青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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ポストイン

昨日よりはだいぶ暖かく陽が出てホッとする一日。現場も明日から待望の応援が二人来る予定。来月の中旬には大工工事を終えたい。その後仕上げが一ヶ月かかるから3月末の引き渡しに間に合う。 
 
住宅業界の広告は長らく新聞紙上が主流だった。2,3年前からポストインのチラシが主流になった。しかも新聞折込よりポストインの方が少し安い。 
 
理由はそれだけではなくて新聞を取っている世帯が減っている。アパート暮らしならほぼ取らないし中高年が死亡欄を見るために取るケースが多い。かく言う私もそうなのだが。 
 
新築需要は若年層が対象なのに効果が薄れる恐れがある。ポストインはアパートも全て回っている。アパートに住む新築希望者にはポストインの方が向いている。 
 
当社も新聞紙上に広告をしている。中高年向けのリフォームだからアパート住まいは縁がない。中高年はポストインは見ていないと思う。同じチラシでも新聞折込ならこまめに見るのに。 
 
広告も用途によって入れる媒体を選ぶ時代になった。今後増えるのが確実なリフォーム需要は細分化され大小入り乱れて競争する。特殊な分野に的を絞って資産の多い中高年を考えている。的を絞った広告が必要になる。


冬の基礎工事

突風が吹いたり激しい雪が吹き付ける。現場は大工が戻り内部の工事に入る。ベランダがまだ完成していないのだが今日の天気では無理だろう。 
 
大寒も過ぎたが今が寒さも最高潮だ。真冬の工事が嫌われて仕事が途切れて困ったのは昔の話だ。現場の隣では基礎工事に取り掛かっている。水を扱うから一番向いていない時期なのにだ。 
 
凍るし掘るのも埋めるのも容易でない。なぜ今かと言うと基礎屋が空いていないからだ。とにかく職人不足の最たるのは基礎でどこも目の色を変えて探している。 
 
基礎ができなければ家は建たない。技術とか良い仕事とかより工事して欲しい。職人には失礼だがほとんど見えないし決定的なミスでもない限りどこの誰でも良い。 
 
地盤調査が必要になって結果で基礎の仕様を考える。逆の言い方をすると地盤がよければコンクリート強度とか工事の丁寧さで手抜きができる。 
 
鉄筋も工場で作る既製品の時代になり技術の差が出にくい。曲がったりレベルが狂ったりしても調整できる。そんなことで業者を選べる時代は過ぎてしまった。 
 
もっとも職人のレベルという点では他の職人も似たり寄ったりだ。手刻みと言う大工には一番面倒くさい仕事もできないか敬遠されるのが普通だ。プレカットで建材多用の家つくりのレベルに皆なってしまった。


羽目板の残り物

徐々に気温が上がり夕方には雨になる。今日も大工は加工で現場は電気と建具が入る。内装の図面用に細部の寸法を採る。二階はほぼ壁下地ができてあとは天井を作る。 
 
製材所へ加工材を引き取りに行き作業場へ。出入口や窓の枠材と天井下地はできた。あとは巾木と周り縁を加工する。家具材と棚材は追々準備する。 
 
製材所では廃業する製材所から残り物の羽目板を安く買った。在庫品で新品でないから安い。ロスを見ても安くなる計算だ。 
 
少し規模の大きな製材所は材木だけでなく羽目板なども加工する。余り材とか空き時間に作るからコストは安い。安いのだが所詮販売力があるわけではないから在庫が余る。 
 
廃業するとなるとこれらが安く出回る。考えられないほど安いのだがそれなりに欠点もある。売りにくいサイズや傷物が多い。公共物件などに使って余ったものなどもあるからまともなものもある。 
 
羽目板やフローリングを国産品で揃えると高くつく。しかも供給が安定しないから買い切りとなる。残りものを次に使おうにも合わないから使えない。結局高くつくがこだわりの家つくりでは有用だ。


材木の選定

厳しい冷え込みが続き今日も寒い。作業場で加工中の大工と預けてある在庫から必要な材木を引っ張り出す。山に積んである梱包を解いて一本ずつチェックする。 
 
建材と違い材木から仕上げ材を作るので使えるものを選定する。そして加工をして現場へ搬入する。作業場にも在庫はあるが隣の製材所に預けてあるのが多い。 
 
リフトで積んである材木を下ろし一本ずつ節や割れの有無や目を見る。後で曲がりそうなのや割れそうなものは見てわかる。分けたものを仕上げ材と下地材に積み直す。 
 
もちろん乾燥していないものは問題外で最低でも1年くらいは置いてある。乾燥途中で曲がったり割れたりするのでリスクはある。 
 
製材所から買うと生だったり価格も高い。丸太で買って製材すると安くなるが分けたり選ぶ手間が増える。選定の基準が製材所からこちらに移るからより厳しく選べる。 
 
こう言う手間がコストに吸収されるなら良いのだが予算がない場合はキツイ。在庫リスクまで考えるとその都度買った方が経営上は良いのだがこだわりの部分は薄れる。 
 
製材所が減っている現状はいつまでできるか見通せない。隣の製材所があと何年続けるかで当社も判断する時が来る。 
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薪割り

あれほど暖かい日曜から一転氷点下の一日。昨日は薪割りに精を出し残材など切って割った。トラック一台分あって一ヶ月は保つ。隣の息子たちも使うのでかなりの消費になる。 
 
現場から出る残材もあるのだがとても足りない。なので製材の際に出る皮の部分を持ち帰る。杉とか広葉樹以外は捨てるので大した量ではない。一年経つと私のトラックで2,3台は出る。 
 
それを自宅に積んで暇な時に切ったり割ったりする。ケヤキなどそれでなくとも硬いのに時間を置けばカンカンに硬くなってチェンソーから煙が出るようになる。当然切れなくなってしまう。 
 
割るのも相当な力がいる。節とかあるともう降参となるが無理に頑張って疲れるよりは捨てた方が早い。チェンソーで割れ目を入れ楔を打ち込んでハンマーで割る。製材した直後なら割と簡単だ。 
 
燃やすとこの硬いのが火持ちも良い。使っているストーブはペレット兼用タイプなので大きな薪が入らない。現場で出た切れ端なんかは丁度良いがすぐ燃え尽きる。大きな硬い薪を燃やしたいのだが入りきらない。 
 
自分の経験から薪ストーブは大は小を兼ねるから大型を勧める。長くて太い薪を用意できるなら手間もかからず大型に限る。私のは残材焼却用として使っているようなものだ。だからセッセと細かく切って割らないとならない。