合わせて催促する。今週と来週で工事はあらかた終わる。 
 
完了の手続きとか登記、フラットの検査、エコポイントの書類…..一気に片付ける。リフォームが重なると連休休みもあるので仕事が増えるわけだ。連休という雰囲気ではないが。
 
今回は施主が若いのもあって普段と違う仕上がりとなっている。木がふんだんに使われたり漆喰とか無垢の建具などがない。その代わり大壁で建具なども真っ白になる。 
 
柱梁や大きな巾木とか廻り縁がなくフローリングと羽目板以外は真っ白になる。アクセントとなるキッチンや階段ぐらいしか無垢はない。まあ今風の家ってところです。 
 
建具などの作りもフラッシュと言ってベニアを貼り合わせて作ります。今までだと杉の無垢材を框に組むのが普通でしたからね。色々勉強にはなります。IMG_1282


辛抱

今日からクロス工事、電気工事が入る。基礎の仕上げも完了し内部を残すだけ。仕上げ工事も今週はクロス、タイルと続く。それが終われば器具付けとなる。 
 
2,3週間前に比べ業者も忙しいと言うところが減った。さすがにこの状況だとやむを得ないだろう。こちらだって来月以降はどうなるかわからない。当分はこの状態が続くと思われる。 
 
大手に比べ資金力の劣る中小は何ヶ月も持たないだろう。人を減らし不要不急なものは購入しない。住宅会社も土地で見つける商法のところは支払いで苦労する。建売も売れないだろうし。 
 
もっとも支払い猶予や色々な手はありそうだ。だからと言って利子が免除と言うだけだから借り入れは残る。回復できるかどうかわからないのに借金は厳しい。 
 
暗い話になってしまうがここはジッと辛抱しかないだろう。資金不足になるだけだから余計な広告などはできない。今までお世話になった方のところを訪問するとかない。アフターがらみの仕事が増えるだろうけど。


年金

今日は土工と給排水。洗面の取り付けと外部の土留め。基礎の時にできなかった部分を施行する。来週はクロス張りを予定している。それが終われば床タイルになる。 
 
リフォームを月末予定していたがメーカーの都合で来月以降になりそうだ。新築が今月中の予定なので終わってすぐになる。大工たちはその間仕事なしで他所へ行こうにもアテもなし。 
 
コロナの騒ぎは年金暮らしの高齢者より現役世代の負担が大きい。仕事も減り給料も無くなる可能性が高いのは現役世代だろう。年金暮らしは病気のリスクがあるだけで年金が減るわけではない。 
 
若者が自宅待機に非協力的なのはこの辺の事情があるかもしれない。働きもしない高齢者が収入があまり変化しないのに自分達だけ減る。単純な事情だけではないにしてもどこか割り切れないものがあるのだろう。 
 
そんな込み入った話ではないだろうが気持ちは割り切れない。言われてみるとそう言う話になってしまう。年金世帯よりは子育て世帯に厚く給付金をあげるのがスジだろう。 
 
我が家は私たち夫婦は年金が出るが息子夫婦は仕事も減り苦しくなる。年金とか公務員とか安定している職業の有利さが際立った出来事の様だ。安い国民年金でももらえるのはありがたい。


変化

連日コロナコロナでテレビはどこも同じになった。これほど国民を一つの方向に統制するのは記憶がない。戦時下(生まれてなかったが)もこんな感じだったのか。 
 
経済に与える影響は今の時点で計り知れないものがある。当社もこれからどうなるのかさっぱり読めない。電話もメールも全く音沙汰なし。多分あと2,3ヶ月は続くのだろう。 
 
医療や介護などの業界は経験したことがない事態になることだろう。もしかして今の時点ではまだ良い方なのかもしれない。今後どうなるか、仕事は、生活するための金は…考えても答えが出ない。 
 
確かなのはかなりの不況になるだろうと言うことだ。V字回復なんて夢物語になるかもしれない。年内は相当厳しい状況が続きそうだ。何となく都会に出た若者は厳しさを思い知ることになる。 
 
地峡温暖化とかマネー最優先の仕事が増えて基本的な健康な生活を忘れていた。それを思い出すキッカケになるかもしれない。何のために仕事をして社会と関わりを持つのかとか考え直すのだ。 
 
温暖化に米国と中国が熱意がない。米中戦争と言ったって排出量が一位と二位の争いに過ぎない。中国から発生し米国が一番患者数が多い。何を意味しているのだろう。今年は地球の反省の年になるかもしれない。
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