青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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老人クラブ

月曜に少し頭が痛いと思った風邪をひいた。インフルエンザかと思い病院に行ったら普通の風邪だと。
今日も少し頭が痛い。インターロッキングの現場が今日で終了し完成した。
9月から頼まれていたのがやっと完成した。職人が中々来なくてさっぱり進まない。
やっと来たかと思ったら休みになる。実働3日間の仕事に2週間もかかった。

ここ2,3年毎年風邪をひくようになった。60になるまでは何十年とひいたことがなかった。
50歳まで毎年スキーに行っていたから風邪なんて縁がなかった。多少調子が悪くても山のキリッとした寒さで吹っ飛んだ。
体調が悪くなったのは運動不足にあるのはわかっている。家内には事務所前の公園を散歩するように言われている。
用もないのに歩き回るのは性に合わない。近所の中高年がウロウロ歩いているが何となく嫌なのだ。

別に若ぶる訳でもないが犬を連れたジジババに思われたくない。すっかり自分も仲間なのに気に入らない。
父は公務員退職後ゲートボールに夢中になり死ぬまで熱心だった。最初は老人クラブすら敬遠して65歳過ぎてから参加するようになった。
多分最初は年寄り扱いされたくなかったのだろう。自宅周辺は新参者がいない地域なので鼻垂れ小僧の頃からの知り合いばかりである。
ちょっとしたきっかけで参加するようになるとあとは昔の仲間と夢中で付き合っていた。定年と言うきっかけがない私はいつになったら老人クラブに参加すればいいのだろうか。


プレミア12野球

気温が上がって暖かい小春日和。昨日は予定もなく家内と温泉に行った。
夕方は孫をかまったり娘と一緒に食事。ここしばらく日課になったプレミアム野球を見る。
今日も現場は休みでいつになったら完成するやら。明日の打ち合わせに備え図面見積と1日事務所。
運動不足なのか首の周りが痛い。腕を回すと首のあたりが痛い。

連日の快進撃もあってプレミア12野球が面白い。簡単に勝つと思ってもなりなり苦戦する。
逆転に次ぐ逆転で見る方は面白くてたまらない。プロの集まりなのだが見せ場に来ると力が入る。
息子よりも若い彼らが期待に応えて打ちまくるのは痛快だ。格闘技のように一発で決まることがない野球だ。
開始早々ホームランを打たれ先行しても後半で逆転する。緊張する場面に出くわしても実力を出し切る彼らは素晴らしい。

ラグビーの快進撃もあってスポーツの世界は日本も中々力強い。経済では中国などに追い越されデフレに埋もれて自信をなくした日本人。
若い彼らの活躍は下手な景気対策よりもよほど国民を鼓舞する。テロの脅威もどこかよその国の出来事と自己満足に浸る。
言い過ぎかもしれないが経済だけが世界制覇の道ではない。文化やスポーツだってりっぱな世界制覇だ。
それを国民が見て感動したり鼓舞されるのはこれから日本の進むべき方向かもしれない。


優先順位

徐々に曇って午後から雨。現場は中止で事務所で図面や見積もり。
設計事務所らしくないことですが設計図書の作成は好きでない。いつも同じことを書くし一字一句間違いがあってはならない。
役所へ提出する図面は書式が統一されている。統一まではいかなくとも書くべきことは同じだ。
前の図面をコピーして書けばいいのだが訂正間違いがあっていつも怒られる。ついウッカリと言うか真面目に書いていないのだろうな。

来年は消費税上げがあって現場は数が増えそうだ。しかも職人不足が重なれば大変なことになる。
不足たってどこの業者も平等にではなく業者によってはだ。住宅会社関係は競争の激化で濃淡がある。
厳しいのは当社のような建材やプレカットに無縁の業者だろう。材料と大工がいつでもといかないからだ。
誰でも頼めるプレカットと違い手刻みは限られる。無垢材だって乾燥した良材は高いか見つからない。

業者によっては客の選定まで考えているところもある。優先順位を付けるということだろう。
最近増えたあちこち比較するとか煮え切らないタイプは敬遠される。効率よくできるのを優先する。
こだわるのか自分の希望を叶えたいのか設計に時間がかかる方が増えた。住宅会社にすれば一番避けたいタイプだろう。
営業マンは契約してナンボだから延々時間がかかるのは避けたい。どちらかというと当社には時間がかかる方が多いですがね。


チェンソー

朝は冷え込んでも日中は日が出て暖かい。本当はこの時期の天気を小春日和と言うそうだが長く勘違いしていた。
春の暖かい日のこととずっと思い込んでいた。現場は休みで午後から事務所前の薪作りをした。
先日伐採した枝があって伐ったり割ったり。電気チェンソーなので音はそんなに出ない。
エンジンチェンソーはもちろんパワーがあって使い良いのだが、電気もマキタのプロ用のやつはパワーも申し分ない。

廃材とか解体材などを切るのはそれほどパワーがいらない。住宅地だと音の問題もあるので電気の方が良い。
電気チェンソーは入門用のイメージがあって安くてパワーがない。工具メーカーのマキタなどはプロ用も出している。
工具は切れ味が落ちても研ぐと元通りになる。しかしついてくる刃が安物だと研ぐ価値もない。
使い捨ての刃がついているのですぐ切れなくなる。工具は手入れ次第で長く使える。

刃物研ぎは息子の仕事で刃物はなんでも研いでくれる。家内などは包丁も切れすぎると怖がるくらいだ。
ナマクラも研ぐとそれなりに使えるのだがすぐ切れなくなる。プロ用の刃は硬いので長持ちする。
その代わり硬い刃は研ぎが難しい。大工は研ぎ3年と言って毎日のように研ぎを練習する。
良い仕事は良い道具で切れるからこそできるのだ。腕の前にまず研ぎなのだ。
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職人不足

朝一番で外構の現場へ行って残材やゴミを引き上げる。インターロッキングを残すのみ。
庭のモミジが落葉して散乱している。ゴミ袋に入れて持ち帰ったが袋で5個はある。
昔だったら道路で燃やして終わりだがアスファルトの上ではマズイ。不便になったものだ。
こう言うときにトラックで現場は役に立つのです。職人に全部やらせたらいくらかかるか。

仲間の同業者と話していたら今年来年は現場がイッパイだと。景気の良いことだと思っていたら大工が足りないからだと。
職人の手配でこなせる現場数が決まる。いつかはと思っても4,5年先だろうと軽く考えていた。
息子も貸してやるとなかなか帰ってこない。猛烈に忙しいとのことで手間賃も上がり気味だと。
それでも職人はおいそれと見つからないようだ。当社も来年は大工のこなせる数しかできないだろう。

息子を中心に手刻みとかこだわった現場が好きな大工を集める。そんな戦略でいたが簡単そうではなくなった。
棟梁である息子が30代で職人たちは60代が主だ。彼らも年金をもらうようになると無理をしたがらない。
それはそうだろう、金があれば誰も働きたくない。住宅会社も職人集めの結果次第でできなくなる現場も出そうだ。
オリンピックも現場が進むか心配されている。現実はもっと厳しそうだが移民でも入れるよりないだろうね。CIMG4132CIMG4127