青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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昨夜は遅くまで打ち合わせがあって今朝は遅く起きた。勤めに出なくなった家内は毎晩趣味に明け暮れ遅寝をする。だから早起きできなくて起こしてくれることはない。で、ワンコの散歩はお預け。 
 
現場が始まって資材の発注や業者との打ち合わせが頻繁になる。時間に縛られて一日がすぐ過ぎる。合間に図面を描いたり書類を書き続ける。途切れ途切れになってたまに間違いも出る。 
 
設計作業より資材や業者の発注が難しい。前の工程が間に合うかどうかわからないのに次々と発注するからだ。前が押して来ると業者が入れないのに資材が届く。広い現場だと何とかなるが狭いと悲劇だ。 
 
結局隣近所とか拝み倒して置かせてもらうしかない。駐車もあってお隣には迷惑をかけるので言いにくい。現場監督はある程度図々しくないとできない。何より職人とのコミュニケーションが大事で仕事の本音を聞ける。 
 
職人不足のご時世で親方はあちこちの現場を掛け持っている。だから現場を抜けることが多くなる。抜けられると困るのでよその現場のことを聞いておきたい。親方は注文をとる人なので駆け引きする。 
 
どのくらいの遅れになるか本音を聞きたいがなかなか言わない。工期があって正確に知りたいのだがはっきりしない。職人は正直者が多いからすぐわかる。こうやって次の職人を手配したり資材を入れる。 
 
在庫圧縮でメーカーは受注生産になり納期が2週間以上かかる。ヘマをすると貴重な職人たちを遊ばせることになる。これを繰り返すと信用がなくなり業者がすぐに来なくなる。来ないと次の職人も遊ばせることになって信用をなくして……現場崩壊になる。 
 
職人不足は現場管理に大きな影響を与える。常にコミュニケーションが必要で正確な発注をしないとならない。住宅会社のように数をこなすところは大変だろうと思う。職人探しが大事な仕事になっていつも探している。だから現場は増やせばいい訳ではない。