青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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朝から雨が降り出し日中雪に変わる。気温は比較的高めだが道路はぐちゃぐちゃで渋滞する。現場は確定申告で大工が休んで一人。最後の追い込みなので少し痛いですが。 
 
先月まで応援に来ていた大工がよその住宅会社に入っている。大工や基礎屋が追いつかなくて現場が遅れ気味とか。ここ何年かで注文住宅の受注そのものが変わりそうだ。職人不足にどう対応するかだ。 
 
昔から買い手である施主が強くて業者は単価が厳しい場合でも受注した。受注に価値があって取りさえすればどう何かなるもだからだ。単価は取ってから業者と相談して決めるみたいなところがあった。 
 
今では儲からない現場は無理に受注しない傾向が出て来た。すぐ着工できないし契約すらもできない。面倒なものとか自社が不得意なものは受注しない。無理に競争してまで取らない傾向がある。 
 
当社は新聞広告をしているが土日の見学会の広告が減っている。新たに見つけなくても現場は十分にあると言うことだろうか。自社の強みを生かして得意な分野だけの仕事をする。 
 
新聞で見学会の広告を打つと結構人が集まる。予約制にすればぐんと減るが無差別に集めると相手できない場合が増えてくる。ただ見せるだけでは受注につながらない。話をしながら客を値踏みする。言い方に問題があればじっくりと調査する。 
 
逆に施主側もネットを中心に情報集めが楽になって業者を値踏みする。本当に自分の希望する家を建ててくれるか十分に調査する。その場合にHPの印象が最初のとっかかりになる。どちらにしても情報化社会は相手の値踏みが複雑で勉強が必要になる。