青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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力づく

晴れても最高気温は上がらない。日当たりは少し溶けたがあまり積雪は減らない。現場は順調に進みベースの配筋は終わった。明日早く打設する。型枠を付けてからの打設は土曜日になる。来週中の完成は間に合うだろう。 
 
24日の週は足場から資材搬入他一斉にスタートする。発注は既に終わり職人の手配も終わった。加工は全て終わっているので進行は早そうだ。3月中にはいいところまで行くだろう。 
 
先週末からの寒波は明日まででその後は春の陽気が来そうな予報だ。氷点下の最高気温が9度とかになると雪も溶けてぐちゃぐちゃになりそうだ。いきなりの変化は調子が狂う。 
 
孫のお迎えのタクシーが雪で自宅前まで来れない。道路まで出て待っている。これもあと2,3日で元通りになるのだろうか。7時10分には玄関前に来てくれる。学校の下まで行くと降ろされる。 
 
過疎化が進むと行政の経費が掛かるようになる。コンパクトシティー化はこういう無駄な経費がかからない。生活に必要な整備は小さくなって大幅に減る。いい事だらけだが先祖代々とか個人の勝手とかどこか釈然としない。 
 
一党独裁の中国のウィルス騒ぎはさっぱり収まらない。問答無用で徹底的にやるのか思ったら意外に鈍い。まだ国としての大人のマナーすら守れないようでは結局力づくになってしまう。その力づくが少し弱いのではないか。


70歳

今日も冷え込み氷点下の一日。現場は配筋のベースを作るので寸法を細かくチェック。間違い探しはこれで最後になる。あとは打設のみ。 
 
午前中は打ち合わせがあり午後から事務所。資材発注も佳境に入り慎重に検討する。とは言うものも天気次第でどうなるかわからない。順調にいったら材料不足で困る。 
 
メーカーの発注者に電話をすると今年もよろしくと挨拶された。もう2月なのにと思ったが月日の経つのは早い。久しぶりに会った別の営業マンに定年かと言ってとムッとされた。相手が若いのか年寄りなのかわからなくなる。 
 
仕事を辞めるつもりがないので60歳前後の方は同年代に見えたりする。年が下でも老けたのもいるし付き合いが長いと同年代だと勘違いする。30年以上も自営をやっているからね。 
 
仕事では歳は関係ないし気にしない。長い付き合いは似たような歳だったと思い込む。それに60歳を過ぎても嘱託などで仕事は継続するからね。だからではないが自分では70歳を過ぎたら年寄りかなと思っている。 
 
以前から75歳までは仕事を続けようと思っていた。もちろん健康だったらの話だが。自営なので借金もあるし色々苦労もある。真夜中にフッと止めようかなと思うこともある。起きるとすぐ忘れるのだが。


業者同士

久しぶりに晴れて午後からは気温も上がり道路の雪も溶けた。現場は低い方の基礎工事に取り掛かる。今までとは変わり2mほど低いところを工事する。残土が思ったより出て処分をしないといけない。 
 
今度の現場ほど基礎がややこしいのは初めてだ。敷地が傾斜しているので一部が平家になる。二階建てと平家が繋がるイメージだ。従って基礎もややこしく出る残土量も読めない。 
 
高いところから始めたので当初は残土を搬入した。低い部分にかかると反対に余る。半地下の一階があって二階が平家風になる。平らな基礎だと残土量を見て基礎高さを決めたりする。 
 
難しいのは基礎だけでなく木造部分にも言える。一階の床は半地下なのもあってタイル貼りになる。しかも水回りなので配管類がコンクリートの下に埋まる。給排水位置が少しでもズレると大ごとだ。 
 
普通だと配管は床下空間で多少は動かせる。ダイレクトにコンクリートの仕上がりだと余裕がない。これはこれで給排水業者は面倒だ。念入りに打ち合わせて正確に配管する。 
 
水道業者はチョコとチョコと現場に来て配管をしていく。基礎と給排水はいつも現場で重なるからお互いに電話をしあって進める。こちらに聞かれても返答できないこともあるからその方が良いようだ。IMG_1033


発注

降って欲しくない雪が降り始める。午後には止んだが20センチくらいは積もった。雪の中を大工が遣り方を出した。遣り方も2回に分けるほどややこしい基礎だ。 
 
当然基礎屋は工期がかかる。その上積雪となれば余計な仕事が増えるし遅くなる。メーカーには3週間ほど前に発注する。早めたり遅らすことはできない。置く場所さえあれば問題ない。 
 
建材はメーカー直送が増えて日程には厳しい。工場出荷日が決まるとトラック便が何があっても配達する。置く場所がなくて道路に置いていったこともあった。 
 
建材店は以前なら自前の倉庫に在庫を置いた。今は本当に基本的なものしか置かない。在庫削減はメーカーだけでなく販売店も同じだ。工場から販売店、現場と配達するより直送が安い。 
 
人手不足の折から日程がズレる事はよくある。工程が組めなくなりいつ業者を入れるか決まらない。特に上棟は建材、材木、足場掛け、屋根のフェルト張りと一度に集中する。 
 
何かを発注ミスをすると現場が進まなくなる。監督としては一番気を揉む。工期短縮はあらゆるコストに影響するからだ。もちろん材料が来なくて職人が遊ぶなんてのは最悪だ。
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展示会

今までと違い少し寒くなった。朝一番で雨漏りの現場へ行く。材料をホームセンターで購入し大工に指示する。基礎は午後から叩きの打設。明日は気温が下がりそうなので養生をガッチリする。 
 
昼にメーカーの営業が来て先日の講習会で案内があった展示会の申仕込みをする。当社の社名入りのチラシを作成してもらい客に配布する。決められた日にショールームに招待する。 
 
今までもショールームで展示会は行っている。単にメーカーチラシを持ってきて見込み客があれば連れて来いと言う感じだった。今回は一歩進めて業者から資金提供してもらう。 
 
業者にも目標というか積極性を持ってもらい動員数を上げる。ただの展示会では業者頼みになり決まったものしか来てもらえない。業者にも危機感を持ってもらい集客を図ると言うものだ。 
 
こちらも何かの機会がないと客にDMを送ることもない。30年以上経って自分が建てた家がリフォーム需要期に入る。メーカーの力を借りて販促をする。自分の力だけでやれるならそれにこした事はないのだが。