青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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今朝は冷え込んでウッスラと棉のような雪が積もった。最低気温がマイナスの5度以下になるとの予報だった。挙句に雪が降り出して来た。大工たちは外は諦めて内部造作に入る。 
 
午前中はお施主様も現場へいらして細々と説明をしたり変更をしたり。現場は毎日のように様々な決め事が出てくる。監督が適当に判断して進める。たまにお施主様に説明をすると意外な好みがあったりする。例えば床下点検口、業者が出入りしやすい位置に付けると反対される。 
 
施主様の見る目とこちらでは概ね違ってくる。その辺の感覚がズレると後で不満が溜まって大ごとになる。この頃多い神経質な客だと全てが微妙に違ってくる。そこをどうやって満足させるかが監督及び設計者の仕事だ。 
 
仕上がり感覚もズレるなんてのはよくある。こちらは外壁は節のあっても塗装でごまかせると思い気にしない。塗装後のことを言ってもすんなり納得してもらえるとは限らない。 
 
自然のそのものの手刻みの家は赤身と白太の違いすらも問題にされる。節の有無だけでも大変なのにだ。フローリングも作るものは素材の目がそのまま出る。そこを魅力と思わない方にはただの不良品になる。工業化された家つくりは仕上げ材も印刷されたものと同様のチェックがされる。 
 
自然素材の家とか古民家風は写真や展示場のイメージだけが印象に残る。実際に建てると勝手口もあれば裏側の外壁もある。そう言ったところまで完璧な仕上げをイメージする方が普通になった。工業化製品のように均一でないものは不良品という考え方だ。 
 
手つくりとか自然を生かした家つくりとは言うがあくまでイメージや思い込みという可能性がある。事前によく説明しないと意外な評価が待っていて交換してほしいとなる。建材の家では裏表のある仕上げ材はなくて品番が同じであれば使用箇所に限らず皆同じだ。 
 
板張りなどだと節のない赤身の部分を玄関に節ありや白太は裏側に使う。それが当たり前と思うのはどうやら私だけのようでよく説明しないとトラブルになる。割れる確率の高い曲がりを使うより集成材の梁現しの方があとでクレームがこない。こんな仕事なんてしたくはないが世の趨勢がそうなって来たCIMG5745