青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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昨日も今日も晴れて少々暑い。まだまだ夏の気配が濃厚に残る。現場へ材料を運んだりすると真夏並みに汗をかく。お施主様のところへ残材を少し運んだ。前から頼まれていたが暑くて運びかねていた。 
 
なんだかんだと残材は確実に毎回出て来る。自宅用に袋つめと長いままで保存している。製材をすると皮の部分が必ず出て来る。丸から四角をとるのだから余る道理だ。 
 
自宅倉庫の前に積み上げてあるが雨晒しで1年以内になんとかしないと腐る。思いついた時にチェンソーで切るのだが音も出るし服も汚れる。さらに大きいものは割らないとならない。 
 
杉とか針葉樹なら何とかなるが広葉樹は乾燥してしまうと簡単に割れない。欅とか栓とか桂はまさかりも跳ね返す。製材の皮は枝とかコブになっている部分が出っ張っている。 
 
コブは繊維が変形なので割りにくい。まさかりではまず無理で割れ目を入れて楔を使う。それをハンマーで叩くのだが一苦労で体力を使う。こんなのは薪割り機に入れても割れない。 
 
だから製材所でもこのようなものは薪ストーブではなくハウスの暖房用に売っている。大型ボイラーでかなり大きなものや長いものも入れられる。結局私が持ち帰る皮は一番扱いにくい代物だ。これに取り掛かると半日も保たなくて嫌になってやめてしまう。