青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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V字回復で暖かく春の陽気。漆喰の左官業者も快調に進む。大工はPBボードを終わって造作や腰板張りになる。現場のゴミを一旦片付けてから作業開始。 
 
作り付けの下駄箱とかキッチンは毎回のことで大工はすっかり慣れた。杉を交互に貼り合わせたJパネルを使う。無垢材を使うと反ってしまうのでパネルを使う。 
 
建材ではランバー材があって集成材の表面にシナベニアを貼ったものだ。安いし狂いも少なく普及している。国産の杉が大量に出るようになり集成材とかパネルの加工が進んできた。 
 
薄く何枚も重ねて角材や梁をつくるのもある。重ねると言うことはノリでくっつけるわけだ。持った感じも木材と言うよりは工業製品そのものでかなり重い。 
 
将来的にこう言ったものでプレカットして組み立てるのが主流になるかもしれない。木材と言うより鉄骨構造のような建物になるだろう。燃えにくいとか強度があるとかメリットはあるが木造と言うには違和感がある。 
 
今後も木造もちろん無垢材のことですが需要はありと思う。木の家はやはり無垢で柱現しでなければならない。材料も職人もかなり難しくなりそうだ。