青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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駆け込み

晴れたり曇ったりのすっきりしない天気。リフォームの現場は大工と基礎屋が入る。増築部分の基礎を打って屋根を伸ばす。上では大工が下では基礎屋が作業する。 
 
明日はまた二戸の現場が再開する。電気工事を追加して照明器具を取り付ける。現場で指示する必要があるのでまた行かないといけない。 
 
電気工事屋も忙しいとかでなかなか時間が取れない。あちこちの現場で遅れが出てきた。一部の業種が重なりが目立っていた。電気屋は比較的職人も若く数も減っていない。 
 
思うに消費税上げ前の駆け込み需要なのだろう。昨年は当社も客数が多かった。今年は現場は多いが客数は減っている。これは当社だけでなく下職の業者も似ている。 
 
建材店などは今年の需要を厳しく見ている。今の現場が終わればヒマになると。どこも今は現場をこなすのに大忙しなのだ。 
 
ところが大工の動きは微妙に仕事が減り気味な傾向だ。リフォームの現場に助っ人探しをしているのだが割と見つかる。昨年は全くダメで新築を息子一人でやったのに。で、今日から一人来てもらっている。


分かりにくい家

今日から4月、元号も決まったし孫も小学校だし、関係ないか。リフォームの現場は順調に進み大工、水道、基礎、電気と大人数。駐車場が広大なのでどんなにか助かるか。 
 
解体は終わって外壁の断熱材を取り付けサッシがついた。玄関部分が大きく変わるので明日から本格的に工事する。既存より少しだけ増やして玄関位置が変わる。 
 
玄関が真ん中にあって左右に部屋があると言う昔風の家だ。作る大工はわかりやすく構造も簡単になる。真ん中廊下は効率が良くコンパクトにできる。 
 
その反面玄関からいきなり家全部がわかってしまう。奥行きの無いわかりやすい家だ。あるべきところにあるから面白く無い。意外性がほとんどなく個性も住む方の思いも何も無い。 
 
玄関を入った途端どこに何があるか分かりにくい方が面白い。印象に残る家になる。窓一つとっても見えるものによってまた隠されたもので随分変わるものだ。 
 
照明も真ん中にひとつよりもライン照明とか間接照明、ダウンライトで随分豪華になる。そこが設計の腕なのだが施主に説明してもなかなか理解されない。安易に妥協して言いなりになり易い。 
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サッシ屋

朝一でサッシ屋さんのところへ。解体の現場の取り外したサッシを引き取ってもらう。どう言うわけか私の電話が通じない。仕方なく彼のところへ行く羽目に。 
 
リフォームの現場では大工が床の解体と断熱入れをしている。ゴミ屋さんはサッシ類は持っていかない。で、サッシ屋さんに頼んだわけだ。ガラスの入ったサッシは割れる恐れもあり邪魔になる。 
 
私は35年前にはサッシメーカーの営業だった。その時の客だったサッシ屋さんと今も付き合う。なぜゴミの処分を依頼したかと言うと処分場ではサッシ類は高い。 
 
サッシ屋ガラス屋はアルミとガラスの処分ルートがある。昔は買い取ってくれたが今は逆に金を取られる。なのだが安いからサッシ屋に処分してもらったほうが安くつく。 
 
当たり前だがサッシ類はガラスが入っているので運ぶのが専用車両でないと面倒だ。もちろん彼らの車はサッシを運搬するようにできている。と言うことで今でもガラス、サッシの処分は彼らに頼む。 
 
長くやっていると色々なルートを覚えてなりなりにコストを下げることができる。まあこれも経験の一種だろう。


仕事が増えた

今朝は冷え込んでちらほら雪が降った。リフォームの現場で基礎の追加工事の打ち合わせをした。外壁も剥がしむき出しになった構造を見ながら打ち合わせできる。 
 
リフォームが一つ終わって現場は3箇所になった。明日にも一つ終わるから残りは二つ。二戸市の現場は照明をつけて大工が羽目板を貼れば終わる。 
 
先週と今週は現場が重なって正直疲れた。せいぜい二つくらいに絞りたいものだ。集中できないので失敗も増える。現場へ行く途中も考え事をするから危ない場面もあった。 
 
免許の書き換えと車の車検がある。このあいだタイヤ交換をしたらタイヤを留めるボルトが折れた。フロントガラスに傷がついて交換しないとならない。40万キロを超えた時にタイミングベルト交換のサインが出た。 
 
いつものことだがショックのバネが折れたりあれこれ交換がある。今年はいつもより多そうな感じだ。月の給油スタンドの請求も増えた。この調子だと年間で3万キロに近くなる。今までの平均が1.8万キロなのに。


業者の気心

外構の現場では最後のコンクリート平板の敷き込みが完成した。あとは仮設トイレを置いてある部分の整地のみ。やっと完了にめどがついた。リフォームの現場は解体が続くが構造材の入れ替えが少しずつ見えてきた。 
 
風呂の改装工事も今日で終わって使えるようになった。正味4日間、まあ早い方だろう。解体後配管を直してコンクリート打設、ユニットの組み立て大工が外壁と内部の施工、電気配線とこれを一気に次々と業者が入る。 
 
コンクリートは基本二日ほど置かないと硬化しない。それを思うと4日間でできたのは順調だった。時間まで指定して業者を入れるところがミソだ。人手不足の折からすぐ来ない業者を動かす。 
 
普段の付き合いがものを言いそうだ。段取りがリフォームでは一番大切だ。どのタイミングで入れるかの判断は経験がものを言う。職人の施工時間と難易度を判断できるかだ。 
 
解体は何時間でできるか、配管は….。いつも業者と付き合って気心を知るところが大事だ。指定時間に来るかどうか、遅れ気味かどうかなど。順序があるので前の業者が終わらないと次が施工できない。これは経験がないと難しい。 
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