青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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日中も氷点下の寒い一日。道路も凍り雪も降って渋滞が続く。現場へ行くのにも時間がかかる。午前中はメーカーへカタログを取りに行ったり支払いの振り込み。伝票整理や図面、業者との打ち合わせ。午後から現場で今日は二階フローリングと下地の取り付け。息子は階段に精を出す。 
 
外部の工事が寒くてできないので内部の工事が進む。明日で二階床が終わり一階は下地もつけた。今度は一階の床と二階の下地になる。一階の床は複雑で時間がかかる。二階は天井が水平でないので下地も複雑だ。これからの方が時間がかかる。 
 
下地はボードを張るためのもので縦横に材木を入れる。その上に石膏ボードを張るのだが下地ができていればすぐできる。巾木はボードの上にでなく別に材木を入れてボードを差し込む。複雑だがボード上につける場合と違い床との隙間が開かない。CIMG5782こういう小さなところに手間と材木を使う。ボードの上に張るタイプだと建材もあるし薄い板でもできる。しかし差し込むとなれば厚さが45ミリで高さも100ミリはある。溝をつけてボードを差し込む。 
 
二階天井現しと巾木のセットは当社の定番だ。リフォーム以外はほぼこのスタイルでやる。使う材木は無節の柾目を使う。床は今回は赤松なので杉に比べ色も違うし印象もだいぶ違う。もちろん硬さも違うので耐久性もある。 
 
さらに今回は腰板も多く使う予定だ。さらに重厚感が出てきの雰囲気が漂う。腰板は栗のフローリング用を転用する。腰板は目透かしのような隙間があれば下の巾木のところにゴミが溜まりやすい。嫌う方もいてフローリングのような目地がないタイプが使われる。見た目の違いもあるから好き好きだろう。CIMG5778