青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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個人番号カード

少し風が強いが快適ない一日。午前中は現場と支払いで業者のところへ。先日の現場でサッシのお世話になった。解体した際のサッシの処分もお願いした。サッシ屋はガラスの処分のルートがある。アルミはもちろん持ち込める。だから運賃だけで処分できる。 
 
午後からマイナンバーカードを取りに行った。申請書類を揃え待つこと20分でできた。事前に混雑する旨を聞いていたので少し拍子抜けした。面倒なのは暗証番号が2種類必要でそれぞれチェックしないとならない。年長者には少し面倒かもしれない。70代や80代の方は大概夫婦連れや家族と来ている。その方が安心だろう。 
 
カード自体は何の変哲もない。キャッシュカードを見慣れている方にはダサいかもしれない。電子証明書とカード自体の有効期限が違うので別々に手続きしないとならない。理由があるのだろうがこう言うのがなんとなく役所的ではある。だから暗証番号も別なのか。 
 
今年から住民票とかコンビニ受け取りができる。コンビニなどのカードを見慣れている方にはまるで幼稚園のカードのようなオモチャに見える。都会ではとても馴染まないようなデザインは共通なのだろう。まだ役所感覚は都会のレベルに追い付いていないのだろう。


寸法

今日も晴れて暑い。昨日より暑いが湿っぽい。夕方雷雨になる。午前中は事務所で支払いやら図面。午後から作業場へ行き在庫調べ。その後残材をトラックに積み込みお客様のところへ。広葉樹のまともな薪より針葉樹が多い。また杉を持ち込んだので割ったのを買わなくてはならない。 
 
今設計中の現場は古民家風になるが在庫であるのを使う条件だ。何でも好きなように設計すると曲がりや大黒柱が足りなくなる。宮大工専用のブローカーもいてどんな太いのでも銘木でも揃う。お寺などは坪単価で100万円以上が普通だ。しかも規模が大きい。 
 
総予算が億単位だから住宅とはすべて桁が違う。柱や梁は彫刻が入って一番の見せ所だ。当然欅などの乾燥した丸太が必要だ。金額は乗用車が買えるほどになる。住宅でも大黒柱を50センチ以上にしたいとか大梁を成が60センチ以上とか言われる。 
 
山から出した丸太を買って4,5年乾燥して製材しても多分50万円くらいにはなる。それでも50センチ以上の角は採れない。つまり普通の住宅で30センチ以上の大黒柱は難しいと言うことだ。難しいのに挑戦しても乾燥が足りなくて割れたり節があったりでトラブル気味になる。 
 
最初に言うべきことなのだがやっているうちにだんだんと欲が出る。50センチよりは60センチと夢と同時に膨らんで行く。見える部分だけに金をかけても立派に見えるとは限らない。バランスもあるからだが施主には柱さえ太ければと言うのがある。素人の勘違いなのだが完成するとほかの寸法が小さすぎるのに気がつかない。


薪ストーブ

日曜に早起きで薪割りをする。残材や処分を頼まれていたものを土場に積んである。雨晒しなのでだんだん腐っていく。片付けも兼ねて薪にしている。トラックに積みながらチェンソーで切っていく。今朝は他の用もあって建主さんのところへ持って行く。 
 
何度か現場の残材をお届けしているが当社のは杉とか針葉樹が多い。薪としては広葉樹の方が良いのだがたきつけなどに使っていただいている。自宅などはほぼ残材で暖房できるくらいある。ほかにリフォームなどで処分を頼まれることも多い。まあ腐りかかった古木なのですがね。 
 
燃えるものは何でも自宅では燃やしている。もちろん乾燥材であることが条件だ。針葉樹はダメと言う鋳物ストーブもある。針葉樹だけをそれも未乾燥を燃やしたら多分アウトだろう。近所で元消防署員の方が赤松ばかり燃やして煙突火災を起こしたことがあった。 
  
ホームセンターなどで売っている鉄板ストーブは赤松でも何でも燃やしている。構造が単純で煙突からタール類を流しながら使っている。これを鋳物の性能の高いストーブでやったら煙突がすぐ詰まる。詰まるまでもタールが出て煙突から垂れてくる。 
 
そもそも燃焼方式も違うのですぐ燃える針葉樹は遮熱材を壊したりする原因になる。そう言うのもあって広葉樹のみと謳っているメーカーもある。私的にはゆっくり混ぜながら燃やすなら針葉樹でも構わないと思っている。ゆっくりと炎を見ながら燃やすと言う条件付きですがね。


消費税上げ

午前中は孫の運動会に駆り出される。すぐ近くの小学校の体育館を借りてやる。室内なので暑い。午後から図面、書類等。現場もなく本当は見学会もあって疲れたので休みたかった。明日は久しぶりの休みになる。 
 
消費税が上がらない可能性が高まり同時選挙もあり得る。前回の消費税上げの時は駆け込みが見事に外れ何もなかった。何件か引き合いがあったのに蓋を開ければ何もなし。前回の結果が尾を引いて今回も期待はしていない。 
 
消費税が上がるからと言うのは業界の期待の要素が強い。そもそも家を建てようとするのに消費税ごときに左右されるだろうか。何とかしなきゃとかそろそろ建てるかと言うのが影響を受けるかもしれない。生活が苦しく余裕がないものには消費税が上がるからと急ぐとは思えない。 
 
建てる時期が来れば建てるだろうし金がなきゃ建てれない。自分たちの都合で時期が決まる。たまたま時期が消費税上げとぶつかったら急ぐかもしれない。考えてもいないのに上がるからと建てる気になるわけがない。 
 
今回は上がるかどうかがあやふやで何となく業界も駆け込みをうたいにくい。消費税も上がらず景気も上がらずでは締まりが無い。大統領の訪問に気をとられズルズルいきそうな気がする。


元の会社

昨日よりはいくらかマシだが暑い。昨夜は激しい雨で工事中の現場もなくホッとする。現場中だと色々問題が起きるのです。午前中は図面、途中営業が来て話していたら昔いた会社が同じ。午後から提出予定の図面が進まないのに話し込んでしまった。慌てて昼食後お客様のところへ。話が長くなり帰ったら5時過ぎ。 
 
床に埋め込むヒーターの営業マンが春から来るようになった。先日の現場にも入れた。それもあって暇さえあれば来社する。忙しい時は相手をしたくないのだが強引に上がり込んだ。すぐ返そうと思っていたがふと出た社名が同じ。 
 
何のことはない独立前の会社だった。年上とばかり思っていたら年下だった。見かけだけで判断すると間違う。勤めていた場所が離れていたので接点はなかった。しかし昔話は通じるからしかも知り合いもいる。私は独立前に資格取得や経験を積むために4年ほどいた。 
 
正直に言うとその会社には足を向けて寝られないほどお世話になった。結局中途採用をしてもらって挙句に勝手にやめた。向こうから見ればそう言うことになる。世の常とは言え無下なことをしてしまったと思っている。その時の上司には今でも感謝の念は消えない。もうどうでも良いことかもしれないが。