青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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コンビニ

今日は早めのブログになる。別に理由などはないがあまり忙しくもないので時間が空いた時に書く。
春には広告なども考えているので原稿を書いている。デザインとかあるので何度も書き直す。

建築でもそうだがデザインは直し始めるとキリがない。次の日に見ると打って変わってダサくなる。
夜中に思いついたり変更点が次々と出るのだ。仕事はいつ来るかわからないのでヒマな時しかできない。

事務所の下の店舗が壊され新しい店舗が工事中だ。レイアウトや広さがどう見てもコンビニだ。
真向かいにもコンビニがあってたぶんできるとしたらもろに競争だ。

昨年からコンビニ業界の王者であるセブンが増え始めている。あっという間に市内全域に開店した。
もしかするとここもそうかもしれない。

同時期自宅への通り道にあったコンビニが解体され工事中だ。敷地の使い方があまり有効とは言えず余っていた。
こちらもどう見てもコンビニにしか見えない。しかも今度は敷地使いが有効で大型に見える。

どの業界も大手に集中するのは流れで常識だ。勝ち残り組はますます調子に乗り弱小を叩き潰す。
シェア拡大路線に入るとあっと言うまに二強とか三強に収束される。

同業者との競争だけでなく他業種も乗っ取り拡大する。コンビニは今後は行政との連携や集配とも繋がるだろう。
それによって勝ち組以外が消えてあらゆるものに影響を与える。

近所に店がなくなりコンビニまでいかないとならない地域が出てくる。私は郊外に住むので町内の唯一の店がなくなると困るのがわかる。

同級生が営む店は親の代から慣れ親しんでいる。売り上げ減からか宅配や荷物預かり、牛乳配達なんでもやる。
コンビニほどでなくとも時代の流れに沿っている。彼が言うには年金がなければとうに潰れていると。
コンビニは社会の破壊者なのか便利にしてくれる貢献者なのかどちらだろうか。


同年代の仕事

朝一で床暖房の調子が悪いと電話があった。急ぎ業者と点検、部品が故障で交換する。
手摺のアンカーなどを揃える。木製の手摺部材はまだ入荷していないが準備だけはしておかないと。

春になったらチラシを配布しようと計画している。大がかりなリフォームが着工したら同時進行で客集めをする。
昨年はリフォーム客が数は少なかったが契約率が良い。どちらかと言うと予算よりは出来栄えに重点がある。
若い方の新築はどうしたって予算がきつい。夢の実現に予算が追いつかない場合がある。

リフォームはローンでなく所持金で計画する。総額はともかく夢の実現に重点が置かれる。
もちろん予算はあってその範囲内でと言うことだが。いずれにしても今と同じではおもしろくない。

今後増える一方の高齢者だが歳を取るのは人だけでない。40代に建てた我が家もくたびれてくる。
キッチンや風呂などの設備も断熱も今と比べると見劣りする。それで終わるのでないところが新しい。
リフォームを機会に今まで諦めていたことを実現したい。

比較的敷地が広いと薪ストーブを設置して薪割りもやりたい。郊外に畑や山を所有する方などがやりたがる。
自分の山で木を伐って薪を作り暖房する。自給自足の野菜つくりとも共通する。

昨年庭の木を伐った方から薪ストーブを設置したいと言うのがあった。丸太部分は売却したが枝が大量に残った。
自分の山に放置した枝を薪にしてストーブをつけたいと。子供の頃ダルマストーブが居間にあって暖かさを覚えている。
灯油ストーブの頼りない熱では老後が保たない。

人口減や若年層の低収入など地方には厳しい時代がやってくる。全部ではないが年金だけで老後が安泰という恵まれた方もいる。
需要があるならそう言う仕事を増やしたい。同年代だから気持ちはよく分かる。
30代と打ち合わせているがイマイチ気持ちがわからない。それに比べると相当楽だと思う。


良心的な職人

朝から所用で忙しく事務所へは10時ごろから出社。年末に頼んでおいたステンレスの手すりが完成し引き取りに行く。
暮れも押し迫った28日に発注したがもうできた。他の部品が揃い次第取り付ける。

ステンレスの加工はいつも同じところへ依頼する。中学も後輩で事務所からも近い。
職人からのたたき上げで作業場を持った。親は違う職業で自分で創業した。
夫婦二人で主にステンレス加工が専門で小工事も嫌がらない。手すりとかストーブの敷き台などを作ってもらう。

典型的な職人タイプで技術的にも丁寧で値段も安い。いわゆる良心的な職人さんと言ったところだ。
私の現場を見て気に入り息子さんが結婚でもすればリフォームもあるだろう。私も息子が職人なところは同じでそこも気を許せるところだろう。

勉強熱心で研究心が強く難しい仕事ほど張り切る。技能学校などで教えたり理屈っぽいところもある。
細かいところも手を抜かず丁寧で仕事も早い。こんなに手間暇をかけて利益が出るだろうかとこちらが心配になる。

今では珍しい良心的な職人タイプだ。昔は大工などにもいたのだが競争の激化ですっかり絶えた。
ずるくて抜け目ないのが生き残り良心的な大工は下請けになった。多分こう言う職人が少なくなって仕事が集中するから生き残れたのだろう。
過当競争になれば真っ先に潰れてしまうタイプだ。職人の良心を感じさせるのがいなくなるのは寂しいことだ。


今年も頑張る

冬らしくない雨が降る一日。明日からは寒くなるという予報だ。
年末に発注できなかったものや図面の作成。電話も鳴らず静かな一日。
こちらからは出さない年賀状だが貰うものは多い。ただ感謝、感謝のみである。

今年は昨年よりは良くなるつもりであまり熱意がない神社へのお参りもした。
相談件数やHPの閲覧数は順調だった。成約がなかったのが一番響いた。
今年は2件ほど春から着工する。厳しかった新築に比べリフォームは順調だ。
今後の営業展開に大きな影響を与えそうだ。

着工数は増えもせず減りもせずと横ばい状態だ。外部から殴り込み組が元気な分、地元勢は凹んだかもしれない。
当社もその凹んだ組に入らなければ良いのだが。今年は何とか頑張りたい。

車両を減らしたり保険を見直したり入らない土地の売却とか手は打った。今年は経費も少なくしてその分広告とか増やしたい。
ここ2,3年はあまり広告は出していない。広告は単発よりも一定期間続ける方が効果がある。
継続は力なりとか言うが言うは易しで資金がかかる。効果が出なければ目も当てられない。

春になるとまた歳を取り66歳になる。自分ではちっとも老人になった気がしない。
年金をもらうとか介護保険を払うとか現実はまごうことなく老人だ。

私の父は公務員退職後ゲートボールに夢中になり審判員の資格を取るとか熱意があった。
それに比べると私はこう言ったものには全く興味がない。まだまだ仕事オンリーで旅行に行くとか全く思わない。
家内は退職後2年過ぎてどこへも遊びに行ったりしない生活に不満がたまる。

何だかんだと今年も借金を払ったり経費を払うとあっという間だ。例年通りの月日が流れる。
変わり映えのしないブログを書きつづけて少しでも木の家に満足いただけるよう頑張りたい。


来年もよろしくおねがいします。

昨日の日曜は本格的な冬、日中も冷え込んだ。自宅前の庭ではツナギを着込んで孫がそりに乗って遊ぶ。
雪で白くなった柿の実に鳥たちが群がる。2月ごろまで少しずつ黒くなりがなら落ちないで付いている。
雀もカラスも一緒に残った実を食べに来る。この時ばかりは喧嘩もせず仲良く食べる。

朝一でドアの修理で現場へ行き完了。ビスが緩んだだけだからすぐ対処する。
最後の支払いがあって銀行にいく。これで今年の主だった業務は終了。

介護保険を使った手摺工事の補助金申請の通過がケアマネージャーからあった。16日に申請してやっと今日連絡がした。
年末もあって新年の工事になる。取り付けするところも元公務員なので時間がかかることは承知だ。

今日は家内と二人で事務所と展示場を掃除した。あまり出入りしない展示場もどこから入るのかクモの巣だらけだ。
薪ストーブをつけて午前中かかって終わる。5年ほどになる展示場は割れも止まって入らなくなった。
隙間も少しずつ詰まっているように見える。築2,3年ぐらいが一番大きく開く。
中まで乾燥すると割れも小さくなる。

今年はどちらかと言うとツキがなかったように思う。決まりそうな物件が何度も流れたからだ。
今までの決まる確率から言うと下がっている。逆に言うと来客は増えたが無料相談所のような感じが多かった。
もちろんHPでうたっていることでもあるから止めたいわけではない。今までで最高に多かったと言うことだ。

足場業者は何社もないのであちこちの住宅会社に入り込んでいる。カレンダー配りの旧知の営業と立ち話。
他都市の住宅会社の動きが活発だという。昔からの地元勢の一部が苦戦らしい。
消費税上げの商戦もあって来年は厳しい戦いが続くと。当社も何とか戦線に復帰したいものだ。
今年はリフォーム以外はあまりぱっとしなかった。

また今年も新規HPのおかげもあって閲覧数が伸びた。過去最高と記録を伸ばし続けている。
これだけが今年の一番の収穫だったかもしれない。これも読んでくれるたくさんの方のおかげでもある。
来年は4日から業務を開始するつもりだ。また頑張ってこのブログを続けていきたい。