青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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技能実習生2

朝から業者と打ち合わせが続き夕方までかかる。最後に新築現場で建具と家具の打ち合わせ。今日は何人とあったろうか、疲れてしまった。 
 
建材業者と打ち合わせで業界の四方山話し。外国人技能実習生は住宅会社で採用になっているところがある。言葉さえクリアできれば真面目だし若くて熱心だと。 
 
補助金とか色々あるようなので詳しく聞いて見ないとならない。当社も大工が足りなくて息子の相手が欲しい。いわゆる手元と呼ばれる見習いだ。 
 
日本人で新しいのを探すのはほぼ不可能に近い。かと言っていつまでもロートル軍団を待っていても来ない。仕事の内容がプレカットの現場とは違うからだ。 
 
体力がいるのと汚れるのが原因だ。歳をとれば力仕事は避けたい。嵌めればすぐ入るプレカットと違っ手刻みは掛矢で叩いて入れる。 
 
若くないと難しいかもしれない。この手の仕事は増える可能性もないし無理はしたくない。大工が見つからないのはこんな事情がある。 
 
何も知らない素人に一から教えた方が早いかもしれない。少なくとも自分より若いのがいない息子は使いやすいと言う。この前の電話をちゃんと聞いておけばよかった。


技能実習生

朝一番で基礎の立会いで現場へ。一通り打ち合わせをして作業場へ。東屋を建てるので大工と現場へ。デザイン寸法などを打ち合わせる。午後から新築の現場へ行って打ち合わせ。 
 
新規の客もあって打ち合わせ予定が埋まる。ほとんど土日だから休みがなくなる。消費税上げもあるから近年ないほど皆忙しい。業者も何のかんのと来てくれない。 
 
状況はバブル最盛期に似ている。あの時も職人は猛烈に忙しくて手間賃も跳ね上がった。職人の数は多かったが出稼ぎでいなくなった。 
 
違うのは職人の年齢も若くて20代もいたし30,40代が主力だった。私も30代で独立すぐで知識もカネもないので痛い目にあって勉強した。 
 
今の不足は職人そのものの数が減った。引退もあるし高年齢で休みが増えたのもある。技術とかの問題でなく絶対数が足りない。バブルの時は手刻みも多かったし技術的に難しかった。 
 
技能実習生を雇わないかという電話がきた。思っていなかったことで断ったが検討する時が来るかもしれない。少なくとも時世はそういう方向に向かっている。


残材利用

朝は少し雨が残ってワンコの散歩はお休み。日中は晴れて仕上げ中の現場で打ち合わせ。その後カーテンブラインドなどを見にいく。漆喰も順調に進み来週にも1階が終わる。 
 
製作中の照明器具ができたので見にいくと残念な出来上がり。思ったイメージとはかけ離れたゴツいものができた。再度設計し直しで考える。 
 
頼まれた子供用の机や椅子を作る。残材が溜まって家具用の切れ端だから捨てるにはもったいない。そこで様々な寸法の箱や机、椅子を作る。 
 
簡単なラックだから積み上げて使うようにする。集成材の切れ端なので狂いもないし仕上がりも綺麗だ。これまでも建てた方に子供用の踏み台は作ったことがあった。 
 
倉庫の隅に残材を積み上げてある。捨てるにはもったいないし綺麗だからいつか作ろうと貯めた。小は20センチ角から大は45センチ角になる。同じ寸法にはできないので様々なものになる。 
 
薪ストーブは残材や切れ端を燃やす。中には銘木の端もあるので捨てるにはもったいない。壁に貼ってインテリアにしようと貯めた小さい板切れもたくさんある。いつかは何かにしようと思うが溜まる一方だ。


仕上げ

今日から地盤改良と水道取り出し工事に入る。火曜日に遣り方を出し来月上等になる。たまたま工事が一緒になり現場はてんやわんやで車が溢れる。 
 
来週から3週間ほどは基礎工事を予定している。上棟まで一月あまりだが業者がダブって順調に行けるかどうか。途中何日かの余裕を見て間に合うかどうかだ。木材や建材等は発注済みで予定が決まっている。 
 
仕事が溢れて遅れ気味なのは当社だけではない。大手や中小どこでも似たようなものだろう。決定的なのは大工、基礎、板金で彼ら次第で工期が決まる。すんなり来てくれるなら余裕なのだがなかなか来てくれない。 
 
もう一つの現場は塗装が終わり左官が入っている。とりあえず毎日来てくれると3週間ほどで終わる。その間に各種の仕上げが進行する。毎日デザインや寸法などの打ち合わせで考える時間が足りない。 
 
仕上げは凝れば凝るほど作るのに時間がかかる。見える部分しかないから全てに気を使わないとならない。見た目、色、形、使い勝手、部品などの金物。既製品を使うと一切考えることもなく粛々と終わる。 
 
仕上げの頃になると寝ていてもいつも考え続ける。すぐ思いつかなかったりするとイライラして来る。時間が迫るから余計そうなる。たまに業者に早くとせっついてしまったりする。絶対してはいけないことだが。CIMG7886


事前打ち合わせ

曇りがちの予報がすっきりと晴れる。新築の現場は塗装と左官が入る。塗装は今日で終わり明日から左官のみになる。二人なので2週間ほどかかる。 
 
漆喰が進むと照明とか流しとか器具付けに入る。漆喰が終わらないとできない部分は仕方がないができるのは進んでいく。そこは慣れたもので職人たちもお互いに話し合いながらやる。 
 
当社の下請けはいつも同じ業者なので顔馴染みだ。仕上げ作業は業者が同時進行でかち合うからお互いに譲らないとならない。自社の都合だけでできない。 
 
大きな現場などになると業者が知らない者同士だからもめる。打ち合わせが前提でお互いぶつからないようにする。住宅などは1日仕事が多いので事前打ち合わせがない。 
 
前日に電話が来るのが普通で大型機械などは使わないから何とかなる。決定的にダメと言うのはあまりない。現場管理が甘くなる要因だが重なって来ると打ち合わせが必要だ。 
 
現場管理は業者と連絡を取り合うのが仕事だ。電話が頻繁になるし材料を慌てて搬入するとか忙しくなる。事前に打ち合わせをする習慣がないのが原因だが。