青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

レンタリース

猛暑の続く地域とは別に気温が低めで肌寒い。午後から湿っぽくなり夕方には雨になりそうだ。外部の塗装が中途半端で困るが晴れ間を見て施工するしかない。午後からは事務所で見積もりや図面作成。 
 
新築中の現場の階段を集成材に加工してもらっている。来月の初旬に引き取りに行く。長さもあるので私のトラックでは無理だ。そこでリースで借りることにした。 
 
業者などから借りる際は一日あたり1万円くらいは払っていた。リースも1万4,5千円と聞いたので少し高いと思っていた。ところが会員になれば半額近くになる。 
 
もちろんリースだから保険や諸費用込みになっている。返すときに給油して返す。距離による費用を払っても安い。使わない時の保管場所や保険料その他の経費を見ればかなり有利だ。 
 
当社もクレーン付きと2トン車を所有していた。年間だと車検や保険料他で4,50万円かかっていた。それが使用時間も違うのだが10分の1になる。トラックは春秋の農家のシーズン以外は空きが多い。 
 
時代は所有から借りるに転換してしまった。乗用車も自動運転の時代は所有は無くなるだろう。何でも必要なときに借りるという時代になった。住宅もそういう時代が来るかもしれない。 
 
今流行りのメルカリなども必要なくなったものを売ると言う流れに合っている。人間の欲望は際限がないので何でも所有したくなる。しかし必要なときに借りると思えば考え方次第だ。
 


パソコンの買い替え

いきなり気温が下がり涼しい。明日からは雨も降りそうで外部の塗装ができなくなる。資材の搬入で午前中現場へ行ったがあとは休み。午後から製材所へ行き上がり框とか作り付けの材料を揃える。 
 
何軒か見積もりとか設計があって少しでも時間があればせっせとパソコンを動かす。今使っているのは中古で買った7年前のタイプで故障続きで大掛かりに修理している。 
 
中古で安く買って修理費が10万以上かかった。最初から新品の方が良かったかもしれない。意地になっているわけではないがとり替えるつもりはない。 
 
パソコンも機械的な性能よりソフトの使い勝手に重点が移った。新しくしても画期的に早くなるわけではないしソフトを使いこなせるかどうかだろう。 
 
CADも3次元をやらなかったらさほど性能は関係ない。動画編集とかグラフィックなどもやらない。であれば今の古いのでも特に不便は感じない。 
 
そもそもソフトよりもパソコンの方が安くなった。CADソフトのバージョンアップで本体が買えるほどだ。ただバージョンアップが本体の性能を要求するようになったら考えたい。だからまだ先の話になりそうだ。


リノベーション

昨日の日曜も現場のゴミを片付けた。新築予定の現場を明日地盤調査をする。その前に刈り込んだカヤを処分しないといけない。土曜も運んだが間に合わないので日曜も運んだと言う訳だ。 
 
区画整理地内とは言え何年も経過すると雑草やカヤが生えて来る。カヤは根が大きいので基礎工事の時は撤去しないとならない。刈り込んだ草はトラックで処分しないとならない。 
 
今日は現地に調査ポイントの杭を打った。今週中には結果が出る予定だが一部に水たまりがある位だから地盤が弱いかもしれない。元は田んぼの可能性が高いが調査結果を見て検討する。 
 
午後からメーカーの勉強会があって参加した。新築からリフォームへの流れがあると言うことだ。当社も2,3年前から全面リフォームが増えてきた。今後は大きな市場になる可能性は高い。 
 
人生100年時代到来で家も長く住まなければならない。30年毎のサイクルで言うと取得時の年齢から30年後は60歳前後になる。その後も30年くらいは住まなければならない。建て替えかリフォームしかない訳だ。 
 
元に戻すのでなく断熱とか強度アップとデザインを両立させなければならない。そ言う意味で進化したリフォーム、メーカー言うところのリノベーションが必要になる。


地盤調査

昨日よりは少しはマシかもしれないが暑い一日。午前中は集金やら現場、午後からこれからの現場の時地盤調査の目印のために杭を打つ。その前にぼうぼうの草刈り。蔦や茅が生い茂って刈るのも積むのも苦労だ。 
 
場所そのものは区画整理地域内なので道路も給排水全て完備だ。元々の地主だったか長く所有していたので草が伸び放題。蔦まで絡んで片付けるのも大苦労。蔦が絡むとトラックに積むのに切らなければならないので面倒臭い。 
 
左隣と後ろはすでに建っていて右側だけが畑になっている。元は田んぼだったはずで掘れば水が湧くかもしれない。区画整理そのものは市の施工なのできちんと地盤は作るはずだが。 
 
給排水も歩道部分に入っているが敷地内引き込みにはなっていない。上水は自腹だが下水は作ってもらえる。電気、電話は、もちろん完備なので問題になるようなことじゃ何もない。 
 
ここは新幹線駅の近くで幼稚園から高校まで全て近くに揃っている。大きなスーパーが出店する話もあるのでますます便利になるだろう。そのせいか価格も思ったより高いようだ。今の現場が終わる11月ごろから着工予定だ。


施主様の意向

午後から台風なのか久しぶりの雨。現場も外部工事は軒並み休み。午前中は会計事務所の来訪で決算の処理。当社は7月末が決算期で皆に変わっていると言われる。それはともかく現場が動く時期なので忙しい時ではある。 
 
伝票は全て話足が書いているが仕分けから会計事務所にお願いしている。私は建築士なのに大学は会計学科を卒業している。ところが最初営業マンになった時から建築に興味が移って建築士になった。 
 
純粋に好きな道を選んだのだが設計事務所の経験がない。全くの自己流で好きなことしかわからない。もしかしたら井の中の蛙ではないかと思う時がある。法律とか現場の技術などはすぐ覚える。 
 
難しいのは役所などに提出する申請書類の書き方である。普通の設計事務所は確認申請の代行とか役所関係の書類手続き代行などが多い。自然に考え方が施主より役所に重点がおかれるようになる。 
 
つまりどうやれば役所に簡単に通せるかとか証明書とか詳細図を書く必要があるとかに重点が移る。本来設計とは施主様の意向を実現することが一番なはずだ。こうやれば簡単に通るとかそれは難しいと却下したがる。 
 
設計者でも職人でもない私は施主様の立場に立って仕事しようと思った。職人たちも仕事をしやすい方を選ぶし申請も法スレスレ流行りたがらない。結局は大工を抱えて思い通りに作る今の形態に落ち着いた。CIMG7712