青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

朝から砕石敷き均しの現場へ行く。昨日のうちに草刈機で刈っておいた。事務所から近いのでゆっくり行ったらもう職人が始めている。刈った草をトラックに積み込みシートを敷いて砕石を撒く。

50m巻きを使い切って駐車場部分は残す。厚さ5センチくらいに敷いて2トンで2台で間に合う。植樹を残し昨年作ったデッキの周りを覆う。草ぼうぼうだったのが見違えるように綺麗になった。

施主は障害者で歩行が困難なので玄関を通らず外に出たい。そこは良かったのだが周囲の植樹もあって草が生える。その点をよくわかっていなかった。やはり最初から敷くべきだった。

もちろん自分で刈れる筈もなく考慮するべきだった。今後もこういった仕事もあるのだから参考になった。幸か不幸か以前よりだいぶデザイン的にも良くなったのがせめてもの救いだが。

工事した業者は左官屋だがリフォームの現場もやることになっている。今週末から予定している。漆喰と玄関タイルをやる。仕上がり時期に大きく影響するので頑張ってもらわないと。

左官屋とは長い付き合いで20年にはなる。先代の社長から息子へ変わり左官職人も減った。漆喰ができるのは一人であとは手伝い程度になる。しかも皆60代とくる。肝心の息子は左官が出来ないと来ればなお心配だ。

私は家は大工と左官と建具屋がいれば良いという考えだ。少し極端な言い方だが重要だという意味だ。大工は息子だし建具屋も息子が継いでいる。ところが左官だけは継いでいるのだが左官職人ではない。

少し不満が有るのだがよそのことまで口出し出来ない。左官は何社か付き合いがあるが何処も似た様な状況だ。職人が引退したらどうなるか心配なのだ。いくら私が漆喰の仕事を探してもそれだけで食える量ではない。ただ心配するよりないのが歯がゆいことだ。CIMG6427