青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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ジーパン

今日も暑い、慣れないからだろうか。午前中は現場と打ち合わせ。午後から別な現場で打ち合わせ。すぐ戻ってブログを書きまた現場へ。合間にせっせと図面と見積もりを書く。 
 
今年に入ってからジーパンに凝っている。たまたまもらったのがあって国産ジーンズで高級品だった。ジーパンは決まった形があってデザインのしようがないものと思っていた。 
 
寸法も微妙に違う。ウェスト、ワタリ、すそ幅によってはき心地が全く違う。さらにリジットと呼ばれる昔からある硬いジーンズと伸びるストレッチがあってこれまた違う。 
 
些細な違いに凝るのだがはき心地とスタイルが違えば気になる。ユニクロでも売っているものと岡山の児島で作られる高級品は値段も相当違う。さらにビンテージとか古着でも何倍にもなるものもある。 
 
安倍首相も持っていると言う岡山産の国産ジーンズは世界的に売れている。織物から縫製に至るまで品質の高さが違う。お気に入りがあると別なものも欲しくなる。 
 
またブランドが違うとスタイルがまるで違う。ジーパンはデザインやスタイルが同じと思っていたのでちょっとした衝撃である。と言ったってスタイルが良くなる訳ではない。中高年は似合わないと思っていたのが少し反省である。 
 
周りを見ると中高年でもジーパンが多いではないか。昔はいたジーパンはもちろん入らないがベルトは使える。新しいのを何本か買ってあれこれ履いている。家内には若作りで似合わないと言われるが。


長く乗る

午前中は事務所で業者との打ち合わせ。午後からお施主様と打ち合わせ後作業場へ。お施主様が自分の家の柱や梁を見ることは珍しい。いや他業者の場合ですが。当社はほとんどの方に見せている。 
 
基礎工事の真っ最中だがまだイメージが湧かないのは当然だ。仕上がった柱や梁を見ると何となく自分の家のイメージが湧く。何たって見える柱や梁だからである。見えなくなるものはあまり感動はない。 
 
手刻みの家はこう言う楽しみ方がある。プレカットではこうはいかない。組み立てる寸前に現場搬入だから誰も見ていない。しかも現しもないから余計に興味が薄れる。建ててからも見える梁はずっとそのままだ。 
 
リフォームの現場に寄ったり電柱の補強を頼まれて見に行く。大工や土工と相談しながら打ち合わせる。刻みを抜けてやることにして日程を明日決める。何だかんだと私も引っ張り出されそうだ。 
 
トラックを車検で出したので動きが制限される。車検に出すと1週間は帰ってこないからだ。あそこを交換とか部品を取り寄せてとかやっていると時間ばかり経つ。車検費用より修理費が増えてきた。 
 
だからと言って車を替えようとか思っている訳ではない、もちろん。現役を長く続けるのは自分もだがトラックも頑張ってもらうつもりだ。トヨタの方の話だと長く乗れるのはランクルの200と70、そのほかはハイラックスぐらいだと。


電柱

朝一でトラックの車検で工場に持ち込み。代車を借りてそのまま現場へ行く。乗り慣れない軽自動車でさらにオートマなので初心者並みのぎこちない運転。慣れるのに半日かかって途中エンジンが掛からず電話で聞いてやっと動かす。 
 
午後から看板の支柱が腐って補強をしたいと言う現場へ行った。電柱を何本か立ててそれに看板を取り付けている。根本のところが腐ってグラつく。控えの電柱もあるのだがこれでは保たない。 
 
電柱は何種類かあって電力と電信電話用がある。電力の方は含浸塗料とコールタールで半永久的なほど腐りにくい。ところが電話用の方は表面だけの塗装なのか腐りやすい。値段が安いので看板用によく使われる。 
 
今回のは電話用の電柱で太さも細く割れも入っている。根元のところから腐れが入って折れかかっている。電気の配線やメーター類も取り付けてあるしそもそも看板を下ろすのも容易でない。  
 
そこで腐った電柱のすぐ脇に同じくらいの電柱を並べて立てて緊結することにした。工事の容易さと費用の面で一番適している。クレーンとかコンクリートなども使わず費用の面でかなり有利だ。 
 
電柱さえ見つけることができれば何とかなる。バックホーで1mぐらい掘って脇に立てて全ネジボルトで連結する。問題なのは傾いた電柱をどうやって起こすかだろう。建て方の時に柱の傾きを直すチェーンブロックがあるので使えるかもしれない。 
 
仕事の種類は選べない。来たものは何でもできるものはやる主義なのであらゆる業者に電話をして聞いている。電柱を見つけるのと掘る機械を手配できるかだ。職人とか土木関係なら何とかなるかもしれない。CIMG7411


東屋

今日は朝から暑い。現場は基礎と給排水が入る。基礎は型枠を外し2日ほど養生する。天気もあってすぐ乾燥してしまう。養生後内部のたたきを打つのだがその前に給排水の配管を埋めないとならない。 
 
新聞広告もあってリフォームとか各種工事の見積もり依頼が来る。瓦の載った立派な門の前に屋根をかけたいと言うことだった。凝った作りで塀の上に瓦が載っている。それに合わせて東屋を作りたいと。 
 
塀を作った大工はどうなったのかこちらに見積もり依頼が来た。比較するものか大工ができなくなったか断ったかだろう。お施主様は趣味にお金をかける余裕があるのだろう。古民家風が好きだそうで若ければ自宅も直したいのだろう。 
 
東屋は小さいが方形で垂木現しなので材料費と手間がかかる。屋根しかないので簡単そうに見えるがすべて現しは腕がないとできない。国定公園の中に1間四方ぐらいの水飲み場があって1800万円もかかったと言う。 
 
地元の宮大工がケヤキなどで手間をかけて作った。下のたたきも御影石を使っているし素人には目が飛び出るような金額だろう。左様に木を現しで造るのは高額になる。技術を持った大工も激減したし。 
 
古民家リフォームの広告を見てリフォームだけでなく古い家の修理なども需要がある。引き受けてくれる大工も減ってどこへ頼めばいいのか探している状態だろう。そう言う需要もあると思って広告をしている。


有名店

昨日は所用で忙しくてブログをお休みした。打ち合わせや現場の基礎のコンクリート打設などで時間が取れなかった。やっと終わって書類や図面を描いたら6時過ぎ。家族と食事の約束があって早めに事務所を出た。  
 
珍しくホテルで食べた。中華の一品ものを頼んだのでズラリと料理が並んだ。片っ端から食べていくがどうしても食べ切れない。残すのも勿体無いし持ち帰りを希望した。 
 
持ち帰りはほぼ禁止なのがご時世だ。そこを何とかと一筆書いて持ち帰った。まあ食中毒になっても自己責任ですよと言うことである。根が貧乏なので高価な料理を残すのはもったいない。 
 
大きなホテルなのだが土曜日なのに客は自分たちしかいない。持ち帰りを許したのもそのせいかもしれない。外のビヤガーデンも閑古鳥が鳴いている。ネットなどで紹介されるような店は並んでいるのにこう言うのは不人気なのだろう。 
 
評判になっていた四川料理の店に行ったことがある。古い古民家を改装してなかなか流行に乗っている。出た料理は私的には平凡な出来で辛いだけだった。しかし大入り満員で若者が多い。 
 
ネット時代は話題の店はさらに話題に乗ろうとする客で溢れる。イメージだけが先走りして並ぶような有名店になる。これは住宅の世界でもある。長持ちしないような作りでデザインだけが目立つ家つくりだ。 
 
結構見学会も来客が多いと聞く。ホームページも凝った作りで引き合いも多いだろう。芸風?は様々でログ風とか先端デザインの真似とかお嬢様っぽいものとかある。基本的なプレカットとかサイディングやクロス貼りは共通だ。 
 
中には自然素材をウリのところもあってこちらにも流れてくる。あちこち回る傾向は強くなっている。ライバル会社の図面と見積もりをドンと出すような方もいる。比較するのは勝手だが少しウサン臭く感じる。中身より金額かと思ってしまう。