青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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着工できない

台風の影響で雨が降る予定だったが朝は晴れた。午後から予報通りに雨がパラつく。気温も低めに推移して上着が欲しくなる。現場は午前中基礎が最後の仕事で水曜日の打設に間に合わせる。 
 
リフォームの見積もりがあって届ける。その後別なリフォームの現場へサッシとゴミのカゴが搬入される。電気工事のも入ってエアコンの取り外しと分電盤などの調整をした。 
 
肝心の大工が目処がつかず着工ができない。溜まっている現場もいつ着工できるか苦労している。一番は大工で左官や基礎も見つからない。大きなリフォームになれば3人ほどいないとできない。 
 
職人がいなくて仕事ができないなんてそんな時代が来るだろうかと思っていた。その予想はあっさり外れ断りを入れるのに苦労する。できないのであれば最初から言えばよかったのにと言われる。 
 
細かな仕事が目白押しでお盆前は超忙しい。私も手伝いで荷物を運びたいのにトラックの車検が長引く。モノを運んだり現場からゴミを引き上げたり私の仕事は途切れない。 
 
修理が完了したとの電話があったので明日から張り切ってと思ったら雨が降る。明日も雨で基礎の現場も進まない。来週から本格的に新築の準備になるのでその前に目処をつけたい。


大工を育てる

いきなり気温が10度も下がって自宅ではストーブに火をつけた。事務所も暖房を入れようか入れまいか迷う。午前中は霧雨も降って現場はあまり進行しない。来週中になんとか完成するようにはなっているのだが。 
 
再来週には材木の搬入が始まる。トラックも予約したし手伝いも頼んだ。6トンのクレーン付きで3回ほどで運べる。作業場から現場までも一本道で20分ほどで着く。これからも材料の加工やら引き取りも容易だ。 
 
職人不足は深刻の度合いが増すばかりだが手をこまねいてばかりもいられない。一人前の職人を探すから見つからない。自前で育てればいいことだ。真剣に育成する方向も考えなければならない。 
 
職業訓練所とか大手の工務店などでも募集はしている。工業系の高校などに積極的に勧誘はしているだろう。大工だったら基本的には在来の工法から教えるだろう。基本はプレカットだから初めから専門に教えた方が早い。 
 
墨付けや仕口などを教えても実用的ではない。職場が主に住宅会社になると覚えなくとも良いことだ。在来工法で大工が家を建てる時代ではない。教える方が時代に合っていないと現場で困るばかりだ。 
 
当社ではノミカンナの研ぎから墨付けまで宮大工と同じ修行を積まないと仕事ができない。覚えるのにも道具を揃えるにも時間と金がかかる。それを生かす職場がないと無用の長物となる可能性もある。 
 
現実的に言うと墨付けなどはできる大工がいるのでノミカンナを使いこなせれば良い。やる気さえあれば何年か修行を積めばできる。さらに上を目指す者は墨付けとかを覚えれば良い。当社で仕事をすればそう言ったことは自然に覚える。


現場は遅れる

午前中は新しいリフォームのお客様のところへ。午後から作業場と基礎の現場へ。内部の土間部分の整地と砕石の敷きならし。ワイヤーメッシュを入れて明日の打設。何日か養生後周りの整地で完成となる。 
 
18日からは材木の搬入になるのでトラックの手配をする。製材所の大型トラックを借りて運ぶ予定だ。クレーンがついているので捗る。作業場と現場は近いので2往復ぐらいはできそうだ。 
 
相変わらずの大工不足だがアルバイト君を頼んで運んだり積むのを手伝ってもらっている。解消されることが無そうな職人不足だが今後も請負にも影響が出そうだ。取っても完工できなければ意味がない。 
 
今もリフォームを別な大工に頼んでいるが2週間遅れでまだこない。お客様は準備万端待っているのに職人がこなければ現場は進まない。わざと遅れている訳ではない。自分の現場が遅れて玉突きでこちらに来れない。 
 
ありがたいことに仕事の引き合いは増え続けているのに断るのは忍びない。なんとか対策を考えないとならないがこれと言った妙案もない。息子がいるだけでも心強いと思わなければならない。CIMG7412

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ジーパン

今日も暑い、慣れないからだろうか。午前中は現場と打ち合わせ。午後から別な現場で打ち合わせ。すぐ戻ってブログを書きまた現場へ。合間にせっせと図面と見積もりを書く。 
 
今年に入ってからジーパンに凝っている。たまたまもらったのがあって国産ジーンズで高級品だった。ジーパンは決まった形があってデザインのしようがないものと思っていた。 
 
寸法も微妙に違う。ウェスト、ワタリ、すそ幅によってはき心地が全く違う。さらにリジットと呼ばれる昔からある硬いジーンズと伸びるストレッチがあってこれまた違う。 
 
些細な違いに凝るのだがはき心地とスタイルが違えば気になる。ユニクロでも売っているものと岡山の児島で作られる高級品は値段も相当違う。さらにビンテージとか古着でも何倍にもなるものもある。 
 
安倍首相も持っていると言う岡山産の国産ジーンズは世界的に売れている。織物から縫製に至るまで品質の高さが違う。お気に入りがあると別なものも欲しくなる。 
 
またブランドが違うとスタイルがまるで違う。ジーパンはデザインやスタイルが同じと思っていたのでちょっとした衝撃である。と言ったってスタイルが良くなる訳ではない。中高年は似合わないと思っていたのが少し反省である。 
 
周りを見ると中高年でもジーパンが多いではないか。昔はいたジーパンはもちろん入らないがベルトは使える。新しいのを何本か買ってあれこれ履いている。家内には若作りで似合わないと言われるが。


長く乗る

午前中は事務所で業者との打ち合わせ。午後からお施主様と打ち合わせ後作業場へ。お施主様が自分の家の柱や梁を見ることは珍しい。いや他業者の場合ですが。当社はほとんどの方に見せている。 
 
基礎工事の真っ最中だがまだイメージが湧かないのは当然だ。仕上がった柱や梁を見ると何となく自分の家のイメージが湧く。何たって見える柱や梁だからである。見えなくなるものはあまり感動はない。 
 
手刻みの家はこう言う楽しみ方がある。プレカットではこうはいかない。組み立てる寸前に現場搬入だから誰も見ていない。しかも現しもないから余計に興味が薄れる。建ててからも見える梁はずっとそのままだ。 
 
リフォームの現場に寄ったり電柱の補強を頼まれて見に行く。大工や土工と相談しながら打ち合わせる。刻みを抜けてやることにして日程を明日決める。何だかんだと私も引っ張り出されそうだ。 
 
トラックを車検で出したので動きが制限される。車検に出すと1週間は帰ってこないからだ。あそこを交換とか部品を取り寄せてとかやっていると時間ばかり経つ。車検費用より修理費が増えてきた。 
 
だからと言って車を替えようとか思っている訳ではない、もちろん。現役を長く続けるのは自分もだがトラックも頑張ってもらうつもりだ。トヨタの方の話だと長く乗れるのはランクルの200と70、そのほかはハイラックスぐらいだと。