青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

0178-25-6020

今まで書いた職人のほかにもまだまだ現場には集まってくる。基礎工事の前に地盤調査をして基礎を検討する。
その際に弱いと判定されたら改良工事をする。住宅では概ねパイル打設か地盤そのものを固める改良がある。パイルはコンクリート製か鋼製になる。
地盤を改良するには土を全部入れ替えるかセメントを土にを混ぜるかがある。混ぜ方もポイントを決めて60センチの柱状に穴を掘って混ぜたり、全体を満遍なく攪拌する方法がある。
業者ごとに売りがあって一長一短で競争があって価格が大分下がった。データをよく検討して現場に合わせて施工する。

上棟が近くなったら先行足場を掛ける。これも昔は労働基準法違反の大工の足場が多かった。今でも自分の足場を持っているのがいる。
掛けるためには主任者の資格が必要でそれ以外はできない。他にも組み立て主任者、クレーン操作時には玉掛けと色々現場は資格が要る。労災関係が多くて当社はクレーンと玉掛け、組み立て主任者は皆取得している。
足場は外部工事の終了で外される。足場は少ない人数でも可能だが競争によって集約化が進み大手になった。足場リース業は回転が命だから早くバラしたがる。当社は手間暇を掛けるので時間が掛かりいつも急かされる。CIMG3384

大工たちがいる間は道具屋と言う商売が現場へ来る。工具を買ったり修理したりビスなど細かい部材を買ったりする。
原則として現場配達なので大した金額でなくても持ってくる。職人は買いに行く時間もないし道具にはウルサイ。些細なことでも修理や値引きを細かく要求する。
壊れると仕事にならないのですぐ修理しないといけない。安さよりアフターが良いところが好まれる。大工仕事の変化は道具屋の売り上げにも影響がある。

当社には無縁そうな仕事がクロス貼り職人。昔は表具屋が多かったが今は独立した職人が全盛で増えた。
ここ20年ほどは仕事量も限界に達したか職人も減っている。かっては若い職人が多かったが40代が増えた。床工事や和紙を貼ったり襖もできる。
競争の激化で価格が下がり丁寧さが少しなくなった。今後も増える見込みもなくカーテンなどインテリア関係に力を入れている。大した道具も要らず軽のワンボックスがあればできる。CIMG1187

オール電気が増えて灯油やガスによる暖房が減った。パネル暖房や床暖房などをやる暖房屋がある。熱源は変わっても施工そのものは同じだ。
ポンプとかサーモスタットとか電気の知識が必要だ。電気工事のように年々進歩して勉強が必要だ。
暖房はアフターが多い職種で夜中に暖房が故障したりする。機敏な対応ができないと困ってしまう。10年とか長いスパンで修理の依頼が来るので業者に辞めらると困る。親子とか二人くらいで規模が小さいところが多い。

4,5年前から増えているのが薪ストーブ屋だ。東日本大震災以降電気を使わない暖房として見直された。高断熱が普及してストーブ一台で家中温めるのが増えた。
輸入物の鋳物ストーブが主流で国産の鋼板ストーブもある。薪ストーブは煙突の出来不出来で大きく左右される。本体の値段よりも煙突工事が高い。
設計段階で業者と綿密な打ち合わせが必要で煙突の位置と長さ、屋外の高さが重要だ。煙突の材料も輸入物が多く断熱煙突を使うのが普通だ。DSC_4730