青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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バイク

大工工事が終了する現場はごった返した。塗装や外部の土方や出入りが激しい。その中で仕上げの最終チェックが進む。今日片付けて終わるか明日までかかるか。 
 
何だかんだと業者は順調に入る。すぐ来れない前提で工期を考えたので早く終わりそうだ。やはり建材店の見立ては当たっていたと言うことか。昨年に比べるとだいぶヒマなようだ。 
 
この分だと外構と左官は5月で良いところまでいく。クロス貼りも一週間もあればできる。6月いっぱいの予定が中旬にはできる。アパートから早く引っ越したいお施主様は喜ぶだろうけど。 
 
店舗の改装の見積もりがあって今の現場と近いので大工を連れていく。工事の段取りが住宅と違い変形になるので見積もりできない。倉庫だったところを仕切って店舗にした。 
 
一階は店舗で二階は民泊の部屋になっている。元は倉庫だったので広さは十分だ。仕切さえすれば部屋はまだつくれる。趣味のバイクで繋がった店舗なのであちこち置いてある。なんでも50台以上所有すると言うからすごい。


高額リフォーム

風もなく朝方少し雨が降ったが晴れる。明日から外の外構も始まって大工が明日で一応終了。塗装も来週入るしいよいよ仕上げ工事が本格化する。大工はベランダの加工に行くことになる。 
 
景気が悪化との内閣府の発表があった。中国の悪化の影響で加工機械などの輸出が減る。消費税上げが迫っているがどう影響するか。新築の場合だと10%になっても減税や給付金などが増える。結論から言うと値上がりになる要素がない。 
 
中央よりも厳しい地方では景気が上がっても恩恵は少ない。下がるときは敏感に反応する。傾向としては新築需要は横ばいで金額が下がり気味だ。建売の増加で注文住宅も下がった。 
 
50歳以下の層は人口減になるから将来的にも減る。需要も確実に減るが相対的に中高年のリフォーム需要は堅調だ。チラシもリフォームの方が多いくらいだ。 
 
高齢者の貯蓄高が平均の中央値が1639万円になる。平均値だと2384万円だがこれは超お金持ちも含めた平均だから高額になる。実感としては中央値の方が近い。逆に2500万円以上の世帯は34%になる。 
 
一部の金持ちが全体を引っ張っているのだが裕福なのは間違いない。50歳以下の世帯で貯蓄高1000万円以上は少ないと思う。リフォームよりも高くつく新築需要は50歳以下だろう。
 
60歳以上の方でもリフォームをする。長生きの時代はリフォームをして80歳まで保たせないとならない。以前なら壊れた機器類の交換が主だった。今はお金があっても墓に持って行かれないと大がかりにリフォームする時代になった。
 


リフォーム業者

今日も天気が良い。午前中はリフォームの見積もりを提出に現場へ行く。来週にも着工できるが大工と一緒に打ち合わせに行くことにした。現場はこちらの都合だけで決められない。工程の都合もあるし。 
 
アフターとか小さな工事が溜まってきた。全部終わるにはお盆前かかる。現場管理も毎日行かないといけないし結構疲れる。資材等の発注も不規則だし急ぐから私が引き取りに行く。 
 
昨年あたりから同業者から引き合いが増えた。新築は大工もいるがリフォームは手間もかかるし見積だけでも相当の知識がいる。挙句に工事する際は手配も難しい。 
 
以前だったら工務店のようなところに丸投げで済んだ。工務店の大工が減って実質廃業に近いところが増えた。大工一人でできる工事、棚をつけるとかの小工事しかできない。 
 
2,3人いないとできない工事などがやるところがない。工務店も昔の従業員を呼び出すが住宅会社などに入って抜けられない。親方一人ではやりたくともできない。 
 
ひどい話だが道具も機械も動かさないので使い物にならない。建材店の廃業もあって資材を購入できない。今の建材店はツケ売りしないから前金でもらわないと着工できない。これでは生き残れない。 
 
ツテをたどって当社に依頼が来るという訳だ。普段から同業と付き合いがない方だが顔が広ければ次々と来るだろう。新築はともかくリフォームはできる業者が限られている。リフォーム時代とは言うが新築よりも業者が少ない。


田植え

今日も晴れて現場は大工が最後の追い込み。3,4日もあれば終わるかもしれない。次の現場の見積もりとか図面作成で午前中かかる。午後から資材の引き取りとか金物を届ける。 
 
例年今頃の時期は晴れて気温も暑くもなく気持ちが良い日が続く。自宅周辺の田圃は水を入れて田植えの準備が始まった。20日頃がピークだろうか。 
 
毎朝タクシーが我が家まで孫を迎えに来る。学校統合で自宅前の小学校が廃校になった。近い小学校まで毎朝タクシーが3人の小学生を乗せていく。学年が違うので孫は緊張の面持ちだったが慣れたようだ。 
 
タクシーの後ろを付いていくと中で3人がふざけ合っている。タクシーの運ちゃんが後ろを振り向いて何かたしなめている。子供は環境にすぐ対応する。 
 
人口減は郊外にある我が家も身近に感じる。老夫婦だけの世帯が半分くらいある。子供が出て行ったら戻るところは少ない。親しいかたが亡くなって奥さんだけになった。 
 
息子が3人いても同居もしないようだ。今は元気で一人で何とかなるがこれからどうなるか。所有する田圃は大規模に耕作するところに無料で貸している。自分の田圃を他人が耕作するのは複雑な気持ちだろう。


一本釣り

今日も晴れて良い天気。現場は大工が仕上げ工事。午前中改装の見積もりに現場へ。来週にも提出予定だ。これからの予定の工事の図面作成が進まない。土壇場にならないと描けないと言うか描く気がしない。 
 
職人不足のご時世でたまに大工工事をやって欲しいと電話が来る。大工不足で現場が重なったりすると施工できない。仕方なく単発で請けてくれるところを探す。当社から見れば下請けになる。 
 
住宅会社は工務店と違い取るのと工事するのが別なところが多い。住宅会社は仕事を取ったり材料を搬入し職人に工事させる。材料は建材店やメーカーから買うので不足とかはない。 
 
問題は職人で現場ごとに大将になる大工に請け負わせる。総額幾らと決まっているので少ない人数で早く終わると儲かる。プレカットで建材が普通だからすぐ慣れる。体力のある若い大工が好まれる。 
 
若者同士で組んで猛烈な勢いで早く片付けると儲かる。残業早出休みなしで頑張れば可能だ。ただし疲れるし家族もちはやりたがらない。高齢組もやりたがらないし簡単すぎて面白くない。 
 
で、当社のように一本釣りで大工を雇うところに集まってくる。期間が短く仕事は昔風で一月もすればいなくなる。また別な大工を雇うのだが重要な仕事はやらせない。 
 
高齢化は大工も同じで早く帰る、土曜は休み、一月で辞めるの普通だ。承知で雇うので人数さえ揃えば良い。肝心なところは息子一人でやるから真面目でさえあれば十分だ。年々一本釣りが容易になってきた。