青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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コスモス

朝は晴れたのに午後から予報通り雨。午前中は事務所、午後から作業場と現場。
夕方以前建てたから電話でご近所の方の紹介があった。ナンダカンダと新しいお客様が来るようになった。
明日も打ち合わせ予定なので早めに帰宅予定がいつも通りになってしまう。今週は打ち合わせが多くてアッと言う間だった。
来週も予定があるのでそれなりに忙しい。まあ淡々とこなすよりない。

週末の見学会の広告が増えてきた。来年の消費税上げの駆け込みを狙っているのだろうか。
あいにく当社には完成現場がない。来年まで予定していない。
今打ち合わせ中の方は来年中の予定ばかりだ。当然消費税のからみがある。
前回の時も駆け込みの寸前まで引き合いがあった。今回の方が上げ幅は小さいので少ないのだろうか。

作業場は事務所から20分のところにある。近所に殿さまあんぱんとか古民家を利用したギャラリーもある。
お世辞にも交通の便が良くないにもかかわらず新しい試みがある。地域の方の協力やその地域の風土なのだろうか。
作業場の下は田んぼで休耕の田んぼに野菜ではなくコスモスを植えている。風流なところもある地域だ。
観光客の増加で田舎にも外国人が押し寄せるかもしれない。都会的なものは他所にもあるからこう言った地域の特徴のあるのが価値があるかもしれない。
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将来の不安

朝晩は冷え込むが日中晴れて暖かい。午前中は歯医者さんで被せ物が完成した。
20年以上通っているのだが10年ほど前に治したところがとれた。ナンダカンダと言いながら他所に行く気がしない。
娘や家内は別なところに通っている。床屋は客の変動がないがパーマ屋は何とかってよく言う。
総じて女性の方が浮気っぽいのだろうか。あまり一律で判断するのはしないようにしてはいるが。

修理に通っている間は食事に不自由が少しあった。些細なことでも食事の味が違ってくる。
いつも噛むところが違うだけでだいぶ不自由する。硬いものを思いっきり齧れない。
体だけでなく家だってどこか壊れるたりすると気になる。雰囲気が変わって変な気分になる。
だから新築や大掛かりなリフォームはいかばかりの負担になるのか。打ち合わせで細々気にする気持ちがよくわかる。

人口減で新築が減ると思われるが率から言えば違わない。人口に比例して減るのだからなくなる訳でない。
それどころか所得の違いで減る層と変わらない層が出る。減るのは低所得層だから安物住宅が厳しい。
営業力や繋がりだけで仕事を見つけるのも厳しい。漠然とした将来の不安や健康には関心が高まる。
その不安を増幅させるようなマンションが出た。こう言うのは業界に漠然とした不信感を抱かせる。


製材所

今日は朝から予定なしでゆったり。薪ストーブ用の床もほぼ完成、後は煙突設置。
本体はあるので煙突工事だけだが息子たちは忙しい。この分だと冬にならないとできないかも。
来客もあってなんだかんだと昼になる。午後も引き続き雑用に追われあっという間にブログの時間。
歳を取ると時間経過が早いと言うが慣れもあって感じなくなった。サーフィンではないが時間に乗り遅れなくなった。

マイペースで時間管理ができるようになって焦らなくなった。なるようにしかならないと言う心境だ。
仕事が来ないのも忙しいのも細々気にしない。金のこともあるのでそうもいかないが考えすぎないことだ。
きた仕事を淡々とこなす、これしかない。お客様が増えて図面ばっかり描いているがすべて客優先で考える。
現場を見たいと言えばお施主様に交渉する。どちらの都合もあるから面倒臭い。

昨日は製材所へ修正挽きに行った。久しぶりで半年ぶりぐらいだろうか。
製材所が減ったのもあって生き残り組は忙しい。よその分も来るからてんてこ舞いだ。
丸太置き場は入札でもあるかと言うほど山になっている。宮大工たちは現場が出るとすごい量の製材が出て来る。
平均して来る訳でないからメチャクチャになっている。アルバイトを大量に雇って何とかこなしている。
仕事が切れたらクビだからこれしかない。


マンション

クレーム処理で朝から現場へ。業者と打ち合わせ後事務所へ。
事務所に薪ストーブを設置しようと床にタイルを貼る。2㎡くらいなので自分でやる。
余ったタイルがたくさんあって大きく貼るにはモザイクになる。自分ところだから気にしない。
ボンドでタイルを貼って午後から目地を詰める。カットする部分は後でプロに頼む。

ありがたいことに依頼があって図面描きに忙しい。結構大手の住宅会社などにも見に行った方もいる。
マンションの地中杭の不備で大揉めしている。姉歯事件並みに大きくなるかもしれない。
あれだけ大手の名の知れた会社が揃いも揃っての感がする。大きからって信用できないってのが広まりそうだ。
建築業界は昔からこの手の話題に事欠かない。免震ゴムとかサッシの防火とか認定も当てにならない。

地元だからと言っても安心できるわけではない。作る家は大手と似たり寄ったりでメーカー頼りは共通だ。
フランチャイズとか大手の看板を掲げるものもいる。大手と言ったって現場で仕事は地元業者だ。
監理もマンションですらあの程度なのだから住宅なんてどうなっているやら。大手だから保証もあるし何とかしてくれそうなんてどこまで騙されるのか。
泣いたフリしてないで会社が大きいんだから全額保証しなきゃ。こちらは逃げられないからどこまでも保証しないといけない。泣いている場合じゃないよ。


人生最初の家

朝は現場で打ち合わせ後出社。図面や書類などの作成、あっという間に昼。
昼食はいつも自宅に戻る。待ちわびているワンコをひとしきりかまって昼食。
午後も現場と印鑑証明などを取ったり3時過ぎに事務所。ゴチャゴチャと書類などを整理していると役所へのアンケートなどが出てくる。
面倒臭いと思いながらも書き込み郵送する。明日は製材所へ行って修正挽きを予定している。

昨日春完成のお宅へお客様を連れていく。展示場は見て頂いたが普通の住宅はまだ見たことがない。
たまたまアパートの近くに5,6年前に当社が建てた家があった。新築計画もあって興味を持って見ていたらしい。
奥様の方が古民家風や自然素材に興味があった。普通に住宅会社の見学会を見たりする間にご夫婦で木の家になびいたのだ。
あちこち見て当社に来ていただいたのは光栄だが現場は見たことがない。で、連れて行ったと言うことだ。

今年の7月に2番目の子供が生まれた。まだろくに目も見えないような赤ちゃん連れで打ち合わせに来る。
小さな子供のいる親、特に母親は健康には人一倍関心を持つ。人生のスタートである生まれた時の家は健康であって欲しい。
当たり前のことだと思う。アパートと大して変わらない家を新築して将来に禍根を残したくない。
長く使えて健康に暮らしたいと言うごく普通の家つくりを望んでいる。自然素材と謳っているものの実態は?と言うのも多い。