青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

山行きの理由

昨日よりは気温が上がるが雨が降る。朝は作業場でお施主様に刻んだ材料をご覧いただく。すぐ事務所へ戻り図面の続き。昼食後風除室をつけたいと言うことで現場へ。業者をすぐ呼び見積もりする。 
 
また事務所へ戻り図面を描く。ブラインドを交換したいと以前建てた方から電話がくる。現場へ伺い採寸して見積もりを出すことにする。また事務所へ戻り図面の続き。今日は細切れの時間が続く。 
 
明日はメーカーのショールームへお施主様と待ち合わせ。その時に図面を持参するために描いている。水回りが主なので図面がないとわかりにくいし納得するのに時間がかかる。 
 
来週から伐採が始まり山行きになる。自分の山なので好きなように伐れる。買うと高くて難しいものを製材したい。角や梁は割と簡単に手に入る。相場もあって金さえ出せば入手は容易だ。 
 
外壁用の板などは手に入りにくいものだ。丸太から製材してもらうよりない。当然生なので乾燥する時間がかかる。だから自分用に板を在庫乾燥して置きたい。在庫があればすぐ使えるしコストも下がる。 
 
製材したては使えないので時間をおくか乾燥機に入れる。コストがかかるし乾燥も十分とは言えない。やはり自然乾燥が一番で強制乾燥は表面しか乾燥しない。ゆっくり乾燥した在庫は狂いもなく商品価値が高い。 
 
なぜ伐採現場へ行くかと言うと伐採寸法を指定したい。どの木をどのくらいの長さで伐るかが重要だ。規格の4Mだけでなく5Mとか特寸を欲しい。これが買えば高くなる原因だ。特寸は価格が倍ぐらいに跳ね上がる。 
 
特寸を自由に使えれば設計が自由になる。もちろんできたものも多いに良くなる。そこが山に行く最大の理由なのだ。たかが梁材でも柱を飛ばして現しにすると大層見栄えがする。


設計作業

事務所へ行く前に倉庫から材木を積む。そのまま事務所へ行きメール他のチェック。作業場でおろして足りない材料を挽く。製材所で寸法や材料を確認。以前から在庫のカツラを上がり框に使いたい。乾燥は十分なのだが目がいいかどうかだ。 
 
事務所へ戻り図面の続き。昼食後基礎のコンクリート打設に立ち会う。2時に行ったらもう終わって帰るところだった。来週まで養生をして型枠をつける。来週中に縦の型枠にもコンクリート打設。また養生して再来週には型枠を剥がす。内部のコンクリートを打てば完了だ。 
 
予定では今月いっぱいで完了なのだが天気もあるので油断できない。来月の上棟に向け資材は発注済みだ。遅れたら狭い現場は大混乱だろう。そうなったら資材の入荷は止められないので置き場所を確保しないとならない。 
 
設計作業がいっぱいあって連日大苦戦している。工事中はもちろん次のもその次のも進んで行く。合間に新しい客もあるしリフォームまである。細かい仕事もたまってくる。重なるときは重なるものだ。 
 
手描きの図面の頃だったらこんなにいっぺんにできなかった。CADを使うようになって捗るようになった。似たような作業が多いので他の図面からコピーして描ける。効率よく作業できなければ現場が混乱する。 
 
CADだと何件もの現場を一度に開いて細切れで作業できる。キッチンの製作だったら細部の図面も必要になる。高さ幅から板材の厚みまで全て図指する。大工がそのまま作れるようにしないとならない。意匠図しか描いたことがなければ結構面倒な作業になる。 
 
木造に通じていないと家具製作まで設計できない。業者に意匠図だけを渡して作ることもできる。できるが自分の意図するようなものができるかどうか。ましてコストや材料費まで計算できるかどうか。何事も奥は深いし道は遠い。


検査

気温が下がり寒い一日。朝一で現場で採寸と打ち合わせ。すぐ配筋検査の現場へ直行。終えて作業場へより事務所へ。結局事務所へ出勤したのは午後になる。ファックスとメールチェックをして書類作成。

昼前市役所から電話があり現場に確認掲示板が見当たらないと。事情があって掲示したくないのでギリギリまで持って歩いていた。今日は検査があるので立てようとした矢先だった。 
 
道路に面して行政には通りがかりに見える。こんな現場は役所から指摘を受ける確率が高い。気をつけないとなりません。検査も無事に済みお施主様と上棟の打ち合わせ。来月の上旬になりそうだが基礎屋が間に合うかどうか。 
 
現場が狭いので資材の置き場がない。上棟の頃は木材、建材と一気に入荷する。大工も応援が来たりして車が増える。駐車場は何とか確保できたが資材が溢れる。傷とか盗難に会わないとも限らない。 
 
修理の終わったトラックは快調そのもの。クラッチもこんなに軽く入るものかと感動する。今まではギアを入れるのに力一杯押し込まないと入らなかった。今はストンと気持ちよく入る。 
 
修理を担当した職人に30年50万キロを目指していると言うと目を丸くする。プロが見ても難しいと言うがこちらは何が何でも乗る気でいる。多少費用がかかろうと走る機能さえしっかりしていれば乗れる。パワーウィンドウ、エアバッグ、ステレオなしで走る機能だけに徹している。


現場管理

昨夜は遅くまで打ち合わせがあって今朝は遅く起きた。勤めに出なくなった家内は毎晩趣味に明け暮れ遅寝をする。だから早起きできなくて起こしてくれることはない。で、ワンコの散歩はお預け。 
 
現場が始まって資材の発注や業者との打ち合わせが頻繁になる。時間に縛られて一日がすぐ過ぎる。合間に図面を描いたり書類を書き続ける。途切れ途切れになってたまに間違いも出る。 
 
設計作業より資材や業者の発注が難しい。前の工程が間に合うかどうかわからないのに次々と発注するからだ。前が押して来ると業者が入れないのに資材が届く。広い現場だと何とかなるが狭いと悲劇だ。 
 
結局隣近所とか拝み倒して置かせてもらうしかない。駐車もあってお隣には迷惑をかけるので言いにくい。現場監督はある程度図々しくないとできない。何より職人とのコミュニケーションが大事で仕事の本音を聞ける。 
 
職人不足のご時世で親方はあちこちの現場を掛け持っている。だから現場を抜けることが多くなる。抜けられると困るのでよその現場のことを聞いておきたい。親方は注文をとる人なので駆け引きする。 
 
どのくらいの遅れになるか本音を聞きたいがなかなか言わない。工期があって正確に知りたいのだがはっきりしない。職人は正直者が多いからすぐわかる。こうやって次の職人を手配したり資材を入れる。 
 
在庫圧縮でメーカーは受注生産になり納期が2週間以上かかる。ヘマをすると貴重な職人たちを遊ばせることになる。これを繰り返すと信用がなくなり業者がすぐに来なくなる。来ないと次の職人も遊ばせることになって信用をなくして……現場崩壊になる。 
 
職人不足は現場管理に大きな影響を与える。常にコミュニケーションが必要で正確な発注をしないとならない。住宅会社のように数をこなすところは大変だろうと思う。職人探しが大事な仕事になっていつも探している。だから現場は増やせばいい訳ではない。


トラックの修理

昨日の夕方事務所へ帰る途中に車のギアが入らなくなった。信号で停まると発進のギアが入らない。思いっきり蹴飛ばすようにギアを入れて修理店へ直行。代車を借りて帰った。 
 
メーターは38万キロを超えた。昨年からギヤが渋くなった気がした。古いからこんなものと乗り続けたがとうとう入らなくなった。2,3日で済めばいいのだが。 
 
毎年どこかが壊れる。年中行事のようなものでチョコチョコ修理するから長持ちするのかもしれない。一年車検だしついでに何かを直している。自分で気がつけばいいのだがいきなりもある。 
 
このぐらい古くなると壊れることに慣れて来る。すぐ修理に持ち込まないと大きく壊れる。うん十万コースにでもなれば大ごとだ。音や振動で異常を察知する。アナログそのものの機械は修理は可能だ。 
 
最近新型も出て交換できるかと思ったが大きすぎる。あれでは現場へ行ったら停めるところがない。現場は狭いしいろんなものが置いてある。旋回して出て来るのにいつも傷をつける。 
 
基本的に車は下駄であると言う方だから多少傷をつけても直さない。しかし機械の故障は別だ。動かなくなるからすぐ修理に出す。そのほうが後で大金を払うより安上がりだからだ。 
 
ハシゴ型シャーシに板バネの固定軸で電動なのはパワーステアリングのみだ。ラヂオ、パワーウィンドウなどはない。乗りごごちは空だと跳ねるし自重があるからタイヤはすぐ減る。 
 
24年も乗り続けるのは荷物を積めるのと壊れにくいからだ。ディーゼルだから燃費は安がりだし修理も相対的に安い。駆動部分さえしっかりメンテナンスをすると長持ちする。安くて長持ちが一番の理由だ。