青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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早起きをして散歩、すぐ薪ストーブの着火。日中は晴れて暖かいが夕方から雪。また一面真っ白になり冬に逆戻り。午後からフラットの中間検査。クレームの現場へ行って戻るともう暗くなる。 
 
現場は大工が外部の断熱材を貼り付けるのと気密テープで塞ぐ。この後は板張りの下地をつけて貼っていく。通気工法なので下地材には穴が開いている。室内の湿った空気が外部と触れると結露するのでその空気を逃す工法だ。 
 
今回も外断熱なのでウレタンボードを全面に貼る。継ぎ目の隙間にはテープで目張りをする。ほぼ完璧に外部と遮断できる。室内の空気も外部の水もシャットアウト出来るわけだ。 
 
最近増えたやり方だがウレタンボードが高価なのが欠点だ。グラスウール等を柱間に充填するやり方が今でも多い。コスト面では有利だが完全な気密を取るのが難しい。 
 
多少コストが掛かっても外断熱の方が優れている。今では更に吹き付けのウレタンなどの工法もある。室内を全部ウレタンで密封するから何となく息苦しく感じる。 
 
リフォームなどの時は面倒な気がする。発泡ウレタンに囲まれて暮らすのが少々気持ち悪い気がする。まあ好みだから良し悪しは言えないが健康にも問題があると思う。