青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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エアコン

久しぶりの雨で気温も低め。会計事務所とエアコン取り付けで夕方までかかる。落ち着いて仕事できず中途半端な一日。エアコンも付いたし打ち合わせもできる。お施主様が来社した時はないと困る。 
 
空調が当たり前の時代にエアコン無しはマズイ。最近は新築時につけるのが普通で後からはない。エアコン時代も性能が上がり寒冷地でも暖房に使えるのも増えた。 
 
エアコン暖房は設置費用も運転費用も安く済む。難点は風に頼るので乾燥しやすく肌荒れしやすい。感覚的にも輻射熱のようなつつまれるタイプではなく熱風が来る感じだ。 
 
薪ストーブなどは家全体が温まってくるとじんわりと周りから温められる。いわゆる輻射熱が体全体を覆う。快適だしお湯を沸かせば水分も補給できる。もっともやり過ぎてカビたり結露したりする。 
 
とにかく空調は住まいの基本性能になりつつある。無しはほぼなくなった。エアコンだけの暖房は少ないが快適さより便利さを優先するのであれば向いている。スイッチポンは何より便利だから。


仕事の繋がり

我が家に初めてエアコンがついた。工事屋が午前中かかって終わった。付けて試したいが成果のほどは試せない。午前中は明日の会計事務所の来訪に間に合わせるために事務処理。 
 
午後から旧知の同業者が突然来社した。私がまだサラリーマン時代に知り合って中断の時期もあったがここ20年付き合いが再開した。3,4歳上だが昔のことを語るにはちょうど良い。 
 
業界のよもやま話とか誰それが死んだとか廃業したとか話しは尽きない。長く仕事をしているとライバルはほぼ消えていった。廃業か倒産かは別として同年代はほぼやめた。 
 
今コロナの影響でグラグラしているところもあるだろう。自分の努力不足とか見込違いとかではなく否応無しに厳しくなった。見えない力でグイッと押しまくられている感じだ。 
 
踏ん張りどころなのだが生き残ってどうなるか読めない。クレームがらみのアフターが増えて忙しいがその中から小さいが仕事が出てくる。これからはこうやって繋がっていくのだろう。 
 
今までの仕事ぶりが今後を決める感じなのだ。当社のように特徴がはっきりしている方が有利と思うがどうだろうか。とにかくこれからどうなるか見通せないのでなんでも可能性があればやってみる感じなのだ。


ゆとり

晴れたり曇ったりの天気で気温もあまり上がらない。過ごしやすいと言えばそうだろう。午前中はエアコンの取り付けの件で打ち合わせ。午後から会計事務所が来週来るので伝票書き。 
 
県境を越えても良いとか緩和されたせいか家電屋さんが混んでいる。先月末に行った時はガラガラだったのに。心なしか道路も混雑しているように見える。少しずつ上向いてきたのだろう。 
 
もう大手はコロナの次の手に苦慮している。食うや食わずの零細とは違う。回復基調は間違いないとしてどの程度上向くかだ。業種によりとりどりだろう。 
 
元通りになるのもあれば戻らないのもある。飲食関係は劇的に良くなると思う。小売は様々で元に戻るには少し時間がかかりそうだ。テレワークが進んでいる欧米では超高層ビルに戻らない可能性が指摘されている。 
 
効率よく通勤時間さえも削って仕事をするのが見直される。高層マンションも似たようなものだろう。郊外とか一軒家が見直される可能性がある。 
 
大げさに言えばゆとりある仕事と言うことだ。住宅のあり方も少し変化するかもしれない。日本人の新築好きも少しは変わる可能性が出てきた。リノベーションやリフォームで生活空間に比重を置く家が増える。


コロナ

朝からスカッと晴れない。気温が低くてそれは良いのだが。午後からの打ち合わせに備え図面作成。夕方までかかってうちあわ絵を終えブログを書いて終わり。 
 
コロナの後の回復基調が鮮明になり今年後半の景気が良さそうだ。とは言っても都会の話だ。地方が回復するにはかなりの時間がかかる。飲食業は早そうだが宿泊関係はまだ先になりそうだ。 
 
小売もスーパーとかコンビニはまだ良いとしてデパートとか一部の小売は相当ひどい。地元のデパートは昨年売却されてリニューアルの予定がすっかり延期になってそのままだ。ホテルも売却先が耐震補強を済ませてオープン寸前でコロナにあたった。 
 
地元はあまり影響がないがJRや航空会社はほぼ壊滅状態だろう。もっともこちらはV字回復となるだろうが。内部留保で何とかなる大企業に比べ地方の零細は相当な打撃だ。 
 
移動の制限や在宅ワークでスタンドも苦しい。車そのものも売れない。葬儀も簡略化が進んでこのまま大きな葬儀場が必要なくなるかもしれない。影響を受けた分野が広く一気に回復できるかどうか。 
 
その中で建設業界は住宅以外はそれなりに仕事はある。職人不足が多少緩和されて順調なところもある。住宅は新築は大きく減少したがリフォームは堅調だ。日本人は潔癖症が多いので中古よりは新築が好まれる。だからいつかは回復すると思う。


国産材

今日は朝から胃の検査で病院へ。午前中かかって胃カメラを飲み診断してもらった。何も無し。昨日から食事制限で昼に一気に食べたら調子が悪くなった。口の中から食道にかけ麻酔薬を飲んだので痺れる。
 
午後から新しいリフォームの見積もり作成。その後製材所へ。次の現場用に在庫分を修正曳きをするのだが次の在庫を補充する。杉の丸太が値が下がり買う方には都合がいい。 
 
コロナの影響で住宅用の集成材の生産が落ち込んだ。冬に伐った丸太が在庫で溜まっている。例年今頃の時期は出荷が最盛期なのだが今年は全く出ない。外材の集成材に代わり国産化が進んだのだが需要に左右される。 
 
丸太は生ものなので外に放置しておけない。冬に伐るのは含水率が低いので良いのだが春まで土場に置かないとならない。掃けてしまえばまた伐ることができるが売れ残ると場所もだが劣化する。 
 
県内の在庫分の三分の一ほどを大手の住宅会社の工場に引き取ってもらう。地場の製材所などはほぼ在庫無し状態だから引き取れない。地元の住宅会社は集成材以外は使わない。製材所が在庫したり挽いても売れない。 
 
地元材を使ってなんて掛け声だけで実際は誰も使わない。山は伐採期を迎えた杉が溢れているが伐っても誰も買ってくれない。大手の住宅会社直営の集成材工場になんとかしてもらう体たらくだ。みんなで国産材で家を建ててくれないかね。