青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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コロナ

今朝も朝から雨。屋根の工事が遅れて今日も出来じまい。午後から晴れた来たので明日は良さそうだ。今月からワンコの散歩を再開予定だったが出鼻をくじかれた。 
 
今日から学校が休みで孫も児童館へ出かけた。家内が京都から帰ってきたばかりで孫には2週間来るなと言ってある。きっちりと約束を守ってこちらに来ない。手ぐすね引いて待っているのだが。 
 
孫だけでなく今回の騒ぎが深刻だ。建材関係も遅れ気味だしメーカーの春の販促行事は全てなし。消費税上げ後の不景気を吹っ飛ばそうとしているのに困ったものだ。こんな時にリフォームや新築を計画するだろうか。 
 
日本経済に与える影響は深刻以上のものがある。直接間接に商売に与える影響は大きい。心理的にもジッと堪える時期だろう。下手にあちこち訪問しても嫌がられるだけだ。 
 
建築士は3年に一回の定期講習が義務付けられる。今月予定していたが5月に延期になった。日建学院でビデオ講習を一日受けるのだけだがこんなのにも影響がある。 
 
こう言う時は既存客のアフターとか訪問に精を出すしかない。新規を狙ったって厳しいだろう。現場の職人たちは今のところ影響はない。稼がなくてはならないのだから当たり前か。


朝から晩まで雨。現場は板金の加工品の搬入、給排水、そして大工。6台駐車で事務所は満員。公園もお向かいと道路工事で溢れている。こんなに賑やかなのは初めてだ。 
 
向かいの庭木の搬出も終わり残りの木は伐採している。足場が弱いので入れた砕石も除去し2,3日で終わる。あれほどこだわって作った庭が綺麗に消えてしまった。 
 
価値のある木は根巻きをして搬出した。宅地の後ろにも庭があってそちらも片付いたことだろう。趣味とかこだわりは本人以外はあまり価値がない。庭は特に欲しくても持っていくのも金が掛かる。 
 
家も似たようなもので凝って建てても好みでなければそれまでだ。当社は古民家風とかこだわる方が多い方だ。住宅会社に依頼する方には全く無駄な家なのだろう。 
 
プリンタの既成建具とビニールクロスが普通と思う方だ。漆喰とか無垢の無節の柱とかトンと興味が無い方が普通だろう。好みは全く個人的なことで良し悪しの問題では無い。 
 
向かいの庭も売却時には庭木込みで買う方を探していると言うことだった。それが難しかったのか更地にして分けて便乗されるだろう。そして住宅会社の家が建つことだろう。亡くなった前の地主は泣いているだろうか。


駐車場

天気も良く材料も揃って現場は進む。午前午後と打ち合わせやら地産地消の本の三上氏来社と忙しい。薪ストーブも午後からは要らないほどで暖かくなる。 
 
資材の在庫で事務所の駐車場に車を置けない。隣の公園の駐車場に置いている。朝晩は一時的に停める方が結構多い。5台鹿停められないので満員になることも多い。 
 
周辺で工事中が3箇所あって当社とお向かいの庭と道路工事がある。現場作業員は停めないから交通誘導員の車がいつも2台停める。残りは3台で私が停めると後2台。 
 
子供の送り迎えとか土日には散歩の車が来る。なので今日は私は事務所の隅に停めた。交番のパトカーが月に何度かパトロールに来る。停めっぱなしの車があって町内会で揉めた。 
 
それ以来パトカーが定期的に廻って来る。毎日だと問題になることもある。材料が減って空きが出たので事務所に停めた。公園の駐車場には長時間の駐車はご遠慮くださいとある。 
 
ここに27年いるが工事中がこんなに重なるのは例がない。静かな住宅街なのに新しい家が建ったり工事が増えた。交通量も増えて少なくとも道路沿いは変わりつつある。当社も古い事務所が新しくなる訳だ。


開口

今日もまた朝一面の雪。屋根の雪を下ろして板金の工事。大工は下地と金物の取り付け。窓の位置を指定して窓まぐさを取り付ける。この時にきちんと指定しないと後では変更できない。

最近は窓の位置が変形なのが多い。外観重視で水平を合わせるか内部からの位置を優先するか。エアコンとか家具の位置に重要な影響があるのでサッシ位置はキッチリと指定する。   

サッシとか建具をこだわる傾向が多くなった。外部からは覗きこまれたくないと閉じてしまうのもある。まるで要塞だね。大きな開口も流行りだが外部からも丸見えだ。   

取り付ける位置で外部から見えなくて内部を明るくする。高さが重要だが開け閉てが不便とか掃除しにくいとかある。夏は直射日光が入らなくて冬に入るように設計したことがある。掃除ができないと文句を言われた。   

開口は家のデザインに重要な要素になった。一昔前は外壁に凝ったり屋根を立派にしたりした。今は大きな開口で開放感たっぷりで外部から見えなくする。高いところにつけるのが多いが手が届かない。   

デザインと使い勝手は相反する例が多い。どちらを優先するかで印象が変わる。当社ではそれにプラスして素材にこだわっている。なんでも良いと言う訳にはいかない。


資材発注

朝起きると雪が降って真っ白。上棟したものの屋根ができていない現場が気になります。晴れたり降ったりの天気の中を屋根を完成。すにもフェルトを貼って雨の心配は無し。 
 
今日から大工が3人になっていつものペースに戻る。屋根が済むと内部の間柱を立て壁下地を作ります。OSBと呼ばれる合板を貼って断熱材、通気下地、外壁の板と進んで行きます。 
 
来週初めにはサッシも搬入され外部工事のピッチが上がる。とにかく構造が完成するまでが資材発注が重要だ。足りないと大急ぎであちこちから集めないといけない。 
 
ホームセンターが資材を置くようになってすごく助かる。大量なら建材店だが少量なら在庫がある方から買う。構造用金物と合板類はメーカーの指定はない。 
 
外部が塞がるまではあれこれと材料買いに走り回る。余裕を持って注文すればと大工は言うが余ったものを管理するのも大変だ。もちろんロスになる確率も高いし。 
 
慣れてくると合板類も断熱材も必要数ピッタシで注文できる。結構快感なのですこれが。100枚以上合板類を切ったりするロスも見て注文できるには年季がいるのです。 
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