青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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コロナ

朝からスカッと晴れない。気温が低くてそれは良いのだが。午後からの打ち合わせに備え図面作成。夕方までかかってうちあわ絵を終えブログを書いて終わり。 
 
コロナの後の回復基調が鮮明になり今年後半の景気が良さそうだ。とは言っても都会の話だ。地方が回復するにはかなりの時間がかかる。飲食業は早そうだが宿泊関係はまだ先になりそうだ。 
 
小売もスーパーとかコンビニはまだ良いとしてデパートとか一部の小売は相当ひどい。地元のデパートは昨年売却されてリニューアルの予定がすっかり延期になってそのままだ。ホテルも売却先が耐震補強を済ませてオープン寸前でコロナにあたった。 
 
地元はあまり影響がないがJRや航空会社はほぼ壊滅状態だろう。もっともこちらはV字回復となるだろうが。内部留保で何とかなる大企業に比べ地方の零細は相当な打撃だ。 
 
移動の制限や在宅ワークでスタンドも苦しい。車そのものも売れない。葬儀も簡略化が進んでこのまま大きな葬儀場が必要なくなるかもしれない。影響を受けた分野が広く一気に回復できるかどうか。 
 
その中で建設業界は住宅以外はそれなりに仕事はある。職人不足が多少緩和されて順調なところもある。住宅は新築は大きく減少したがリフォームは堅調だ。日本人は潔癖症が多いので中古よりは新築が好まれる。だからいつかは回復すると思う。


国産材

今日は朝から胃の検査で病院へ。午前中かかって胃カメラを飲み診断してもらった。何も無し。昨日から食事制限で昼に一気に食べたら調子が悪くなった。口の中から食道にかけ麻酔薬を飲んだので痺れる。
 
午後から新しいリフォームの見積もり作成。その後製材所へ。次の現場用に在庫分を修正曳きをするのだが次の在庫を補充する。杉の丸太が値が下がり買う方には都合がいい。 
 
コロナの影響で住宅用の集成材の生産が落ち込んだ。冬に伐った丸太が在庫で溜まっている。例年今頃の時期は出荷が最盛期なのだが今年は全く出ない。外材の集成材に代わり国産化が進んだのだが需要に左右される。 
 
丸太は生ものなので外に放置しておけない。冬に伐るのは含水率が低いので良いのだが春まで土場に置かないとならない。掃けてしまえばまた伐ることができるが売れ残ると場所もだが劣化する。 
 
県内の在庫分の三分の一ほどを大手の住宅会社の工場に引き取ってもらう。地場の製材所などはほぼ在庫無し状態だから引き取れない。地元の住宅会社は集成材以外は使わない。製材所が在庫したり挽いても売れない。 
 
地元材を使ってなんて掛け声だけで実際は誰も使わない。山は伐採期を迎えた杉が溢れているが伐っても誰も買ってくれない。大手の住宅会社直営の集成材工場になんとかしてもらう体たらくだ。みんなで国産材で家を建ててくれないかね。


マスク

雨は降らないのに気温が上がらない。昼でも風に当たると少し寒い。事務所も窓を開ければエアコンなしでも涼しい。最終の図面を完成させるためにスパートかけている。 
 
もうコロナ無しでマスクもない生活に戻るには無いかもしれない。ワクチンが開発されて量産されると変わる。まだ発表はされていないが年内に目処がつかないとオリンピックも危ない。 
 
コロナは体調が悪くなくても感染している場合がある。知らずに広めてしまうのだがマスクはそういう意味でも必要なのだろう。業界では現場作業時に公共工事以外はほとんどしていない。 
 
粉塵も多いので付けている職人もいる。コロナの所為ではなくても若いのを中心に付けている。アトピーとか花粉症は若い世代ほど多い。マスク無しでの作業は喘息気味になり苦しいと言う。 
 
大工の息子も定期的に病院に通っている。もちろん粉塵が多い時はマスクをする。中高年以降の世代は縁がないのが多くてほぼしない。だからコロナのマスクが馴染まなくて作業場でも付けないのが多い。これから変わるかもしれないが。


マスク

昨夜来の雨が残って降り続く。孫のお迎えのタクシーを見て出社。昼にも降ったり安定しない天気。気温は低めですごやすい。来週から雨が多く気温が低めのやませ気味の天気になりそうだ。 
 
昼にコーヒーを買いに行ってマスクを忘れた。あたりを見るとマスク無しはほぼ皆無。こりゃダメだと事務所に取りに戻る。いったいいつまでマスクをしなけりゃならないのかウンザリする。 
 
都会とは違うからあまり必要でないと思うが。ジロリと睨まれるから車に積んでおかないといけない。現場と事務所しか行かないのでうっかり忘れる。買い物に行くときにしまったと思うのだ。 
 
みんなで渡ればではないがきちんと約束を守る方が多いのかね。金もない暇もないこちらは多分変な菌には縁がない。マスクをすること自体はどうでも良いとして不景気の片棒を担いでいるのが良くない。 
 
飲食店、宿泊など相当なダウンで早くマスクなしの昔に戻って欲しいと思っている。キッチリとマスクをする方はテレビの報道を見て外出自体が危ないと思っているのだろうか。年寄りの方がマスクが多い。 
 
お祭りも花火大会もスポーツも無い夏はどんだけつまらないか。ハナから遊びに縁が無さそうなジジババのマスク姿にはゲンナリする。ところがジジババしか行かない温泉ではマスクをしたのは見たことがない。


釘とビス

いつも通りの温泉と薪割り。薪割りも2時間程が限界で握力が落ち立ち上がりがシンドくなる。何とも情けない限りで今度の冬はどうなることやら。製材所から買った製材の皮は乾燥して切るのも容易でない。 
 
リフォームなどで出た残材は杉や松が多いので柔らかい。なのだが釘やビスが残っていてチェンソーの刃を傷める。一回でも当てれば刃が欠けてきれなくなる。 
 
よく見てやれば良いのだが古いとビス類の頭が錆びて取れている。知らずにチンとやってしまう。10年ほど前から抜けにくいのでビスが増えた。どう言うわけか錆びやすくて露出している頭が取れる。 
 
当時から価格が安い中国製が多くて品質が悪い。取りあえず10年くらいは持つから大いに普及した。錆びやすい欠点が嫌われステンレスが増えた。錆びにくいメッキとか改良はされている。 
 
で、古い残材はビスが錆びて潜っているからわかりにくい。しかも外材だと腐るので余計見にくい。釘は錆びても抜けにくくなる。空気と接触面が少ないからビスよりは錆びない。 
 
職人から言えば釘よりビスの方が楽なので増えている。それどころか建材化しているからほとんどビス留めになった。初期強度は強く締め付けるのが長持ちするかどうか疑問だ。もっとも釘だってロール式の機械だから同じか。