青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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手作りキッチン

スカッと晴れないので暑くはない。CADソフトをバージョンアップしたので時間を取られる。
昼に土留めの現場の下見。水抜き栓のことで電動に変えたいと。
手動は外部が見た目が悪くスッキリとさせたい。完成後に色々気になることがある。
水洗化の工事が終了して下水と接続をしないとならない。公共下水が通ると浄化槽から接続を切り替える。

設計をしているが手作りの要望が増えた。キッチンとかバックの収納、下駄箱、洗面….。
床壁が本物でもキッチンなどは既製品が多い。当社は手作りが多くて半分というところだろうか。
住宅会社などではできないところが普通だ。最初はアッセンブリーする材料を買う方法がわからなかった。
キッチンだとステンレスの天板、コンロ、食洗機、水栓を購入する。組む箱を杉とか素材を決めて家具屋とか大工が製作する。

業者に図面で発注したり製作を指示するのが難しい。経験がないと一括で家具専門の業者に依頼せざるを得ない。
当然高くなって非現実的な金額になる。何度か小さい失敗を繰り返しながら製作法を覚えていく。
作ってみると無垢でもそう違わない。細かい収納とかは無理として機能はまったく劣らない。
デザインはなんと言ってもメーカー品は優れている。それが売り物だから当たり前だが。
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設計者の個性

新しいお客様が来たりして現場の下見に行く。以前からの方もあるので図面や見積やら打ち合わせが続く。
今年に入りお客様からのアプローチが増えた。年代も新築リフォーム様々だ。
今までの住宅の取得法と変わった気がする。こだわりや夢のようなものを諦めなくなった。
住むと言う機能だけから人生を楽しむと言う傾向がある。デザイン重視、こだわり、自己実現…そんな感じだ。

無印良品やユニクロのようなシンプルなデザインの動き。それを生活様式の中に求めるというデザインの成熟化の傾向だ。
身近なものをきれいにしていくという昔の民家のつくり方が出てきた。大げさに言うと内なるものへの洗練された建築文化の復活だ。
郊外型から都心居住型の住文化に変わった。所有型から借りる形態への傾向もある。
大きな家から小さく投資額の少ない家を建てる。個人的なものへと変わった。

今や家名とか地位の象徴としての家つくりは消滅した。自己実現性を求める施主の流れは強くなる。
従来の間取り主義的住宅は廃れ個性的なものへと変わる。営業マン主体の営業から設計相談窓口主体に変わる。
施主の意向をいかに実現できるかがこれからのポイントになる。施主の期待に応えることができるところが生き残る。
今後も続く傾向だから設計者も自分の個性とか持ち味をPRしないといけない。PR法が大事になるがHPから一歩進めて提案とか意見発信とか必要だ。
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モモクリ3年柿8年

朝晩は真夏には遠くまだ寒い。今朝も早起きして倉庫でゴミ片付けをする。
半袖はまだ無理で事務所へ行っても10時頃まで寒いくらいだ。展示場も日中は暑くなるが朝晩はちょうど良い。
見学者が来る時間を計算しないと暑い時間になってしまう。エアコンは付いていないので真夏はあまり使いたくない。
昨日も午後から来場者があって暑くないので安心した。冬は冬で暖房しないといけないし維持も大変だ。

例年の4割りとかの降水率でさくらんぼは豊作とか。こちらも豊作のグミの木の隣に栗を植えている。
利平栗という種類で甘くて美味しい。10年以上前に建てた家の隣に栗があった。
ちょうど収穫期だったので現場へ寄れば拾ってきた。名前を聞いたら利平栗と言う。
拾った栗を茹でる際に虫食いを事務所の窓から捨てた。一年ほどして窓下に栗の芽が大量に出た。

それを事務所や自宅、所有する山に植えた。3年経って実ができたが実生なので少ない。
売っている苗木は接ぎ木をして実がたくさん付く。それでも数は少ないが味は同じでおいしかった。
いかんせん10年経っても木は成長するが実は少ない。伐採して新たに3年前に植え直した。
昨年3粒ほどなったが今年は本格的になりそうだ。桃栗3年柿8年の3年目には本当に実がなる。
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ビックリグミ

昨日は久しぶりに家内と三沢のアメリカンデーを見行く。結構な混雑で一回目を見たことがあってこれほどではなかった。
今日も午前中は事務所で午後から業者や施主と打ち合わせ。来春の予定でこれから設計をしていく。
作り変えたHPの閲覧が思ったより多い。まだ1週間もたたないのであれだが。
自分が見たのもカウントするから実際は大したことがないかも。色々検討をして変える部分も出るだろう。

今はさくらんぼの旬で最盛期だ。我が家にはさくらんぼはないが同じ赤い実のグミがある。
大きな実がつくビックリグミを植えてある。30年ほど前にリフォームの仕事で庭にあった苗木をもらって植えた。
高さ50センチほどが3m以上の大木になった。取りやすいように高い部分は毎年剪定する。
子供の頃からグミの味が好きで苗木を見た時欲しくなった。お施主様も自分で増やしたとかでもらうことになった。

孫にあげたら顔をクシャクシャにして吐き出した。家族はだれも食べない。
この味が好きであまり売っているところもなく見た時にすごく感動した。私が食べていたのは小さな実で山の畑にあった。
ビックリグミは野生種を改良して大きくしたものだ。味は変わらないし食い甲斐がある。
手入れもしないし手の届かない高い部分のみを切る。それでもたくさんできるし味も昔と変わらず美味しい….私だけしか食べないが。
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作業場

午前中は作業場で在庫のチェック。2,3ヶ月動かしていない機械もチェック。
事務所へ戻り見積ソフトのチェック。次の日に見るとまだあちこち変なところがあるのです。
ものはついでと同じソフトで作っているものをチェック。ほとんど作り替えですが。
午後は事務所でソフトチェックと図面を少し。所用があって早めに帰る。

作業場の機械は平成23年年末に取り付けた。中古なので半年ほど探して熊本とか埼玉から送ってもらった。
直角二面と平行二面の二台を買った。据え付けてから動作チェックと部品交換。
それからダクト工事、電気工事などを手配した。鋸屑を溜め込むサイロは元からあった。
動くことをチェックして繋いだがそれでも相当な費用になる。200Vの動力と呼ばれる三相電気工事も同時にやった。

動力は電気代が高くて基本料金だけでもかなりだ。幸いなことにここは元工場だったので電気配線があった。
必要な部分だけの追加工事で済んだ。作業場として動かすにはリフトや他の加工機械も必要だ。
それらを一度に整備したので相当な金額になった。その上トラック2台も買ったので借り入れはピークに達した。
これによって手刻みに必要な作業場は完成した。仕事を継続できれば最高っだたのだが…..現実は厳しい。
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