青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

いよいよ梅雨に入りたまに暑い日がある。東京は大変なようだがこちらは関係なし。最高気温が24度と快適そのものである。線状降水帯とか聞き慣れない大雨が増えた。地球温暖化などと関係があるのか色々大変なことになっている。 
 
こちらでは小雪となってこれはこれで助かってはいる。ここ何年か30センチ以上降った年はない。自宅から始まって事務所もとなると午前中ぐらいは雪かきになる。雪かきは体力を使うからこれからできるかどうか怪しい。 
 
近頃の新築住宅は軒の出の少ない四角い家が主流だ。これは積雪や大量の雨に外壁が接する可能性が高い。外壁が痛みやすいと言うことだ。業者側から言えば屋根面積が減り軒裏も要らない。だからコストが大幅に下がる。 
 
簡単に言うとコンクリートや金属のような雨に強い外壁材と大違いだ。窯業系の繊維を混ぜた外壁材がほとんどの住宅は雨に弱い。吸水性のスラグなどと混ぜた基材に塗装で持たせただけだから表面のヒビから浸水する。セッセと塗装をしないとならない。 
 
深い軒で雨を防ぐ従来のやり方とはだいぶ違う。自然素材の板とか漆喰などは雨に弱いので軒でカバーするよりない。勿論外部用の塗装もあるから昔とは違うが隙間は外壁材よりは多い。完璧ではないから軒でカバーする方が安心だろう。 
   
軒の出を深くすると隣地に雨や雪を落とすから距離を取らないとならない。狭い敷地を有効に活用するにはない方が良い。とまあこう言う事情で軒のないストンと真四角な家が増えた。あとは窓のデザインで差をつけるよりなくなった。 
 
窓サッシは省エネの観点から高級化してガラス面積の大きいのが大流行りだ。取り付けも搬入も大掛かりでコストアップの原因になっている。軒のような地味なものからガラス面積の大きさにデザインの主流が移ってきた。形もバラエティになりますます高くなった。 
 
塗装や外部建材はビルの建物のようにメンテナンスに金がかかる。ただ作る業者だけが簡単になって儲かるようになってきた。流行にとらわれるとコストの高い痛みやすい家を増やすことになる。レトロな古民家風は手間と時間がかかってこれはこれで高くつくのだが。
IMG_2386