青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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午前中は事務所で午後から現場へ行き外壁用の板を運んだ。途中雨が強くなって躊躇したが積んでしまった。現場へ着いたら運良く雨が降っていない。明日も残りを運ぶ予定だ。 
 
息子の自宅でガラスドアを割ってしまった。4年前に建てたばかりだから新しい。メーカーに修理交換をお願いした。樹脂サッシの複層ガラス入りでガラス枠ごと交換になると言う。 
 
開口が広くオープンなのが流れでガラスが大きくなってしまった。アルミより強度がない樹脂なので大きくするにも限度がある。そこでガラスと枠を接着したサッシになった。だから交換する際は枠ごとゴッソリ変える。 
 
そしてサッシごとにナンバーを降って出荷時のデータがわかるようになっている。どこの現場にいつ配達したものかとか種類などだ。メーカーは最終の客のデータまで管理できる。将来的にリフォームなどに役立てようとするのだろうか。 
 
車も一台ごとにデータを把握していつどこを走っているかまでわかると言う。街を歩けば監視カメラが車はGPSなどで管理する。パワーショベルなどは盗難防止のために一台ごとにGPSでメーカーが管理している。 
  
グーグルマップでは個人の住宅の写真はいつでも見れる。いちいち現場まで見に行かなくてもわかる。私たちはなんでもこうやって監視されている社会になってしまった。データを持つものは最終的に勝つ社会になってしまった。 
 
個人の趣味でこぢんまりと手つくりで作ろうとしてもデータや写真が勝手に流れてしまう。こうなると外観は諦めて内部に凝るしかない。江戸の文化に自由に着れなかった時に裏地に凝ったものがあった。今は自由そうに見えるが監視されてなんでもお見通しだ。どっちが自由だったのか。