青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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少しだけ曇りがちで気温も低く作業には最適。新築の現場は応援の大工が減って代わりに板金屋が入る。フェルトを貼ってしまえば雨が降っても大丈夫だ。採寸をして加工をして屋根を葺く。 
 
リフォームの現場は天井が終わって床を貼る。明日の雨を見越して朝のうちに搬入しておいた。養生とフロアボンド、ステープルを用意した。フローリングは下地に合板を張ってフロアタッカーで留めていく。 
 
昔はフロアネイルで打って留めたが今はホッチキスの針のようなネイルでやる。フロアボンドをつける条件で細いステープルで打ち込む。コの字型の針なので十分に効く。昔なら釘で留めると言う感じだった。 
 
合板下地が一般的になってこのような機械が普及した。作業も楽だし早い。合板は根太や火打を省略することなのでさらに早くなる。一応計算上では強度があることになっている。 
 
合板を使うと言う前提なので自然素材にこだわる方には向いていない。昔風に根太に釘留めだと年月で緩んで床なりが出やすい。フローリングも40ミリと厚いものを使う。しかも根太、火打を入れたり手間もかかる。 
 
今では相当無理な工事をすることになりやすい。コストも跳ね上がるし現実的ではない。フローリングの種類も杉とか限られたものしか使えない。リフォームなどには全く向いていない。今回は合板下地で栗のフローリングを貼ることになった。