青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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現代風

今朝はいきなりの雪で散歩も中止。気温が高いせいかボタ雪で積もりやすい。孫の迎えのタクシーも出るのに一苦労。現場も昨日で屋根をかけ終わって大正解。内部の天井を補修して終了となる。 
 
解体の現場も雪に埋もれ足場の除去も溶けた雪でグチャグチャになる。あとは残ったコンクリートの解体だけになる。建物の滅失登記をして完了となる。基礎工事は来年になりそうだ。 
 
製材所に預けてある材木も倉庫へ運び明日から刻みの準備に入る。基礎工事がひと月ほどかかる予定なので1月末の上棟になる。小さい建物なので刻みは大工一人でやる予定だ。 
 
小さいとは言えコンクリートとの棍構造なので複雑な構造になる。挙句に地盤が傾斜しているので壁がコンクリートとボードの2種類になる。作り方も全く違うので大工は迷うに違いない。 
 
施主が若いので古民家風とはいかなくて現代風の建物になる。ここ何年か若い施主の家をやらなかったので多少の戸惑いはある。本物を使った最先端のデザインに挑戦しようと思う。 
 
隈研吾先生も国産材を使った公共建物を次々と発表している。当社の一番得意な国産材の加工は十分に発揮されたものにしたい。手刻みとか板張りは当然として使い方に今までにないものをやってみたい。


地域のつながり

今朝は久しぶりに散歩。孫は毎日タクシーで学校へ行く。近くの小学校が廃校となりタクシーでの送り迎えで通学する。7時過ぎには家まで迎えに来る。3台のタクシーは下の道路で待機する。 
 
散歩コースにあって7時前に通ると並んで待っている。同じ会社なので夏には外でおしゃべりしながら待っている。通りかかると顔見知りになったのでたまに喋る時がある。同年代なので知り合いもいるし。 
 
過疎化とは思いたくないが地域には小学生が8人しかいない。3人ぐらいずつタクシーに分乗し通う。帰りも時間をずらして送ってくれる。元の小学校は児童館となり職員がいる。そこに孫は毎日帰ってくる。 
 
児童館の廊下に小学校時代の校長とPTA会長の写真が掲示されている。私も拝命したことがあり孫がそれを見つけた。息子の小学校時代だから30年前になる。孫は地域との繋がりをこんなことで知る。 
 
近所との付き合いも減って親世代ですら隣の方をよく知らない。まして孫世代はもっと希薄になる。自分の親や祖父母が地域との関わりがどのようなものだったか理解できない。 
 
児童館に通って初めて親が卒業した学校を実感する。私の名前を見つけて孫は急に身近に感じたことだろう。自分の家以外に家族が関わった世界があることを知るのだ。転勤族やアパート住まいにはない機会だろう。


知識と経験

先日来早起きができなくなった。最も6時過ぎまで暗いせいもあって目覚めると7時近い。ワンコの餌が溜まって昼にあげている。ここ何日かは朝の冷え込みが緩いので水が凍らない。凍ったときは新しい水をあげないとならない。 
 
午後から屋根の補修の現場があって下見に行く。材料を発注し明日から始める。屋上のアスファルト防水が切れて階段室に漏ってきた。天井も補修する。 
 
細々した仕事があちこち溜まっているが見積もりやら下見に行けない。小さい仕事ほど見積もりが難しいし知識がないとやれない。誰に頼むのか判断もある。 
 
しかも工期が短く見積もりに失敗すると大赤字になる。逆にとんでもなく高いとそれも困る。適正な見積もりと現場管理をやれるのには経験が必要だ。屋根なら屋根、左官なら左官と仕事の内容で適切に判断するのは慣れが必要だ。 
 
初期の頃は職人を連れて行って見積もりした。時間も経費もとんでもなくかかる。小金額だと経費だけでかなりになる。自分で判断し職人を手配するのが一番だ。知識と経験がものを言う。 
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近隣の繋がり

今日で解体は木造部分が終了。あとはコンクリートだけになった。午後からお隣から頼まれていたスズメハチの巣の駆除をやる。庭のツツジの中に大きな巣がある。 
 
ススメバチは春から秋にかけて木の枝や軒などに巣を作る。冬は巣の中は空っぽになる。からになった今が除去のシーズンである。ツツジの手が入らない真ん中に巣を作る。 
 
解体の大工たちに木の伐採とスズメバチの駆除をやった訳だ。こちらも向かいも工事でうるさいのでチェンソーで伐採に丁度良い。普段ならチェンソーなど迷惑になって使えない。 
 
こう言った仕事が増えてきた。どこにでもいた近所の大工さんと言う存在がなくなった。だからと言って大げさに大手のチェーンのリフォーム屋も馴染まない。ちょっとした知り合い程度が丁度良い。 
 
こう言うところからリフォームの仕事が舞い込むのはよくある。リフォーム屋はこんな仕事をこまめにやらないと仕事が来ない。顔を売るとかよりもこまめに仕事をこなした方が結びつく。近隣のつながりと言うところか。 
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景気回復

いつも通りの日曜日、散歩に温泉に薪割り。解体の現場から引き上げた材木を切る。2週間ぐらいは持ちそうな程の量になる。まだ倉庫を片付けた残材もあるし当分買った材木は使わないで済む。 
 
お歳暮の時期なので午前午後と来客がある。鋸屑まみれで着替えるのも面倒でそのまま相手をする。買い物に出かけても混雑して景気回復の気配がする。 
 
消費税上げ前の6月ごろから閲覧数が減り始め10月まで下がりっぱなし。11月から回復し今月も完全に復調した。記録更新を続けて来年に向け見通しも出てきた。 
 
他所もチラシや広告が増えてきた。来春からの回復は間違いなさそうだ。ただ以前のままかどうかはわからない。地元業者の回復が遅れ大手に先を越されるかもしれない。 
 
建て売りやそれに近い注文住宅が増えた。こだわる家つくりもそれなりにあると思うが一段とこだわりが強くなっている。問い合わせや打ち合わせがかなり細かくなってきた。 
 
漠然とこだわった風の広告では客を掴めなくなった。簡単に人を信用しなくなったのか。とことん聞いたり実物を見たがる。ただ焦点がCMなどのイメージ広告に左右されている。現実的でない言うか難しいことばかり要求する。 
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