青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

問題山積

朝一番で洗面台の破損の電話が来る。すぐ現場へ行ってメーカーに修理に依頼。建て方の現場へ行って資材の発注や打ち合わせ。午後はリフォームの現場へ行き明日からの工事の打ち合わせ。 
 
遅れていたリフォームもようやく大工の目処がつき明日からくる。現場搬入や概略の打ち合わせを現場でする。息子ではなく前から付き合いのある大工に頼んだ。以前に店舗や増築の際にやっとことがある大工だ。 
 
今回は息子たちのチームが新築にかかりきりになる。待っていれば9月以降になってしまう。施主様はお盆前を希望したが大工が見つからない。かって工事をした大工に依頼したが自分の工事で忙しい。 
 
そこを何とかと頼み込んでやってもらうことになった。資材や木材等はこちらで準備して工事のみの仕事になる。限られた期間で工期を詰めてやることになった。 
 
解体とか資材の発注はすでに済ませ現場に搬入されている。あとは大工が来るばかりだった。やっと明日からとめどがついがと言う訳だ。ことほど左様に職人不足は深刻だ。知り合いの大工に手当たり次第声を掛けるが想い通りにならない。 
 
これからの仕事は工期を詰めた仕事が増えて来る。無駄な時間を無くする工程を組まないと完工できない。完工できないと資金的にも道義的にも問題山積になってしまう。まずは一つ目処がついて安心した。CIMG7450


薪ストーブとペレットストーブ

昨日運んだ材木を大工が組み立てる。今日は土台敷き均し、一番肝心なところです。ほぼ一日かかりで敷き均し完了です。日も出て暑い一日でしたから大工たちも真っ赤に焼けました。私はりフォームの現場で残材の片付け。 
 
午後から集金に伺いました。何年か前にリフォームしたとかで20畳ほどの広いリビングでした。リビングだけで20畳でキッチンは別ですからかなり広い方でしょう。 
 
暖房はペレットストーブで一日10キロのペレットを消費する。月で2万円一シーズンで12万円強。薪ストーブとほぼ同じくらいかかっている。ペレットも製品にバラツキがあって熱量のあるものとそうでないものがあると言う。 
 
展示場に薪ペレット兼用のストーブがあって今は自宅で使っている。もっぱら薪専用でペレットは一度だけ使った。あまり熱量がないと思ったが継続して使用した訳ではない。どのくらいの燃費なのか一晩保つのかもわからない。 
 
自宅では薪専用なのだが20畳以上を25度以上に暖める能力がある。床暖房が入っているが薪にしたらほぼ使うことがない。暖房能力は薪ストーブが最高でどの方式もかなわない。 
 
肝心の薪代は買うことがないのでわからない。量からいくとかなり燃やしているように思う。家内が一日いることが多いので相当な使用量になる。現場で出た材木の切れっ端ばかり燃やすのだが細かい分すぐ無くなる。 
 
ゆったりと太い薪を燃やすようなことはできない。そばにいられないほど熱くなる反面すぐ無くなるので面倒だ。広葉樹の太い薪をゆったりと燃やすのが理想だろう。我が家では薪が残材のうちは夢だが。CIMG7448


リフォーム需要

今朝早くから現場へ搬入があった。クレーン付きを借りて3往復してほとんど配達した。手伝いに駆り出されて現場作業をした。クレーン操作は自信があるから良いとして結構気を使うから疲れる。 
 
合間にリフォームの現場でバルコニーの撤去があった。鉄製からアルミに替えるのだが切断しておろした。来週にもアルミ製のバルコニーに取り替える。本当は今日は採寸だけで後で取り外しする予定だった。急遽解体撤去をやることになって応援の職人を呼んで終わった。 
 
この頃増えたリフォームだが大小合わせていくつあるか。手直しやクレームもあるからメチャクチャ忙しい。週末には上棟を予定しているし業者の手配とか気を抜けない。 
 
先日の講習会でもリフォームの将来性が新築よりもあるのがわかった。国民の金融資産が1800兆円もあって年々40兆円も増え続けている。その70%以上が55歳以上で若年層との差が大きい。少なくとも資金余裕が高齢者に偏っていることは間違いない。 
 
これでは若年層にターゲットを絞っても売上が期待できない。逆にリフォームは金額も増え続けて減ることはなさそうだ。年金問題も若者には将来が期待できないのも道理だ。 
 
高齢者の金融資産を取り崩せばすぐ景気は回復し経済成長も軌道に乗る。若年層まで広く所得向上を見込める。なのだが話は簡単ではないかもしれない。とにかくリフォーム需要の獲得が今後の営業展開には重要な要素になることは確かだ。


自然素材住宅

朝一番で頼まれた事務所の床を配達する。床のすのこが古くなったのと広げたくなった。こちらは2年前にご自宅を新築している。まあ追加工事ですね。 
 
何年も商売をしていると細かい仕事を追加でいただく。アフターを含めてかなりの件数になる。一昨日の講習会でもリピートの必要性を学んだ。クレームまがいも多いが解決することで次のステップに行ける場合がある。 
 
当社のような建て方は割れや隙間が見えやすいのでアフターは前提になる。事前に理解してもらったと思っても実際になると心配になる。4,5年経って塗装や内部の壁床が汚れてくるときになるようだ。 
 
自然塗料とかと呼ばれるものは長持ちしない。ウレタン塗装のように硬い皮膜で覆ったほうが長持ちする。特に築10年未満は綺麗な状態が続く。自然塗料と呼ばれるものは4,5年で劣化して古びてくる。 

健康住宅と呼ばれるものは一般的に建材とか石油系塗料を使わないものが多い。となると昔からあるものとか自然塗料とかになる。これらは皮膜が弱くまたは膜を作らないのですぐ汚れる。
 
内装材に無垢の柔らかい杉を使うと新しい時は快適だが傷がついて変色する。5,6年で何十年も経ったような感じになる。それを納得の上で使用しても実際に薄汚れるとどうにかしたいとなる。張り替える以外に方法がない。 
 
自然素材住宅とか健康住宅はほとんどこう言った素材のものを使うからリスクはある。そこをわかって使わないといらぬ後悔をすることになる。もちろん気にしない方やそんなものだと思う方も多い。建材だらけの家に住めない方だからだとも言えるが。


健康住宅

今日はリフォームの講習会があって午前中ホテルに缶詰。午後から作業場へ行き月曜の搬入に備えチェック。事務所へ戻り図面作成とか見積もり。

換気が悪いのか時間が経つに連れ咳が出て困った。ホテルなどは床がカーペットでクリーニングの薬の匂いがする。壁はクロスだし窓がなくエアコン頼りだ。若い頃はあまり気にしなかったが閉じ込められた空間にいると匂いなどで息苦しくなる。 
 
地下とかホテル内などでの飲食が苦手でやはり息苦しくなる。だいたい飲むようなところとか薄暗いとなる。床がカーペットだとなおひどくなる。そもそも外食が少ないので慣れないのかもしれない。 
 
自然素材にこだわる方の中に匂いやホコリなどに敏感な方がいる。若い頃は思い込みとか気のせいだと思っていた。自分がななると違うのがわかる。少しでも体調が悪かったりするといただけで変になる。 
 
色々な事情で自然素材とか健康に配慮した家を欲しがる方がいる。換気、明るさ、色使いなど要素がたくさんある。それ全てをチェックした家を建てるのは難しい。最低でも明るく匂いがない家を作りたい。それだけでもかなり環境が良くなる。