青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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仕事をやめる時

随分と雨模様が続く。梅雨入りは早かったが明ける時期が来ない。気温はあまり上がらずそれはそれで良いのだがピリッとしない。いつもの小工事が来るようになって忙しい。来週から家内がいなくて食事はどうしようかと思っている。 
 
相変わらず減る気配がないコロナだが公園に来る方はマスクをしなくなった。若い方はもちろん高齢者でも半分もいない。雨が降ると来訪者は激減するが高校生などは減らない。マスク無しは当たり前で感染者が多いのも頷ける。 
 
今まで考えたことがない数字なのに緊迫感はほぼ無い。まあマスクはするが出歩く回数などは無頓着だし普通に生活している。仕事も昨年よりは増えて細々した工事が多い。どちらかと言うとアフターでやるような工事が多くなった。 
 
過去の施主様などからの縁で仕事も増えた。金額が金額なのでとても儲かるのではないが忙しい。決算時には赤字なので会計事務所などには心配されている。心配したところでどうなるものもないから我慢の毎日だ。 
 
もう70歳を超えて同年輩はほぼ仕事はしていない。こちらは引退してもやる事がないので続けているだけだ。仕事が来なくなったら引退せよと言う事だからやめる。やれるまでは続けるつもりだ。 
 
一口にやめると言っても片付けなければならないことが沢山ある。借りている倉庫の加工機械とか在庫は処分して返さないといけないだろう。事務所は取り敢えず空き家という事になるが貸すことも考えていない。 
 
一番はやはり電話とか通帳とかHPなども閉鎖してネット関係も整理しないといけない。借り入れも少しあるので精算する。簡単に言うと金がかかることが多い。儲かって貯金などがあれば問題ないのだがそうはいかない。それなりに頭が痛いことではある。


小工事

今日は七夕祭り、現場の隣が保育園で唄が聞こえる。雨漏りの現場は何とか終わった。あとは足場を外すだけなのだがなかなか来ない。お施主様が神経質で車の置き方を気にする。業者の駐車がギリギリで溢れてしまう。 
 
建築工事は車の置き場で苦労する。新築などはあまり無いがリフォームだと多いに苦労する。自分たちの分しか用意しないからだ。業者だけでないく私も行くから必ず2,3台になる。そんなに用意しているところはない。 
 
まあいつもの事だから隣近所に交渉するとか勝手に駐めたりする。怒られる時もあるが大目に見てもらう時が多い。今年は小工事が多くてとにかく悩みの種になる。2,3日の仕事だからと言っても苦労する。 
 
新築とか大掛かりなり工事が減って工事金額が小さくなった。と言うか些細な事でも修理や手直しをしたがる。業者は職人不足もあってやりたがらない。営業を置くリフォーム業者が流行っているが見積が高い。 
 
しかも面倒なものは手を出さない。当然と言うか建てた業者に連絡が来るから見積が増えた。もうアップアップ状態で毎日のように見積もりを作る。決まったら業者を手配し現場を管理する。とにかくスピードが大事で業者の尻を引っ叩いてやらせる。 
 
ぶっちゃけこんなに細々仕事をしたことがない。毎日のように現場へ行き見積を出す。いっぱいやっているとたまに間違えて赤字になったりする。慌てて見積したりすると多くなる。経験がモノを言うなんて威張ってる場合でない。


瑕疵担保保険

南の方は梅雨が明けると言うがこちらは雨が続く。庭の栗の花が風で散り匂いがムッとする。花が落ちて残った部分が実になる。栗は花と言いイガグリと言い片付けないと汚くなる。庭なのでいつも綺麗に片付ける。 
 
外の現場が続いて明日から雨漏りの現場の修理に入る。足場を掛けてコーキングをする。こちらは瑕疵担保保険に入っていて来年で10年の期限が切れる。基礎にヒビが入ったとか家が傾いたなど瑕疵があれば保険対象となる。 
 
雨漏りもその対象で連絡を取ったら対象であると。施工業者は保険をかける義務があって10年間の保証が付く。これまで保険は掛けていたが保険で修理することはなかった。今回はたまたまモルタルと木の隙間が開いて漏った。 
 
もちろん事故はない方が良いのだが出るとこともある。他の現場でもあったが簡単に修理できたので保険の申請はしなかった。と言うより思い浮かばなかった。自腹で修理するのは当然と言う考えがあって保険は考慮外だった。 
 
例があれば使うことが当たり前で問題になることではない。なのだがアフターとかクレームは自腹と決めてかかっていたのだ。高額の保険料を支払い施主様にも説明している。これによって修理工事が本格的で徹底できるので良いことだろう。 
 
アフターとかリフォームはこれからの仕事のメインになる。保険対象工事なら何でも使って完璧な修理をしたい。自腹だと金額でないように差が出る。まああまりの金額だとできないこともあるってことだ。今後のためにも使えるものは何でも使うってことだ。 
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本業

二、三日気温が低い日が続いた。朝晩は薪ストーブの世話になる。もちろん私の仕事で朝は早起きをして薪運びからスタートする。薪は何年も持つほど貯まっているから安心して運べる。結構こう言うのは気になる。 
 
事務所の庭にハスカップを植えている。何年も実がつかなくて諦めかかけていた。今年は6粒ほど実がついた。元は自宅の庭にあったが実がつかないので事務所に植え替えた。こちらの方が土が黒土でいいと思ったからだ。 
 
ところが植え替えて5年にもなるのに1,2粒しかつかない。今年は6粒と少しだけ増えた。ネットで見ると植え替えると何年も実がつかないとある。1,2年かと思ったら4,5年もかかった。 
 
新しい枝ができ1年以上経つとつくようだ。去年から新しい枝が増え始めて元気が出てきた。この調子だと来年以降も期待できる。春に買ったイチジクは芽が出ないしグミの挿し木もさっぱり元気がない。何をやるにも経験が必要なようだ。 
 
今年は小工事が多くて昨日もエアコン用のコンセントを頼まれた。薪ストーブの煙突やら流し前のパネル交換とかどこに頼めばと言うのが増えた。見積やら職人手配で手間がかかる割には金額が小さい。 
 
住宅の機能が発達しメンテナンスや手入れが重要になった。建てる業者が何でもやると言うのは古くなった。専門業者でないと機敏に動けない。現場を見て対策をすぐ立てることが大事なのだ。経験と知識があるからすぐ対処できて本業になりそうだ。
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コロナ後

先週までは小工事で忙しかった、小工事なんて言っちゃいけないが。今週はまた暇になるが仕方がない。ここ何日か寒い日が続く。今日もストーブ無しは考えられない。薪はあって割れなくてチェンソーで伐ったのも大量にある。 
 
事務所のストーブは大型で1mぐらいのものも入る。焚口が大きいのでかなりの太さもイケる。薪割りをすると割れなくて大物もある。そんなものも簡単に入ってしかも火持ちが良い。貰い物などには節やコブなどがあって割りにくいものもある。 
 
あまり言えないがベニアとか集成材も混ぜて燃やす。別に臭いとか変なものも出ないので気にしない。ベニア類は高温になりやすくストーブを傷める。ベニアだけを燃やすと鉄板ストーブが変形するのを聞いたことがある。混ぜるなら大丈夫と言うことだ。 
 
新聞社が広告のことで来社した。広告料を安くするから出して欲しいと。新聞広告が減っているのは毎日見ているし見学会などがコロナで出来ないので減った。もっとも他の方法ったって無いからやりたいのは山々だろう。 
 
仕事自体が減って広告どころで無いと言うのが本音だろうけど。当社ももちろん同様なのだがコロナ後を思えば手は打たないとならない。金があればと言うことだが。昨年までは結構現場があったが今年は少ない。 
 
コロナは全く無くなるわけでは無さそうだ。マスクもいつになったら外せるのやら。で、景気が良くなったらどうなるかだ。力を無くした地元勢が大手に押されてしまう展開が強い。資金力や人材は到底敵わない。しぶとく生き残る覚悟ではいるがどうなるか。IMG_2170