青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

台風が来たりやっと秋晴れの上棟日和になった。先週から材木や資材は搬入してある。昨日の日曜もポンプを用意して準備をしてある。今日は朝から応援の大工とクレーンを手配した。 
 
基礎の内側には少し水が残ったが晴れてすぐ乾燥する。予め土台は敷いてある。一階から柱を建て胴差しをまわし二階柱を建てていく。床材も屋根の野地板も搬入され順調に立ち上がる。 
 
土曜日の上棟式には十分間に合うだろう。明日にも二階屋根までいくから屋根のフェルトも貼れる。ここまで来ると雨が降ってもまず安心だ。応援を頼むのはここまで一気に進めたいからだ。 
 
今回は大黒柱があるが二階までの通しになる。栗の29センチ角で5.5mの長さがある。ちょうど家の中心になって文字通り大黒柱になる。大黒柱は全部建てるわけではない。平家とか吹き抜けがないとか条件による。 
 
大黒柱ではなく見柱を使うこともある。見せる柱と言う意味だが太くて目の綺麗な材を使う。平家とか二階まで通さない場合だ。大きな家だと和室とか床の間、玄関などに多い。 
 
正直なところ大黒柱はなくてはならないものではない。象徴的な意味合いが強い。見た目と言うことだが見えるところにあるからいつも見える。安心感とか木の家のイメージにはピッタシなのだ。

予算的なことを言えば安くなる訳ではもちろんない。なのだが大黒柱用に太めの丸太を買って乾燥してある。チップ用とかに使われるものから安く購入する。生材であるから安いのだが乾燥に時間がかかる。乾燥材は高くて手が出ない。 
IMG_1576