青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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階段

少し湿っぽく気温も若干低め。とは言えまだまだ暑い。朝一番で店舗の改装の現場へ材料満載で行く。大工と打ち合わせ後すぐ着工。ゴミというか荷物がいっぱいあって片付けながらの作業になる。 
 
午前中はゴミ整理と二階にあるので降ろさないといけない。店舗なので階高が4m以上はある。階段はすごく急で数が多い。上がり下りするだけで疲れてしまう。ものをおろす際に転げ落ちてしまった。 
 
階段の上がり下りで疲れたのは初めてだ。10往復はしたろうか。最後は足が上がらなくなり途中で諦めた。続きはまた明日にすることにする。ホコリとゴミで汗をかいたので真っ黒になった。 
 
歳をとると階段の上がり下りがきつい。膝とか腿のあたりが痛くなる。正座するにも苦労する。スクワットはもうできなくなった。スキーに夢中の頃はこんなことはなかった。 
 
午後から見学会の打ち合わせがあった。新聞広告もネットやチラシに押され減り気味だ。料金だけは強気で2割ほど上がったが。来月の15日と16日に開催予定だ。


見学会

暑い、昨日に続き今日も暑い。孫の運動会があって猛烈な暑さの中出かけた。あまりの暑さで午前中で勘弁してもらった。今年の夏はどうなることかと心配になる。 
 
現場は左官業者が二人、今週中には完成しそうだ。残るは玄関のタイル貼りになる。クロス張りは二階を終わってあと二日もあれば完了だ。左官が終われば器具付けになって養生を剥がす。 
 
清掃業者が入ると建具や照明器具を取り付ける。最後でないと汚れてしまう。網戸の取り付けとか機器類の試運転があって完了になる。ところが業者が入らなくて終わらない。欠品とか間違って入荷したとか。 
 
お施主様のご好意で見学会を開催することになった。20日頃の引越しまでに見学希望の方にお見せする。昨年は一度もやらなかった。別に面倒なわけではないがお施主様による。 
 
4,5年前までは住所を載せ無差別に呼んでいた。場所にもよるがものすごい数の時もあった。食する暇もないくらいなのだ。逆に暇でも抜ける訳にはいかずそれも困る。 
 
で、その後は連絡いただいた方にだけお見せしている。その時間だけ行けばいいから仕事の合間にできる。当然数は激減して何人も来ない。なのだがいつ来るかわからない客を待つよりは楽になる。
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手間とクレーム

いよいよ夏本番かと思わせるような暑さ。現場は左官とクロスの業者が入る。来週もほぼこのままの状態が続く。仕上がった部分から器具付けが始まる。器具付けだけでもしばらくかかる。 
 
器具がつくと試運転や調整に入り清掃する。まあここまで行くには10日頃までかかる。そのあと建具をつけて網戸をつけて外のカーポートをつけて…..。まあ中旬くらいですね、引渡しは。 
 
器具をつけるとお施主様でも気になるところが出る。棚の位置、照明の明るさ、ドア類の金物、建具の滑り、タイルの目地…etc.
日本人は細部にうるさいとよく言われる。うるさいなんて言ってはいけませんが。 
 
特に女の方が多いですが理屈に合わない無理難題もあります。傷とか調整で治るものはなく木目の柄が気に入らないとか思ったより暗いとか。人それぞれとは言いますが本当に難しいのです。 
 
こちらとしては出来る限り対応し手直し交換はもちろん時間経過で出てもやっています。建材でなく無垢材の加工なので傷もつきやすく木目も正直選べません。割れや隙間は埋めるとして木目までは。 
 
しかしお施主様の満足が第一ですから対応はしている。その対応いかんでいつまでも揉めたりするわけです。細心注意を払っても間違いはあるので素直に謝り渋る職人に直させるのです。職人の感覚とお施主様の価値基準は違うから手直しはいつも揉める。 
 
そう言う面倒が手作りや注文品には多いのです。印刷した建材なら傷以外は特にやることはありません。だから無垢材を使った手作りの家は減りこそすれ増えることはあり得ないのです。手間とクレームの多さが主な原因でしょう。


見積もり

晴れて暑いのは昨日と同じ。週末にはもっと暑くなる予報が出ている。田植えの済んだ農家には朗報だろうが。リフォームの現場は塗装業者がやっと終わりクロス貼りが始まった。収納とか二階の部屋はビニールクロスをはる。
 
小工事の見積もりをいっぱい出している。いくつかは決まると思うが現場へ行くだけでも大変だ。提出するからには何度か様子を見に行かないとならない。出しっ放しでは無責任すぎる。 
 
リフォームの時代と言われて久しいがやっと到来という感じがする。大小様々今年だけでもかなり見積もった。リフォームの見積もりは実はすごく難しい。金額が小さすぎて間違ったらすぐ赤字になる。 
 
大きい工事は安すぎたり高すぎたりで帳尻は合う。小さいとこの仕事は何人でできるかとか何を用意するかで金額が違う。下手をすると赤字になる。一度提出した見積もりは簡単に訂正できない。 
 
各職種によって何人くらいで何日かかるか的確に判断できないとならない。あらゆる業種の仕事の内容を覚えるのは簡単でない。それこそ経験がものを言う。しかもプレカット以前の現場がほとんどである。 
 
プレカットなどない頃から仕事をしているからそこはお手のものだ。自作の見積もりソフトは随時更新するから常に最新の価格がわかる。ソフトの更新は良いとして固い頭の更新はままならない。


割れ

昨日続き良い天気。田植えも順調に進み半分以上が終わった。今週の日曜でほぼ全部となるだろう。気温も高めで毎年今頃は高い日が続く。来月に入ると気温が低めの日が続く。 
 
現場はクロス張りが入り塗装は今日で終わる。明日にも左官も予定している。塗装が済むと仕上がりのイメージがつかめるようになる。建具が入るとまた違うのだが完成イメージが湧いてくる。 
 
今回は塗装に着色をしたが今までで一番黒っぽい。やり過ぎると安っぽい店舗のようになると思っていた。思うほどでなくなかなかいい感じになった。塗装屋もペーパー掛けをして何度も塗った。 
 
昨日も書いたが塗装は本当にピタッと決まるのが少ない。艶がなかったり濃かったり逆に薄かったり。透明はともかく着色の場合は本当に難しい。 
 
今回は古民家リフォームのパターン色として使える。これ以上濃いと木目も消えてただの黒い板になってしまう。樹種もわからなくなりせっかくの広葉樹が台無しだ。 
 
次の現場に使う材木を隣の製材所で挽いている。せっかくの銘木が日に当たって割れてしまった。木は本当にデリケートで日や風に当てたりするとすぐ割れる。現しで使う現場はいつも気を使ってすぐ倉庫に仕舞うのだが今回は油断した。
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