昨日よりしのぎやすく少し曇りがち。夕方の打ち合わせの準備やら銀行へ。

色々あって打ち合わせがストップしている方に電話をする。平たく言えばキャンセル気味ってことだ。

これも仕事だから仕方ない。可能性がなくても連絡はする。

午後から時間があって近所をカメラ持参で散歩。21年もいても車で通らない道はメッタにいかない。

豆腐の仲間のおばちゃんに冷やかされなら近所散歩。滅多に出歩くこともないので何事かと聞かれる。

写真を撮ったり運動不足解消の積りなのだが。で、事務所の通りの反対の下の方に神社がある。

石動神社と言うが参拝もしたことがなかった。道路の看板を見ると江戸時代からあると言う。

この神社名を知るまで自分の事務所の地名が読めなかった。石動木と書いていするぎと読む。

公園の下からトンネル工事で移転したとある。私は工事着工後に来たので前の地を知らない。

すぐ下の貸事務所に3,4年いたのに薄っすらとしか記憶がない。或る日工事の矢板が建ってその時は移転もほぼ完了していた。

工事事務所ができてから事情で貸事務所を出ることになった。そして思い立って自分の事務所を建てようと決めた。

神社のことも土地探しの近辺捜査で覚えたのだった。運が良かったのか順調に事務所ができてしまった。

今日も一日晴れて暑い。午後から葬儀があった。

朝から銀行で通帳の名義変更。あれこれと必要な書類を集めたり半日かかる。

役所と同じで手続きが面倒になってきた。チラッと見るだけなのに会社謄本を用意したり。

監督官庁の指示なんだろうけど面倒な上に金もかかる。文句を言ってもしかたないが。

葬儀は取引業者で私よりも若い。独立する前からの知り合いで事務所も近く中学も同じだ。

私が独立前にリフォーム関係の会社にいた。メーカーの営業だったので現場のことはわからない。

そこに業者として彼がいた。中学の後輩だし親近感があった。

個人的に色々勉強させてもらった。今も続く取引業者に彼の紹介もあった。

自営は個人的な人脈が全てで公的な知名度はない。彼は若くても付き合いが多く多岐にわたる。

取引業者だけでなく自営の先輩それも年上にもてた。大金をかけて事業を展開し失敗に終わった。

多分先輩達の指導やアドバイスで始めたと思う。挽回できる若さだったので必死に事業展開をしていたと思う。

急な死は彼には無念だったと思う。年下ではあっても自営は先輩で亡くなったのは少しショックではある。

風が強くあまり暑さを感じない。昨日よりだいぶ気温が上がった。

いつも通り図面やら見積。午後から建築士事務所の登録申請。

手数料を払い書類一式を郵送する。5年毎の更新で建設業に比べると簡単だ。

仕事の上では建設業の方が重要で付随する労災とか関連する申請が多い。

暑かったり寒かったりで調子が悪い。運動もしないで事務所に籠る毎日が悪いのだろう。

10年以上前にスキーもやめゴルフとか夏のスポーツには縁がない。ヒマな冬しか遊べないのでスキーくらいしかない。

スキーに夢中の頃は風邪なんてひいたことがなかった。膝が痛くなったり何でか肩が痛かったりする。

事務所の隣の公園は高齢者のウォーキングが多い。家内は公園を歩けとうるさいが用もないのに歩きたくない。

事務所を建てた当初はヒマで近所を歩き回った。車でしか通らないところを歩くと別な景色が見えて来る。

距離や高さが視点を変えると全く別に見える。店舗などもこんなに大きかったかと思える。

何より距離感だろう違うのは。車で一瞬なのが歩くとかなりある。

小一時間歩いても何キロも歩けない。2,3キロ歩くとかなりシンドイ、だから歩けと家内が言う。

朝から雨、肌寒い。午前中は事務所で午後から役所廻りで調査。

6月は住民税、自動車税などの支払い期になる。家内もサラリーマンでないので送られて来る。

給料天引きの時は全く考えもしなかった金額が気になる。自営は最初からなので当たり前なのだが。

固定資産税とかキツいといつも思っている。労災とかすごい金額になる。

何だかんだと今年も半分になる。春から現場がなくて息子は他所へ行きっぱなしだ。

本人は気楽で使われ者は良いとノンビリしたことを言っている。クレーン付きがなくなってから木を運ぶことがなくなった。

丸太も買うこともなくなったし製材所から材木を買うようにしている。挽き寸法は指定するから前と同じだが。

自宅脇の倉庫と丸太を置く土場は草が生えてきた。ゴミを置くだけなので少し寂しい感じだ。

私は相変わらず忙しくて図面やら何やらの日課だ。相談者は相変わらずでセッセと会って現場を見る。

戻れば今度は図面になる。これが時間がかかるし面倒だ。

依頼者の意向を把握するには時間がかかる。しかしノンビリとは出来ない。

勝手に推測し設計する。で、期待にそぐわない図面ができて……それっきりだ。

お天気も良く日本3大虚空蔵菩薩のある神社にお参りにいく。丑寅のお守りで知られ寅年の私は小さい頃から連れて行ってもらっていた。

ここ10年ほど行っていなかったので久しぶりに行った。お祭りもあって混雑している。

お守りを頂いて名物の蕎麦を食べる。家内は近くの保育所に勤務したこともあって顔見知りも多い。

急な崖を登る参道に足が棒のようになった。運動不足を痛感するばかりだ。

残念なことにカメラを持っていかなかった。一眼レフがあるのにいつも持って歩かない。

写真を撮ることにあまり熱意はなかった。写真の魅力も良く分からない。

なのに何で一眼レフを持っているかと言うと建物の写真を広角で撮りたかった。

コンデジでも広角はあるのだが一眼レフはさらに良い。露出も絞りもオート任せで撮る。

何のための一眼レフかわからない。せっかくの機能も使わずじまいで最近少し撮るようにしている。

写真は撮りたいモノがあって興味が湧く。適当にカシャカシャ写していると面白いのが撮れたりする。

偶然なのだが気負わず自然に撮ると以外に面白く写る。自分の美的感覚頼りで適当ってば適当だ。

それでもコンデジやiPadと違って一眼レフが面白い。同じものでも色や背景がきっちり写る、一眼レフだから当然だが。