青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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雪が舞い散る寒い一日。来る予定だった大工が急遽不可。仕方なく今日も2人で小割の加工。現場は給排水と基礎の一部が入る。クレーン屋が現場調査に来て予定通り17日から 稼働。材料も月曜の予定が次の日のに変更。

上棟が近づくといつもこんな感じで携帯が頻繁に鳴る。現場でも水道屋と基礎やが少し揉める。私が勝手に変更して水道屋に伝えていなかったのが原因だ。全くもってこちらの責任で不徳の致すところだ。

設計は現場の進行次第でしょっちゅう変わる。各職種に相談したりするとそれぞれが自分の都合を言う。すると変更したくなり関係する職種全てに言わないとならない。言い忘れるとトラブルになったりする。

今回の現場は事務所から20キロほどある。作業場にも寄るから往復50キロ近い。空いている所ばかり走るから燃費は伸びる。しかし距離はあるからスタンドの請求も伸びる。現場に倉庫から運んだりするのでしょっちゅう走る。

昨日県の林業振興課から電話があって今回の現場をバスツアーが来る。県産材の普及活動の一環で2,3年ぶりに実施される。10年前から今度で5回目になる。地域材を使った家を建てたい方などが来る。私が現場の使用材とか住宅のコンセプトなどを説明する。

残念なことにその繋がりで仕事が来たことはない。何度か来場者のところへ訪問をしたことがある。お上が主催なのでセールスが来るとは思っていないらしく門前払いが普通だった。具体的話が進展したところも皆無でわたし的にはいい思い出がない。

知名度を上げる好機とかお施主様にお上とのつながりで信頼を得ていたかもしれない。今回のような古民家風な現場はいつもある訳ではないから見てもらえるのはプラスなことは確かだろう。大工たちにももしかしたら励みになるかもしれない。

仕事はいつ何処からどういう経緯で来るかわからない。あらゆる可能性を講じるのは企業として当たり前
だ。培ったノウハウと技術力を見て貰えるチャンスと思っている。