青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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リフォーム時代

晴れて良い天気、暑くなりそうですが。朝一で屋根工事の残りを終わらせるのに立ち会う。これで全て終了。クマ蜂が出た現場へ寄ったら駆除業者がすぐ来て終わったと。蜂がかじった穴を塞ぐのだがパテかコーキングで良いと。 
 
来月まで大工がいないので少し待ってもらう。手直しやクレームの類が溜まって小さいのでまとめてやる。ものの30分もあれば終わりそうなのがたくさんある。お施主様もできれば支払い無しにしたいだろうし。 
 
自分が建てたところは少々の工事なら金はいただかない。費用がかかりそうなのはもちろん相談する。リフォーム時代の現実はこんなものが多いのだ。初めての方から大きな工事が来る訳ではない。 
 
大工が家を建てるのが主流の頃はアフターなんて概念はなかった。気が向いたら来てくれるような感じだった。今は自分が気になることはすぐ電話が来る。大袈裟に言えば二日に一度は電話が鳴る。 
 
朝夜関係ないから電話は常に持ち歩く。土日でも時間を決めて対処する。私に電話して大したことがない旨を聞けば安心するのだろうか。当社で対応できないのも紹介したり電話する。 
 
仕事とプライベートがケジメが付かないなんて思ったことはない。すぐ出来ないものはその旨話して費用はいくらかすぐ教える。判断は向こうだからこちらはできることを教えるという感じだ。増え続けていることだけは間違いない。


健診

天気予報では暑い日だったが比較的過ごしやすい。午前中は胃の検診の予約で病院へ。別にドコモ何ともないが健康診断で受けろと言われた。家族がうるさいので受けることになった。 
 
病院なんて滅多に行かないし子供の頃から落ち着かない。誰でもそうだろうが良い思い出もない。病院には責任がない話だが。コロナもあってあまり病院などには近づかない方が良い。 
 
いつも通う病院は何箇所かある。30年も前から行っているから先生もベテランだ。私と同年代か少し上が多い。先生も疲れるのか引退するのが出てくる。ある日突然張り紙があって閉院すると。 
 
気が小さいから違う先生に診てもらうのが何となく嫌だ。新しい病院は出来るだけ避けたい。痛くないなら行きたくないのだが健診で引っかかる。無視していたが家族が行けとうるさくなった。 
 
年をとるとちょっとしたことで重病になる。必ずいつかは病気で死ぬものと思っているから病院に行けとうるさい。引っかかる項目が年々増え病院に行けと行政から言われる。 
 
余計なお世話だが本当に病気になれば後悔するのだろうか。私は別に長生きしたいと思っていない。病気なり事故なりいつかは死ぬのだから仕方がないこと思っている。手遅れになって死ぬのも仕方ないことだ。


設計事務所

今日は変な天気で1日気温が変動しない。昼頃雨になって気温が上がらないのもある。南の方は梅雨入りしたようだがこちらは関係ない。時折気温が下がって肌寒い日が続くことはある。 
 
建築設計事務所の更新があって書類を提出した。設計料を報酬として得るには設計事務所登録をしていないとできない。県の管轄なのだが5年に一度更新する。毎年報告をしないといけない。 
 
更新の度に書類が増え審査が厳しくなる。20年も前だったら書類も少なく県庁に提出するだけで簡単におりた。不届きものが出たりして設計者に厳しくなった。欠陥住宅も建てる業者もだが最初の設計の審査が甘い。 
 
行政も現場に来る訳もなく設計者に責任を押し付ける。設計から監理まで全て代理させる。建築業者は責任がないから違法建築がまかり通る。行政も摘発する事もなく減る事もない。 
 
そもそも設計者に監理する力がない。施主と直接対話できない現場が大部分だろう。現場を取るのは建築業者で設計者は名目上の設計者だ。簡単に言うと代行者ですね。業者の言いなりなのは当然だ。 
 
そこで理想に燃えて自分で施主を見つけ思うように設計したい。設計屋なら誰でも夢見る事だ。しかし図面や法規には詳しくても対話能力が劣るので取れない。結局食っていくために代行に走ることになる。力関係で良い建物にしたいのに言えなくなる。


エアコン

朝から気温が上がることは予測していた。いたがこれ程とは….暑い。もう真夏になってしまった。エアコンがまだ取り付けていない事務所はとてもいられる状態ではない。 
 
今年の冬だって積雪もなくいつの間にか終わってしまった。地球温暖化なのでしょうね、前から分かっていたが。このままいけば冬の断熱ばかり気をとられると冷房が疎かになる。 
 
軒は深く開口は大きく風の通り道を考える。基本は変わっていないのですが我慢できない事もあります。それが増え続けて機械的な空調に頼らざるを得ない。 
 
どちらかと言うとエアコンなんて適当に付けたらと言うスタンスだったのですが。もう間違いだと言うことなのでしょう。本格的な空調をとりえれないとならない。 
 
ここ数年新築の現場でエアコンを各室につけるのが普通になった。要らないだろうなんて思うのですが必要になってしまいました。人間は楽な方へと流れるものです。気合だとか我慢なんて古いのでしょう。


小工事

徐々に気温が上がりもう半袖の季節になった。しばらくは続きそうだ。事務所はエアコンが付いていないので開け放しているのだが網戸もついていない。連日蜂や虫が入ってくる。 
 
10年ほど前に建てた方から電話で蜂が巣を作ったと。まだ見ていないのでアレだが古くなると色々ある。蜂は高いところに巣を作るから駆除も大変だろう。 
 
新築や大きなリフォームが減り気味で厳しい。その反面手直しとか小さなリフォームが増えた。今年に入ってそれも5月以降増えた。そこから仕事に繋がるからバカにできない。 
 
コロナ後はこうした小さいことから繋がる仕事が増えそうだ。対応次第で施主様も思いつかなかったことが出てくる。まあついでと言うのもあるだろう。自分の建てた方へのアプローチは熱心でないのにだ。 
 
新築が減ったらリフォームが増えるのは当然で直して住むのが当たり前になる。高齢化は典型的なパターンで直さないと住めなくなる。アフターは重要な仕事になりつつある。 
 
こちらにすれば現場を見たり業者の手配とか面倒なのは本音だ。しかし豊富な経験は対策を立てるにもすぐできる。的確な判断は施主様にすると安心なのだ。電話一本ですぐ行けるのも大きい。