青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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展示会

朝は少し冷え込んだが段々と気温が上がる。タタキの打設が9時から始まり午後から撫でて終了。車庫部分は一発仕上げなので撫でで終わる。一度撫でて時間を置いてもうちど撫でる。 
 
モルタル仕上げは打設の後で塗る。養生もいらないし高さも後で調整できる。一発仕上げは文字通り仕上げるので養生もいるし高さなどは調整できない。一番はモルタルは剥離するが一発はない。 
 
基礎工事は明日養生を剥がしてい終わりになる。先月17日から1ヶ月以上かかってしまった。予定は3週間ぐらいと見ていたが職人不足で空いてしまった。これからも多いパターンだろう。 
 
解体、基礎と遅れたが大工は順調で基礎ができるまで遊んでしまった。助っ人に行ったり作業場を整理したりしている。去年は秋から新築だったのでずっと忙しかった。春先も消費税上げの駆け込みで現場が混んでいた。 
 
今年は一転して現場が少なく応援に行こうにも人余り状態だ。春になれば出てくるとは思うが昨年よりは明らかに落ちた。データはないが新築の方が厳しいと思う。 
 
今日はメーカーの春の展示会の決起集会があった。チラシを作成しリフォーム需要を開拓しメーカーの展示会に呼ぶ。チラシ代も取られるし頑張って営業しないと。 
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職人の職探し

今朝は少し冷え込んで薄い氷が張っている。ワンコへ餌をやったり孫を見送ったりする。遅めに出勤すると基礎屋がもう来ている。叩きの鉄筋を敷き明日の打設に備える。これで基礎は終了となる。 
 
土曜日には足場を掛けて月曜からの建て方に備える。大工は3人予定しているが一人はすぐいなくなる。息子は2週間ほど空きが出て他所へ助っ人に行く予定が断られる。他所もヒマだと言うことだ。 
 
フリーの大工は常に空いた時に行けるように情報網を持っている。電話をして行けるところへ助っ人に行く。昨年までは不足だったから電話さえすればどこへでも行けた。
 
今年は状況が変わって住宅会社も現場が少ない。親方は人数を減らして何とかやりくりする。仕事が溜まってくると応援を探して何とか進める。その応援の需要が減ったと言うことだ。4,5月ごろまでこの状況は続くと思う。 
 
建築現場は長期的には人手不足が続く。末端の職人は親方次第で空きが出たり残業をしたりする。不安定な職種なのだが昔から変わっていない。近頃は大手の住宅会社に継続して務めるのも増えた。仕事は安定するのだが給料は安い。


クレーム

日が射したり雪になったりの安定しない天気。型枠を剥がし整地して叩きの配筋をする。これでコンクリートを打てば基礎の完成だ。床には断熱材を敷いて配筋をする。 
 
午後には先日雨漏りの工事をしたところから電話がありまた漏る。息子と二人で点検し危ないところをまた工事。雨漏りは一度で解決しないところがある。予期しないところから漏ったりする。 
 
当たり前のことだが漏るようなところは古い建物だ。今回はALCを貼ったビルなので軒がない。外壁材の防水だけで保たせているから切れると漏る。ところが大概あちこち劣化するからどこか特定できない。 
 
前回の工事で漏る量自体は減った。なのだがまだ少し漏る。こうなるとどこなのか探せなくなる。危ない箇所は全部工事したから思いがけないところかもしれない。何度もやってみるしかない。 
 
補修に何度も行くと経費がかかる。工賃も材料費もバカにならない。依頼者としては直してもらわないことには納得できない。何度も電話をしたくないだろうが困る。こう言ったクレームはすぐ対処するようにしている。 
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景気減速

昨日は雪が降ったり雨になったり。今日は雨が降って雪は溶けた。現場は基礎業者が残材などを片付けた。午後から晴れて気温も高くなり型枠剥がしも楽になる。 
 
今週で基礎は終了の予定だが天気さえ良ければ完了できる。大工は来週から予定しているので土曜日には足場を組む。資材も来週には次々と搬入される。メーカーの中にはコロナウィルスの影響で納期が遅れるのもある。 
 
政府の景気動向は10月から12月に相当落ち込んだようだ。消費税上げと節約志向が年金の問題で強まった。それに今回のウィルス騒動がどう影響するか。場合によっては3月はおろか春になっても落ち込むことになるかも。 
 
今の時点でコロナウィルスの影響で出荷が遅れる発表が出ている。今後もっと増えそうな気もする。景気回復が思わしくないのに納期遅れは痛い。コストが増える要素になるからだ。 
 
オリンピックが終わる頃には落ち込む予想が多かった。それがもっと早くなるかもしれない。職人不足に資材の納期遅れは業界には痛い。中国の景気減速は間違い無いだろうからこちらも不安要素になる。


コンクリート打設

今日はコンクリートの打設がある。朝早くから圧送車が準備し予定通りにミキサー車が到着。9時過ぎから作業開始で11時過ぎに終了。その間休み無しで作業をする。 
 
今日の打設は縦の部分で一番重要な工事。基礎の強度はここで決まる。暖冬とは言え防凍材を入れて凍結しないようにする。防凍材は18リットル缶で立米当たり1缶ぐらい混入する。 
 
コンクリートは冬季は強度を上げてスランプを下げる。気温で柔らかさが違うので作業効率を上げたりジャンカが入らないようにする。固いとバイブレーターを長時間かけないといけなくなる。 
 
型枠に流すときはバイブレータで振動を与え気泡が入らないようにする。ただかけ過ぎると強度が落ちてしまう。型枠を叩いたりしながら流し込んでいく。時間との勝負なので一気に休み無しで作業する。 
 
生コン強度とスランプはミキサー車の伝票で確認する。夏は24キロ冬は24キロから27キロを使う。流し終わって何時間かは振動を与えないようにする。最後に表面を撫でで養生をして終了。 
 
住宅は基本的に仕上がりになることが少ない。叩きなどで一発仕上げもあるが普通はモルタルとかタイルで覆われる。だから良い加減な工事が多い。あまりうるさくチェックしないことが多い。 
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