青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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床暖房

日中の氷点下は今日も続く。やっと部品が入ったトラックは引き取られて行った。代車が乗用車なので楽なのだが荷物が積めない。後片付けに入った現場にはゴミが山積みになっている。 
 
事務所の暖房の故障は来週までかかる。自宅からファンヒーターを持ち込んで電気ストーブと二台で間に合わせている。足が冷たくならないのは床暖房の威力だ。 
 
リフォームの現場へ行くと断熱の不満が結構多い。築15年くらいでもひんやりする。ペアガラスが入っているのに窓の近くは冷気が流れる。 
 
今は同じペアガラスでも空気層が広い。部品も伝導率の低いものに変わった。だからひんやりする感じはほとんどなくなった。性能アップということだ。 
 
冷たい空気は足元に溜まりやすい。床が冷たいと余計寒く感じる。床暖房は上は暑くないのに足が暖かい。仕事など動きがある場合は上が冷たい方が良い。 
 
今ストーブの熱は上に上がってきて顔が熱い。足元は寒く快適ではない。少しでも床暖房が効いているとだいぶ違うと思ううが。写真は引き取られて行くマイトラック。 
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現場管理の正念場

今日も厳しい冷え込み。昼頃になって気温が上がると動いたトラックがダメになった。明日は修理に出す予定だが何日かかるか。 
 
現場は仕上げにかかってひっきりなしに電話が来る。寸法や仕上げ方とか細かい部分の問い合わせだ。1階2階と別れて仕事をしているので別々に聞いて来る。まあ電話が来るようだと良い方で間違えるよりは良い。 
 
外部もコーキングや塗装が明日で終了する。足場を外して外構に取り掛かる。雪があるので整地くらいしかできない。仮設トイレ以外はすべて撤去する。 
 
20日以降は左官を予定しているがタイル張りまで3週間ほどかかる。同時に電気の配線とか照明器具配線を進める。天井は和紙クロスを貼るので左官の合間を見て入れる。 
 
大工がいなくなると各業者がバラバラに同時進行になる。左官が壁を仕上げるとコンセントやスイッチをつけるとか進み具合を見て施工する。お互いがバッティングする時はなどは私が調整する。 
 
あと一月ほどで建物本体は完成する。資材の発注とか仕様など次々と進めていく。遅れると違う業者にまで遅れが出てしまう。これからが現場管理の正念場だ。


温暖化って

今日も冷え込みは続き今度は事務所の暖房が止まった。石油給湯機で床暖房をしているのだが動かない。給湯器の本体を見たら灯油が流れてこない。 
 
何年も灯油タンクを使うと水が溜まってくる。それが凍ると灯油が慣れてこない。溶けるまで気長に待つよりなさそうだ。バーナーで炙れば良いかもしれないが危険だし。 
 
温暖化と言うがここ何年かない寒波が発生している。車が動かなくなったり給湯機が止まったり散々な目にあった。トラックの修理費が4万7千円かかるが給湯機はどうなるか。 
 
リフォームの物件を見積もりしているが断熱に関しても問題が多い。暖房しても寒いと言うことだが断熱はお金がかかる。床壁天井を完璧にやらないとどこかで逃げしまう。 
 
築50年も経つような家ならまだしも築年数が比較的新しいと悩む。大掛かりにやるつもりがないのに結構な金額がかかる。最近は仕事の半分以上はリフォームになってしまった。 
 
新築以上にリフォームは技術的な裏付けがないと難しい。職人も設計者も慣れないと費用ばかりが膨らんでいく。施主とのトラブルも多いと聞く。


トラック故障

一昨日から何年ぶりかの風邪をひいてしまった。土曜は打ち合わせの約束があってやっとの思いでこなした。悪いことは続くものでトラックが冷え込みでエンジンがかからない。 
 
昨日は一日じっとしていたが今日は朝から忙しい。家内用の乗用車で現場や配達に行った。トラックがないとこんなに不便なのかとつくづく思い知ったわけだ。 
 
トラックは気温が上がると午後にはエンジンがかかる。一晩おくとかからなくなる。当初はバッテリーかと思い修理工場に持ち込んだがバッテリはなんともないと。セルモーターが古くなって回らないだろうと言う。 
 
今日も祭日なので部品の発注ができない。早くとも水曜か木曜あたりだ。その間午前中は乗用車で午後はトラックということになりそうだ。何も荷物を積まないで走ることは少ないので非常に困る。 
 
1年に1度くらいは慌てふためくことがある。25年も乗っているとそんなものだ。持ち込んだ修理屋もいつまで頑張る気かとからかわれる。代わりの新車が見つからないのと息子の軽トラをなんとかしないといけない。 
 
どちらを先に解決するかと言われれば軽トラだ。何と言っても毎日のように荷を満載で走り回る。距離も10万キロを超えた。今年こそ何とかしないと思っていた矢先だ。また出費がかさみ悩みは深い。


理解不能

今冬一番の冷え込み。昨夜は雪も降って道路は凍る。現場へ行く途中は空いていて良いのだが大工たちは休みで息子一人。職人はこう言うところがルーズでサラリーマンには理解不能だろう。 
 
理解不能と言えばいつも頼んでいる大工がいる。最近でこそ息子が主流になって活躍の場が減った。彼は自分の生家の郊外の町に住む。どこにでもある老人だらけの過疎の町だ。 
 
毎年のように彼は地元で家を建ている。その地域の新築需要をほぼ独占と言ってもよい。建て主は幼馴染みで同年代の60代が多い。建てる家も地元材を使ったごく普通の昔風の田舎の家だ。
 
農家がほとんどでお世辞にも裕福には見えない。老夫婦しか住んでいないところが多い。子供と同居かと思えばそうでもない。建て替えの必要性がないようにも思える。
 
まず最初に仮住まい用の小屋を新築する。そこに引っ越すと母屋を解体し新築となる。60坪くらいが多く大きいのは70坪を超える。そこに住むのは老夫婦だけ。 
 
今までの慎ましい暮らしぶりとは似つかわしくない大きな家を建てる。昔風の天井の高い柱も1尺(300ミリ)もあるような豪快な農家住宅である。長年なぜこんな家を同居もしないのに建てるか不思議だった。 
 
隣近所に負けないような立派な家を建てるのが農家のステイタスなのだと言う。若い時から家を建てるために必死で貯める。やっと60代になってほぼ全財産をかける。家は理解不能な理由で建てる方がいる。