青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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リフォーム

お盆過ぎからチョコチョコと仕事が舞い込んだ。何となく景気が良くなったかのような気がした。まあ気のせいだろうけど。あいも変わらずコロナコロナで気が滅入る。3年目に入って待ちきれなくなった方もいるかもしれない。 
 
一部の職人を除けばだいぶ景気は落ち込んでいる。職人不足は継続中だから業者によっては忙しそうだ。出稼ぎ中の息子も仕事はあって空くことはないと言う。こちらは青息吐息で給付金とかでやっと持っている。 
 
リフォームが盛況なのはだいぶ前からだが見積もりやら経験者が不足気味だ。新築と違いリフォームは正確に見積もるのは至難の技だ。壊す前から内部の状況を把握できるかポイントになる。こればかりは経験がものを言う。 
 
リフォーム会社が大流行りで若い営業マンが走り回る。現場を見ても見積もりはおろかどう直すか判断できない。誰かベテランを連れて行って見積もるのが普通だ。工事になるとほぼお任せになる。資材や設備関係がポイントだからなかなか難しい。 
 
納期もかかるし金額も張るのでしっかり管理できないとならない。直すのだから今までと同じレベルでは客が納得しない。そこまで出来るのは相当なベテランか経験者しかできない。かなり高額なリフォーム物件があるようだ。 
 
赤字にならないように吹っかけているのだろうが客も良い迷惑だ。適当な見積もりと施工管理ができる業者は少ないだろう。それもあって見積もりとか施工をと話が舞い込む。今までだったら断るが今だと少し考える。新築も減って仕事自体が変わっているのだろうか。


ベテランの出番

9月なのだが一向に涼しくならない。8月は雨の日が多くて涼しかったが今月はどうだか。お盆過ぎからリフォームの引き合いが増えた。それなりに大掛かりなので金額も張る。工期だって何ヶ月かかかってしまう。 
 
コロナで自粛もあったりで物件が少なかった。皆して苦労したと言う事だがここにきて我慢できなかった?のか動き始めた。来年もコロナは続くと思うが2年分溜まって出てくる。他にも話だけだが何軒かあって今年前半や昨年とは大違いだ。 
 
今日も見積もり依頼で現場へ行った。かなり古くて大手はあまり相手にしないような物件だ。ただこう言うのでも仕事には違いないので出来るものはやる。何年か前だったら相手にしなかったような話ではあるが。 
 
人口減は新築需要を減らすがリフォームは全然減ってはいかない。古い家は無限に近いほどあるからそれなりに仕事は出てくる。しかも見積もりとか施工法などかなり難しいから誰でもホイそれとはいかない。そこはベテランの登場でしかないだろう。 
 
安くあげる方法は経験と知識で決まる。職人に余計な仕事をやらせないことがコストダウンの秘訣だ。解体すると中身はどうなっているか熟知しないと予算が出せない。材料も拾い出しできないかから見積もりにならない。 
 
営業が来るようなリフォーム業者はほぼ現場経験がない。結局見積もりはどう転んでも損しないような金額になる。メチャクチャ高いものになるし着工しても儲からない。そこでベテランの出番という事なのだ。


生き残り

お盆も過ぎ例年今頃は会社の決算期。伝票やら証明書等揃えるのもたくさんある。で、来月初旬には決算書が出来てくる。出来てくるって会計事務所がやってくれるので自分のできることは少ない。今年は赤字かなあと思っているが….。 
 
これと言う現場もなくアフターやクレームに近い仕事ばかり。結構忙しくて気が抜けないので疲れるんですよ。お施主様も少々文句垂れるし気を使う事が多いんです。こう言うのが増えてメインの仕事になってしまった。 
 
業界の最近の動きでは職人不足がいよいよ深刻化して着工した現場がストップするとか。今まであり得ないことが起きている。ロシアのおかげで材木やベニア類が猛烈に値上がりしている。値上がりは2,3年前からであらゆる物が上がっているが。 
 
少ない現場を勝ち抜いて着工しても完成させるのが中々しんどい。あらゆる業種の職人不足は深刻ですぐ現場に来てくれない。遅れるとコストがかかることも多いので儲からない。資材も上がっているし中小業者には本当に厳しい。 
 
傾向として輸入品の値上がりで国産材が増えた。自然素材とか手作りとかよりも地球環境の方が強まってきた。家は国産材のプレカット、ベニア類も国産杉になって何となく自然っぽいもしくは環境に優しいなって雰囲気になった。 
 
そこに古民家とか手刻みの家とかは入り込めない。時代遅れの感があって厳しい。当社は大型機械を備えた作業場がある。借りているので維持するだけでも大変だ。在庫もまだたくさんあるし何とかしないといけない。

お施主様のところに行くと現場を見た方の話は時折聞く。なのだが現場に結びつくのは中々ない。以前なら新聞広告などで現場見学会もやれたがコロナでほぼ無くなった。テレビ広告やネット広告はたまに見るが。厳しい中でやれる事は何でもやって生き残るしかない。


ジョミジャム

月変わって8月なんて言っていたら1週間も経った。プレファブの小屋に屋根をかける工事に先週から入っている。材木で組んで鉄骨に上に屋根をかける。所詮プレファブの屋根なので長く保たない。 
 
こう言う工事は変則的なので見積が難しい。今回も予定よりだいぶ多く材料と手間がかかった。儲からないと言うことだが安ければ安いほど良いと言うのが本音なので儲からない。損しなければ良いかと言うことだ。 
 
自宅の新築とか工場の手直しなど何度もお世話になっている。とにかく毎年仕事があると言う良客なのだ。それは良いとして今回は鉄骨と木造の混合なので中々難しかった。まあこう言うこともある。 
 
今日やっと4回目のワクチンの案内が来た。今年の3月に受けたからちょうど4ヶ月経っている。いつもの先生のところで受けるのだが結構待たされる。申し込めばすぐとはいかない。

日曜日にジョミのジャムを作った。私的には一番のお気に入りなのだが手間と材料を用意するのだが大変だ。ジョミはガマズミとも言い山に自然に生えている。赤い小さな実で量の確保が大変だ。我が家に鳥が運んできたのか生えている。 
 
径が2ミリ位と小さいので相当な量を集めないとならない。手が届くくらいの木からジャムだと一瓶くらいしか取れない。何本か集めて煮て冷凍してある。それを濾すのだが実が大きくて肉質部分が小さい。 
 
知り合いのところとか秋になると集めて煮て冷凍する。冷凍すると実と肉質が分離しやすい。ザルで濾すのだが中々大変な作業だ。ブルーベリーとかハスカップのように実がないものは簡単だ。 
 
とにかく酸味と甘味が絶妙でハスカップも美味しいがジョミが最高だ。ジュースは売っているがジャムは少ない。面白半分に作ってハマった。ジュースは栽培した木から収穫する。我が家は自然に生えたものしか使わない。


自分のことは自分で

こんなにも増えるのかとびっくりの連続だ、何がってコロナですよ。学校でも病院でももうウンザリと言うほど罹っている。夏休みなのだが部活とか行事でもしかしたら授業中より接近してたりして。なのに我が家では家内が京都に趣味で出かけている。 
 
こんな歳で遥々京都くんだりまで出かける元気があるのがすごい。おかげで毎日あれこれ言われず好きなモノを力一杯食っている。はずなのだが作るのが面倒くさい。後片付けをやりたくない。好きなモノを食っている筈だがちっとも美味くない。 
 
インスタントに近いものばかり食うからだが本格的に凝って料理したくない。美味い蕎麦を硬めに茹でてしょっぱいツユですすりたい。茹でて水洗いし盛り付ける。タレは出来合いだから良いとして薬味を一人分だけ揃えるのが面倒だ。あり合わせでいつもの様に食っている。 
 
結局いつもの様な味で後片付けのことを思うとあれこれと薬味も作りたくない。出された料理を柔らかいの硬いのと文句を言ってる方が楽だ。つまり家内がいないと飯が美味くないのだ。バリエーションもなくやたらに硬いしょっぱいツユではいくら銘品のそばも形なしだ。 
 
私の祖父と父は男が長生きした。私もそうなったら飯はどうなるだろうか。祖父は同居で食事は作った事がない。父は一応別食事だったので自分で作っていた。私の場合は隣の息子夫婦とは別なので自分で作るよりない。息子と孫が隣とは言え自分で作ることになる。 
 
世代が違うと味付けから何から合わないだろう。娘だったら過去の経験があるから違和感はないだろうが嫁さんだと…..。だったら自分で作ったほうがと思うのだがいざやってみると…..。いなくなって考えたら介護が急に身近になってきた。

なあに動かなるまで仕事をすれば良いのさと思っていた。仕事よりも何よりもお一人様のことを考えないとならない。家内に長生きしてもらって介護もお任せ….そうまくいかないのが世の常だ。自分のことは自分でと念仏のように唱えながら頑張るしかない。