青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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今日は朝から暑い。現場へ顔を出し夕方ゴミ片付けをする。床屋へ行って昼に自宅へ戻る。解体の現場へ下調べに行く。電気と水道の切り離しが必要だ。打ち合わせで来週後半からゴミ片付けから入る。 
 
リフォームの現場は今日も大工が残りをやっている。細かいところが多くなかなか進まない。週末には左官とクロスはりを入れる予定だ。とにかく大工が片付けてもらわないとならない。材料や機械がまだ置いてある。 
 
電動工具の普及は現場の作業効率を上げた。その代わり道具代と置く場所が大変だ。建材だけの家だと工具は限られる。カンナなどはほとんど必要ない。建具枠とか全て電ドルだけで取り付けする。 
 
現場は道具置き場ではないから使うたびに持って来ればいい。なのだが残った部分でまた使うとなると置いておきたくなる。そうやって工具とそれに使う釘、針がドンと置かれる。掃除もできないし第一触るとえらい怒られる。 
 
大手の現場だと有無を言わせずに現場は管理されている。その日に使うものだけ持ち込む。あとで使うものはまた持って来ればいい。大工がきちんと管理されていない現場ではその辺が甘い。次の業者を入れる予定すらたたない。 
 
手作りの家はある意味では職人中心に動いて行く。一つの職種が終わらないと次が入れない。順序があるからでしかも他業種が邪魔するとできないのが多い。いわゆる工程とか工期を読みにくい職種が幅を利かす。 
 
効率よく動かしたいのだがそう言うのに馴染まない職人が手作りが得意だ。建材で効率よく早い仕事が嫌いだと言うのばかりだ。現場管理としてはそんなことは言ってられないが端折れとは言いにくい。きちんとした仕事が売りなのでやるべきことはきちんと手順を踏んで一つ一つやるしかない。 
 
たまに腹が立って職人にきつく言うことがある。次からはあっという間に雑な仕事になってしまう。お施主様には言いにくいことだが工期が遅れ気味なのと掃除が行き届かないところはある。仕上がりで見て欲しいと思っているが契約違反だと怒られることもある。