今年の最高気温だったと思うが暑かった。じわっと周りから暑さに取り囲まれるような気がした。こんなに暑い日は滅多にないに違いない。職人たちにずるいって言われそうだが一日事務所にこもりっきりだ。
現場は外部が塗装と雨樋の板金が内部は大工が一人。コーキングを詰めてその上から吹き付ける。艶のない漆喰のような白に塗装する。下の部分は焦げ茶色に塗装するのだが一回済んでいる。
板の塗装は板そのものに染み込むようなものになる。いろいろ種類があるが木目を生かすようなものを選んだ。板は木目があって柔らかい部分に濃く染み込み硬い年輪部分にはあまり染み込まない。
無塗装よりも塗装した方が木目がくっきり出て来る。特にシッケンズというメーカーは木目が綺麗に出る。キシラデコールというメーカーが一番有名だがこちらは木目を消してしまう仕上げになる。
杉材だとウッドロングエコという自然塗料も選べるが水性なのでカラマツのような脂が多い木は綺麗に仕上がらない。過去に試したことが今生きている。建材と違い板の場合は塗料が取れやすい。それと変色も激しいがそれはそれで味があると思うのです。