青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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長持ち

今日からオリンピックが始まる、あまり関係がさそうだが。昨日早速サッカーが負けたし。次のオリンピックの開催国が日本なので大いに盛り上がるだろうね。都知事選挙の騒動が尾を引いてそちらもオリンピック絡みだし。 
 
今日は書類や図面を用意して明日の打ち合わせに備える。事務所の玄関ドアが22年目で腐って穴が開いた。で、アルミ板を貼って隠した。サッシ屋からアルミ板の切れ端をもらって自分で貼った。 
 
22年くらいで腐って穴が開くのは尋常ではない。メーカーの名誉のために言うなら原因はこちらにある。住宅用玄関ドアを入り口に使用する際に模様つきガラスを透明に変えた。型ガラスは厚さが4ミリで透明は3ミリである。 
 
ビートと呼ばれるゴムでアルミ枠に押し込んである。薄い透明に変えたのにビートをそのまま再使用した。隙間が空く道理で長年に漏って中が腐った。本当は交換した際にビートではなくシリコーンでコーキングするべきだった。 
 
腐ったところをえぐり出して貼るのだが表面のアルミの下は発泡スチロールになっている。木枠にアルミ板を貼っただけだ。私も勤めていた会社だからあまりなことは言えないが少しひどい。 
 
これだから建材が20年くらいしか持たないと言うのを納得してしまう。何かの原因で表面が腐るとひとたまりもない。木製ドアも使ったことがあってこちらも表面が汚れて怒られたものだ。 
 
丈夫そうなアルミ製でもこの程度なら汚れても本物の木の方がまだマシだ。県産材にこだわるようになったのにはメーカーでの体験も一因になっている。 
 
見た目優先で耐久性にはあまり関心を持たないのがメーカーだ。住宅会社も同じで長持ちは家ではなく儲けたメーカーの方なのだ。


オリンピック

気温が高い割には風があって涼しく感じる。事務所は日中から夕方にかけてが一番暑い。日当たりが良いということだ。朝から盤まで図面と格闘。少し疲れたが日曜の打ち合わせまでに完成させないと。 
 
選挙が終わったかと思うとオリンピックが始まる。今月中はどこのチャンネルに回してもオリンピックだろうか。4年後には日本中がオリンピックで盛り上がるだろうね。野球も競技種目に選ばれたし。 
 
開催に手を上げた時は絶好中の景気だったのに今は青息吐息のブラジルだ。よもや日本もそうならないとも限らない。まあ景気対策としてはかなりの効果が見込まれるから大丈夫か。 
 
建築、土木はバブル以来の好況に沸くだろうね。人手不足も何も地方の津々浦々まで好況になるかもしれない。調子がでてきたインバウンドも絶好調だろう。だれが首相でも良い思いをするだろうね。 
 
資材の高騰とか人手不足はすぐ思いつくが工期の遅れなどで経費が膨らむと言うのもありそうだ。安い物件を抱えるより工期があって利益率の高い物件に集中しないと。むやみやたらに物件を追いかけても厳しいかもしれない。 
 
こう言うのは時間をかけてじっくり体制を整えないと。いきなり高い物件とか言っても難しい。まあ当社は古民家一辺倒の予定なので変えようがないけどね。……それにしても暑い。


在庫の整理

かなり暑くて日中は外に出る気がしない。朝床屋へ寄りその後業者と打ち合わせ。手直しの現場の材料を作ってもらったり取り付け等の相談。午後も家内の用でホームセンターへ買い物。戻ってブログを書いて終わり。

本格的に暑くなって仕事もあまり忙しくないので時間が取れる。来週からはお盆休みに入るのでまた時間が余る。暑いだろうから薪割りもやりたくないし材料の積み出しもまだだ。自宅倉庫もいよいよ在庫がなくなる予定だ。 
 
作業場へ全部持っていく予定なのでこちらはゴミだけになる。作業場として借りる前は倉庫で借りていた。そのころは在庫も少なくいくらでも在庫できた。自宅脇に倉庫を建ててクレーン付きトラックを置いて在庫を増やした。 
 
倉庫は動かすリフトかクレーンが必要だ。作業場も作ってそちらにはフォークリフトを置いた。自宅倉庫にはクレーンを置いて動かした。維持費がかかるのでクレーン付きは売却して在庫を減らすことにした。作業場へまとめてしまった。 
 
自宅倉庫はただの物置や車庫として使っている。フローリングや羽目板の材料を運び出せばほぼ空になる。ガラクタだけの単なる物置にするつもりだ。薪用に残して置いた材木もたまってきたので切らないとならない。丸太から作るのでないので主に針葉樹だ。薪としては不満もあるが乾燥しているのが取り柄だ。 
 
チェンソーを使うのであまり朝早くはできない。電気チェンソーもあるので朝はこちらを使う。日中は遠慮もいらないのでエンジンチェンソーだ。力も強く切れ味も良い。何より電気のコードもいらないしね。お盆休みとか暇ができるとこれをやっている。


35万キロ

いよいよ35万キロに100キロと迫る。私のピックアップトラックである。23年目にして35万キロになる。年に1万5千キロだから後3年ほどで40万キロになる。最低でもその頃までは乗るつもりだ。同型式の車はあまり見なくなった。 
 
多分現役でガンガン走っているのはこれだけだろう。バックのアオリは凹みサイドも傷だらけだ。多少擦っても気にしないが修理屋は眉を潜める。車を洗う習慣は殆どないので汚れたら雨までそのままだ。 
  
もちろんマニュアルなのでギアチェンジが必要だ。滅多に使わないところはすでに動かない。4輪駆動に切り替えるときは修理屋に持ち込まないと動かない。助手席のドアはギーギー音がするしサンバイザーも動かない。ギアシフトのノブの印がすり減って読めなくなった。 
 
ペダル類もすり減ったのか雨の時は滑る。家内が乗る時はマットやガラスのの汚さに呆れる。そう言えばあまり拭いた記憶がない。それなのに外観は傷を除き綺麗な方だ。3年ほど前に全塗装してもらった。少なくとも外観上のサビとか穴はない。 
 
もうここまで来ると意地でも乗る気でいる。車検毎に修理費が20万円以上かかるがもったいないと思わない。私が引退するのか廃車が先か根比べのようなものだ。エアーバックもなくドラム式のブレーキなど決して快適とは言えない。自営になって5年後に買ったトラックは私の自営の歴史そのものだ。


フラット35

不幸ごとがあって朝晩しか仕事できない。気温も低めであちこち歩くので都合は良かった。ほぼ毎月のようにあって慶弔と言うが慶はほとんどない。仕事もお盆過ぎは低調な感じで先が思いやられる。 
 
朝の少ない時間で図面を描き始めたらあっと言う間に出かける時間に。慌てて自宅に戻り着替えて火葬場へ。次の契約が迫って図面の訂正がかなりある。直しておかないと後で困る。確認申請もなんとかなってフラットの申請を残す。 
 
住宅ローンは銀行とフラット35に分かれる。銀行は審査が多少厳しいが業者には緩い。着手金も繋ぎもすぐできる。ところがフラットは施主には優しいが業者には厳しいところがある。確認申請とは別にフラットの設計審査を受けて検査もある。作りが良くなるのと検査が二重にある。 
 
銀行ローンよりは多少仕様や検査がある分業者は面倒臭い。なので住宅会社は銀行ローンを勧めてくる。自分たちに有利に運ぶように銀行に変わり融資の面倒を見る。と言っても準備や段取りをレクチャーして客を囲い込む。  
 
ほとんどの方は初めての家つくりだからどうやって資金を作るか知らない。ただの借金なのだがさも提携しているように見せかける。金さえ掴めば後は設計次第となる。もちろん予算はわかっているしそもそも予算は自分が作ったものだ。 
 
土地購入からだとその時点でローンを組む必要がある。住宅の業者が決まらないとできないからローンを組ませたら家は付いてくる。なんだかな….こんな家つくりで良いのかね。家がまるで土地の付録みたいではないか。そう思っている私が変なのか。