青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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ホタテ漆喰

今日も現場は続く。風呂の改装はユニットバスの組み立て取り付け。リフォームの現場は解体と木材の加工に分かれる。解体後の下地作りが始まりサッシの取り付けをする。 
 
車庫のコンクリートはできて明日はコンクリート平版を敷く。新築工事はそこで終了になる。11月から5ヶ月の工事は終わりになる。どちらかと言うと総二階の今風の家で漆喰も模様付きになる。 
 
いつもは本漆喰が多いが今回はホタテ漆喰を使用した。ホタテの貝殻を粉砕した粉を混ぜた漆喰だ。仕上がりは一緒だが職人に言わせると滑りがやや悪いと言う。普通の漆喰は海藻など海苔が入っていて滑りが良い。 
 
本漆喰は割れ防止にスサと言う繊維が混ぜてある。そのために塗ってから飛び出たスサを寝かすために撫でないとならない。怠ると仕上がりがざらついて触ると痛い。 
 
スサが入っているので割れにくいなど少々の違いはある。価格的には似たようなものだ。職人によっては塗りにくいとも言う。普及するかどうかは価格次第だが環境保護の観点からは良いと思う。 
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規則違反

今日も現場は何箇所も続く。それぞれの現場へ顔を出すだけで午前中はかかる。その上浴室の改装のように時間との勝負のようなのもある。解体設置で5日間を見込む。 
 
引き渡した現場の外構が大詰めを迎えている。駐車場のたたきを明日打設する。平版を並べるのが最後になるが金曜日ごろまでかかる。なんとか今月中の完成を目指している。 
 
敷地から購入なので道路はすでにできていた。車道から敷地へ入る縁石の切り下げがずれている。車の侵入経路がまっすぐでない。歩道部分も公共のものであるから小さくとも公共工事になる。 
 
たかが5mほどの工事に工事担当者が一日駐留する。することもないから車の中でスマホを弄っている。手順は大きくても小さくても同じだから管理監督は暇になる。しかし規則であるから一日付く。 
 
歩道から給水の取り出し工事も同じだ。工事標識を立てガードマンが二人付く。行き止まり道路であるから滅多に車は通らない。なのだが規則は規則だ。 
 
リフォームの工事着工前にお施主様が直に土留め工事を業者に依頼した。当社が入る前に完成予定だったが遅れてダブってしまった。道路にはダンプやゴミ収集車、職人の車が溢れている。 
 
公共物件を専門とする業者なのか道路にガードマンを立てた。民間だからいなくても良いだろうにきっちり一日いた。こちらも行き止まり道路だから交通量は少ない。 
 
なんでも規則規則と無駄とか安くあげてとか思わない業者が増えた。行政に怒られるのは自分だからということだろうか。当社ならそんなものは考えない。規則違反なのかもしれないが。 
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そば打ち

昨日は一家総出で蕎麦をご馳走になった。基礎屋さんが蕎麦に凝って段位も取るほどだ。産地により風味も味も違う。つなぎの粉にもこだわりがあって北海道がどこそこがとうるさい。 
 
大工さんや建具やさんも一緒に自宅車庫を改造した蕎麦屋に集まった。鉢も包丁も延べ棒もと全部揃えてご馳走しまくりだ。我が家は蕎麦は暖かいのが好きでざるそばはあまり食べない。 
 
蕎麦は好きだが凝るほどではない。乾燥物は食べないが微妙な味の違いもよくわからない。振る舞う方はいささか力抜けするだろう。蕎麦はそのものもだがつゆとかワサビなども重要だ。 
 
今日からリフォームが始まるので朝早くから現場へ行く。駐車場を借りるので挨拶に行かないといけない。解体のゴミを搬出する経路が狭くどうしてもお隣の駐車場が便利なのだ。 
 
なんども現場へ顔を出しゴミ業者を呼んだりエアコンの撤去を頼んだりほぼフル回転。最後は風呂解体後のぽっかり空いた外壁に蓋をした。見てると簡単そうだが見るとやるとは大違いだ。 
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小さい家

今日も朝から二戸市の現場へ。大工3人と板金が工事。電気工事の追加で完成は落ち越しになった。来週には網戸と塗装と電気が入る。大工は電気工事の後に入る。 
 
今日引っ越しの現場は朝一番でチェックをしてある。エアコンとお湯のチェックは生活するには欠かせない。来週からも引き続き外構で工事は継続する。 
 
月曜からリフォームの現場が着工する。屋根から外壁まで全面リフォームなので大工がたくさん入る。こちらもゴミのカゴとか鍵とかで事前準備が欠かせない。 
 
毎年このようなリフォームが出て来る。新築と違い老後の家という共通事情がある。建て替えかリフォームかで迷うのも同じ。もちろんリフォームの方が費用は安い。 
 
日本人はリフォームより新築を好むというデータもある。しかし長い老後を乗り切るには資金はいくらあっても良い。新築との差額は小さくない。 
 
逆にリフォームの方が自分の好みとか住まい方を選べる。新築は小さい家となるだけだからこだわりも自分の好みも取り入れられない。リフォームならそこは自由だし思い切ったこともできる。


コスト最優先

明日引越し予定の新築の現場へ行く。エアコンの調整と畳の搬入取り付けが完了し北湖し準備完了。玄関脇の手洗いと下駄箱周辺の塗装を完成させた。 
 
床以外は無塗装なので水が跳ねる部分が残っていた。水がかかる部分は塗装は必要だろう。自然塗料が残っていたので私が塗っておいた。引越し完了まで外構はとりあえず中止している。来週明けから開始する。 
 
二戸市の現場は大工が一人増えて明日の完成を目指している。外部のカラマツの板貼りも始まり室内の羽目板も貼り始めた。明日でほぼ完成になる。 
 
増築部分は外部も内部も板貼りになる。軒裏も見せて気分はログハウスと言う所か。当初は寒いと言うことで断熱がメインだった。どうせやるなら思い切ってイメージを変えたい。 
 
よくある総二階ののっぺりした外観から板貼りの下屋と部屋ができる。建物に奥行きが出て特に下屋の部分は今までとは違った使い道がある。 
 
田舎などでよく見る干したり吊したりするスペースができた。住宅会社の家つくりはそう言う家としての機能だけを追求する。家は何かを吊したり収納したり雨に当てずに置ける場所が必要だ。 
 
そう言う余分なスペースとか屋根が家に奥行きを出す。コスト最優先の軒先がない家はどこか暖かさがない。スッキリしたデザインとは言うものの本音はコストのために減らしている。
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