青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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検査

二戸市の現場へ材料の搬入。レンタカーを借りて一気に材料を運ぶ。午前中かかって配達と土台の墨出しをした。明日から大工が二人で建てる。 
 
新築の現場は掃除と電気の検査があった。土留めと駐車場の工事は継続し縁石の敷き並べが完了した。あとは前の部分の土留めと叩きが残った。明日以降も継続して工事するが来週いっぱいはかかる。 
 
建物は建具と畳の取り付けとエアコンの室外機の設置がある。20日までには完了予定だ。19日は完了検査があるが残るのは建具だけだ。 
 
シックハウスのための検査が今でもあって建具も対象になる。無垢材であればもちろん問題なしだが合板の建具はいわゆるフォースターと呼ばれる認定品に限られる。フォースターでないものはほとんどないから無意味な気がする。 
 
こう言った検査項目の中にはあまり現実的でないものが結構ある。今でもシックハウス対策として室内の換気の規制があって換気扇が必需品だ。シックハウスの元となる建材が改善されているのに検査が継続するのだ。 
 
建築確認は基準法の大きな改正がないので結構古臭い。たかが住宅なのに着工前と中間と完了と3回も検査がある。役所の職員が二人で現場まで検査に来る。無駄な経費なような気する。 
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早くて丁寧

午前中は雪が降りしきる中ゴミ片付けに行った。月末に風呂の改装を予定しており下見も兼ねて大工を連れて行く。終わってすぐ新築の現場へ後片付けに回る。 
 
明日は清掃業者が入るので大きなゴミは片付ける。養生を剥がし傷を直したり間違いを見つけるのだ。床が杉なので柔らかくすぐ傷がつく。養生をするときにゴミを挟んでしまうと床が凹む。 
 
大工の性格にもよるがきちんと掃除した上で施工する。息子はこう言うのに神経質でうるさい。年上だろうが先輩だろうが遠慮しない。相棒が居付かないのはそれが大きい。 
 
一生懸命作ったものが傷だらけなのは許せないのだろう。孤立しがちな大工は概ねうるさい。仲間に嫌われるから誰も組みたがらない。一人で仕事をするのを好むのも多い。 
 
元請けをする方から言わせれば工程が狂うし面倒臭い。仕上げが綺麗なのは良いとして工期が遅れてしまう。だからと言って粗末にやれとは言えない。早くて丁寧なんてのは高望みであってどちらかだ。 
 
当社は工期よりも仕上げを優先している。遅れて謝るのはよくあることで無理に急かしたり人数を投入しない。後期が長引けば経費もかかるし苦しいのだが。


短期決戦

今日は雪が溶けた現場で外構の工事が再開。道路の縁石の交換も同時進行。明日は内部の養生を剥がし清掃する。明日は掃除屋が入ってさらに綺麗にする。 
 
建物と道路の間は駐車場になるがコンクリート叩きとコンクリート平板になる。コンクリート平板は種類が様々あって色寸法が違う。多いのは30センチ角で厚さが3センチと6センチ。 
 
厚い方がでこぼこが出にくく安定性する。目地を大きく取ると後で歪みやすく突きつける方が良い。車が乗り上げる場合は下地に砕石を入れ砂を撒いて並べる。

作業場へ寄り15日の材料の搬出の打ち合わせ。足場からシートまで一式をレンタカーに積み込む。一週間で完成予定なので加工した材料を持ち込み建てる。 
 
応援の大工と二人で工事する。工事中の現場は二つになるが再来週にはもう二つ着工する。その打ち合わせの電話もひっきりなしだし工事ための駐車場を借りたりてんてこ舞いだ。短期決戦が多いのであっという間なのだが。


段取り

昨日の雪で道路はもちろん一面銀世界。気温が上がってすぐ溶けたが現場の外構工事ができない。溶けて乾いてからでないと掘れないからだ。毎年今頃の時期は必ずあることなのだが。 
 
増築の現場の刻みも進んで羽目板とか材料を調達する。レンタカーを借りて一気に運ぶ予定だ。刻みをして現場で一気に組み立てる。応援も呼んで1週間で完成させる。 
 
こう言う工事は段取りが大切で必要なものを全部運んで一気に仕上げる。業者も毎日連絡を取り合って遅れないようにするのが大事だ。あれができないからこれが遅れてなんてのはご法度だ。 
 
建材とか材料はあらかじめ倉庫へ搬入して毎日現場へ運ぶ。足りないのも余っているものもすぐわかるし現場が混乱しない。手際よく進むと見ていて楽しい。 
 
搬出経路の駐車場を借りたりゴミもついでに運んであげたり雑用は全て私が片付ける。細かく気張りするのが大事なのはもちうろんだ。集金時にあれこれ言われたりしないで済む。


渋る業者

春には珍しく朝から強い雨。現場は照明器具取り付けなので影響はない。外構も予定していたが中止。増築の現場も基礎工事は中止。事務所で見積もりや図面作成。 
 
風呂の改装を頼まれて水道業者と見に行く。猛烈に降った時ですっかり濡れてしまった。古い建物が多い中心街の貸家で40年以上は経っている。風呂だけでなくどこもかしこも傷んでボロボロだ。 
 
解体材を搬出する経路も隣地がくっついていて通れない。向かいの駐車場を借りるよりない。水道業者は猛烈に忙しくて日程を組めない。解体と大工は何とかするが給排水ができない。 
 
半分脅すように強引に日程を決めてしまった。風呂はもちろんユニットなので組み立てる日程がある。その業者も混んでいるので早めに発注しないと難しい。その前に水道業者を納得させないとならない。 
 
渋る業者を強引に日程を決める。すぐユニットを発注し予定日を決める。あとは何とかなると腹をくくるしかない。リフォームブームなので関連業者の水道、大工が手配できない。 
 
今週は比較的ノンビリだが来週は猛烈に現場が重なる。完了検査もあるし仕上げの取り付けも重なる。リフォームの現場は次々と着工する。しばらくは緊張の日々になりそうだ。