昨夜は雨で現場はあちこち濡れていた。日中は晴れて暑い一日。午前中は材料の配達と加工の手伝い。月曜から応援の大工が来るので下地材とか加工しておかないと仕事がなくなる。
応援の大工は住宅会社の仕事をしているが空きが出た時に手伝いに来る。肝心なところはできないが下地とか外壁張りとかを頼める。当社の常雇がいれば良いのだが残念ながら今はいない。
手刻みとか現しとかの現場になればそれなりに経験と腕がないと仕事ができない。誰でもできることが少ないので腕が達者でないと雇えない。一人でも現場は進まないので相棒は必要だ。
何年かいたのだが好きでないとできない。難しいのと体力がいる。プレカットは体力の負担も少なくやることも標準化されている。言い方は悪いが楽なのだろう。しかも年中仕事が切れない。
ここ数年職人不足はさすがの住宅会社でも現場が遅れている。空きが出る職人も出て来た。アルバイト気分で仕事をさせるつもりはないが楽な仕事もある。難しい部分はもちろん息子がやるので助っ人も必要だ。
リフォームの現場も若い者が休んで棟梁一人。家族サービスなのか休むこともある。職人も少しずつ変わって行くのだろう。棟梁は私より2歳下だが見た目はずっと老けて見える。なり手がない時代なのでこれからどうなるか見ものだ。