青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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事務所へ行く前に倉庫から材木を積む。そのまま事務所へ行きメール他のチェック。作業場でおろして足りない材料を挽く。製材所で寸法や材料を確認。以前から在庫のカツラを上がり框に使いたい。乾燥は十分なのだが目がいいかどうかだ。 
 
事務所へ戻り図面の続き。昼食後基礎のコンクリート打設に立ち会う。2時に行ったらもう終わって帰るところだった。来週まで養生をして型枠をつける。来週中に縦の型枠にもコンクリート打設。また養生して再来週には型枠を剥がす。内部のコンクリートを打てば完了だ。 
 
予定では今月いっぱいで完了なのだが天気もあるので油断できない。来月の上棟に向け資材は発注済みだ。遅れたら狭い現場は大混乱だろう。そうなったら資材の入荷は止められないので置き場所を確保しないとならない。 
 
設計作業がいっぱいあって連日大苦戦している。工事中はもちろん次のもその次のも進んで行く。合間に新しい客もあるしリフォームまである。細かい仕事もたまってくる。重なるときは重なるものだ。 
 
手描きの図面の頃だったらこんなにいっぺんにできなかった。CADを使うようになって捗るようになった。似たような作業が多いので他の図面からコピーして描ける。効率よく作業できなければ現場が混乱する。 
 
CADだと何件もの現場を一度に開いて細切れで作業できる。キッチンの製作だったら細部の図面も必要になる。高さ幅から板材の厚みまで全て図指する。大工がそのまま作れるようにしないとならない。意匠図しか描いたことがなければ結構面倒な作業になる。 
 
木造に通じていないと家具製作まで設計できない。業者に意匠図だけを渡して作ることもできる。できるが自分の意図するようなものができるかどうか。ましてコストや材料費まで計算できるかどうか。何事も奥は深いし道は遠い。